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2026年06月09日
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テーマ: 時短生活(101)
カテゴリ: 時短
「そんな未来みたいなもの、うちには必要ない」と笑っていた僕が、スマート家電に完全に頼り切るようになった話
娘たちが中学生になった頃、スマートスピーカーが話題になり始めました。
「アレクサ、今日の天気は?」「ねえグーグル、タイマーをセットして」——そういうコマーシャルを見るたびに、僕は「なんか恥ずかしいな」と思っていました。
機械に話しかけるなんて大げさだ。スイッチを押せばいいじゃないか。わざわざ声で操作する意味がわからない。
そう言いながら、僕はテレビのリモコンをソファのどこかに埋もれさせ、毎晩「リモコンどこ行った」と探し回っていました。
妻はそんな僕を見て、何も言いませんでした。
ただ、ある日突然、リビングにスマートスピーカーが置かれていました。
■ 妻が黙って買ってきた日
帰宅すると、テレビ台の上に小さな円筒形の機械が置いてありました。
「何これ?」と聞くと、妻が「スマートスピーカー。試してみたくて」と言いました。
「ふーん」と言いながら、僕は内心「また無駄なものを」と思っていました。
その夜、妻が夕食の準備をしながら「アレクサ、タイマー20分セットして」と言いました。
機械が「20分のタイマーをセットしました」と答えました。
妻は手を洗うことも、スマホを取り出すことも、タイマーを探すこともなく、そのまま料理を続けました。
たったそれだけのことでしたが、僕には衝撃でした。
濡れた手でスマホを操作する手間。タイマーを探す時間。そういう「小さな面倒」が、声一つでなくなる。
その夜から、僕もスマートスピーカーを使い始めました。
■ スマート家電が変えた、我が家の日常
それをきっかけに、我が家には少しずつスマート家電が増えていきました。使ってみて特に効果があったものをご紹介します。
① スマートスピーカー(音声操作)
娘たちの「今日の給食って何だっけ」という質問に、スマートスピーカーが答えてくれるようになりました。朝の「今日の予定を教えて」という声かけで、家族全員のスケジュールを確認できるようにしました。
何より驚いたのは、娘たちが自分から使い始めたことです。次女が「アレクサ、英単語の意味教えて」と宿題の合間に聞くようになりました。辞書を引く手間がなくなり、調べることへのハードルが下がった結果、わからない言葉をすぐに調べる習慣がついていきました。
② スマート照明(時間帯で自動調節)
就寝時間に合わせて自動的に照明を暗くする設定にしました。
以前は「もう遅いから電気消して寝なさい」と毎晩声をかけていました。それが、21時になると自動的にリビングの照明が暗くなる設定にしたことで、娘たちが「あ、もう寝る時間か」と自分で気づくようになりました。
親が声をかける回数が減り、娘たちの自律的な生活リズムが育ちました。
③ スマートロック(鍵の自動施錠)
「鍵締めたっけ?」という不安で引き返したり、寝る前に確認しに行ったりする手間がなくなりました。
スマホで施錠状態を確認できるので、出かけた後も安心です。娘たちが先に帰宅したときの解錠も、スマホアプリで対応できるようになりました。
「鍵を持ち歩くのが不安」と言っていた次女の心配も、これで解消されました。
■ 娘たちへの、想定外の教育効果
スマート家電を導入して、予想していなかった変化がありました。
娘たちがテクノロジーを「使いこなす」経験を、日常の中で積めるようになったことです。
音声で機械に指示を出す、アプリで家電を操作する、自動化された仕組みを理解する——これらは、これからの時代を生きる娘たちにとって、確実に必要になるリテラシーです。
難しい授業を受けなくても、毎日の生活の中でそのリテラシーが育っていく。スマート家電は時短グッズであると同時に、娘たちへの「生きた教育環境」でもありました。
今、大学生になった長女はITに関連する学びにも抵抗がなく、次女はアプリを使いこなすことへの苦手意識がありません。あの頃の日常が、そういう土台を作ってくれたのだと思います。
■ 「未来みたいなもの」が、日常になった
「そんな未来みたいなもの、うちには必要ない」と笑っていた頃の自分に、今の生活を見せてあげたいと思います。
声でタイマーをセットして、自動で照明が変わって、スマホで鍵を確認する。それが当たり前の日常になっています。
でも一番変わったのは、機器の便利さではありませんでした。
小さな「面倒」がなくなった分だけ、家族に向ける余裕が増えたことが、一番の変化でした。
妻がリビングにスマートスピーカーを黙って置いてきた日。あの日の妻の判断は、正しかったのです。





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最終更新日  2026年06月09日 18時33分15秒
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