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2013.04.29
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カテゴリ: 教育評論


この問題で何人敵を作ったかわからないが、でもこのことは定期的に言い続けなければいけないことだと思う。今日は幾人かの言葉も引用して、精神医療被害とのつながりや関係性についてもあらためて書いてみたい。

以前も、なぜ親を味方につけようとしないのか、みたいな話があった。しかしそれは無理な話である。もし親子が共通認識のもと受診すればそれは可能であるが、対立軸のもと受診すれば、薬を飲まされている子供の味方をするしかない。薬を否定している立場の人間からすればそうなる。とはいえ、薬を否定していることが先に立って親を否定批判するわけではない。多剤療法を余儀なくされた患者の場合、ただ精神科医が悪いということではなく(もちろん一番悪いが)、多くのケースで親が子供をコントロールしたい、支配下に置きたいという願望があって、それと精神科医の策謀がセットになるから多剤に移行していくということが、第一の現実であるからこそ批判するのだ。

子供は模倣して育つ、と高らかに唱える有識者は多い。一言付け加えるなら模倣するか、正反対の行動を取ろうとするかということのなるだろう。もはや発達障害やアスペルガーやADHDなどというものが、ウソであることは何度も説明してきた。でもここであえて発達障害理論を参考にするなら、発達障害というのは一度覚えたことが容易に離れず、訂正が効きにくいということである。定型者はどこかで訂正したり方向転換できるし、しやすい。つまり発達障害の匂いがする人たちは、書き換えの効かない白いキャンパスそのものであるということだ。そしてそこにどんな絵が描かれているかは、まさに親や兄弟によって規定される。身近にいて幼少期に刷り込みや無意識の学習を繰り返すのは、その人たちであるから。例え発達障害に近い要素を持っていても活躍している人はゴマンといる。

多剤療法を長年にわたって行われてきた患者の場合、そして子供だけが薬を飲み親は飲んでいない場合、ほぼ確実に私は親を批判する。怒ることも稀ではなく、隠れ虐待とか共同虐待という言葉を使う。なぜかといわれれば、まずそのような患者は、一件で精神科を終わらせていることがほとんどなく、長年であるにもかかわらず、周囲の人間(親や親戚兄弟)が疑問に思わず、調べることさえないまま推移していることがほとんどだから(つまり真の意味ではやる気がない)。そして前述のように、薬を飲ませる動機が患者をコントロールしようという発想から始まっている。そして薬以外で人間的に対応した形跡が、親にほとんど見られないのも特徴である。にもかかわらずありきたりの行動をしただけで、親たちは自分がまるで被害者であり、一生懸命対応してきたような言動をする。

このように親が否定批判され、私に虐待扱いされた時、親の反応は本当に二分される。反省する親と絶対私は悪くないという親。そしてほぼ前者しか多剤療法から離脱し、精神医療から離脱できる患者はいない。後者など逆切れして診察室を出ていくし、そしてまた自分に都合がいい処方をしてくれる精神科医を求めていく。それでも立ちゆかなくなってくると、そのうち自分も発達障害だったと言いだす。だから仕方ないのだというが、その時点で自分を特別扱いしていることに気付いていない。もし発達障害であって仕方ないというなら、その親の理屈を借りれば親は患者同様服薬せねばならず、しかも多剤療法されてもしょうがないという話になる。

毒親という有名な言葉あるが、この言葉をそのまま本にしたものもある。あるブログから引用させていただいたその中身は、今回のブログ内容に近いとあらためて思った。毒になる親(スーザンフォワード)という本があるので、興味ある方は読んで頂きたい。
いわく「毒親」は(己の罪という)事実を否定する。
いわく「毒親」は問題を(精神科医に)なすりつける。
いわく「毒親」は改善(精神薬離脱)を妨害する。
いわく「毒親」は三角関係を作る。
いわく「毒親」は秘密を(精神科医と)作る。



内藤 総





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Last updated  2013.04.29 20:18:42
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