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2026年07月21日
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テーマ: 時短生活(101)
カテゴリ: 時短

「時短しているのに、なぜかストレスが増えた」——そう感じていた時期に、妻が教えてくれた根本的な原因


時短を始めて1年半ほど経った頃、奇妙なことが起きました。


家事の時間は確実に減っていました。分担も定着していました。便利な家電も揃っていました。客観的に見れば、生活はずっと効率的になっていたはずでした。


なのに、なぜかストレスが増えていたのです。


「完璧にこなさなきゃ」という焦りが常にありました。「今日は食洗機をセットし忘れた」「ロボット掃除機を起動させ忘れた」——小さなミスが気になってしかたなかったのです。


妻に話すと、妻はしばらく考えてから言いました。


「時短が目的になってない? 時短はあくまで手段のはずなのに」


■ 「時短の完璧主義」に陥っていた


妻の言葉を聞いて、気づきました。


いつの間にか、時短のルーティンをこなすこと自体がプレッシャーになっていました。




本来、時短は家族との時間を増やすための手段でした。でもいつの間にか「時短を完璧にこなすこと」が目的になっていました。


手段が目的にすり替わる——これが、時短生活のストレスの根本的な原因でした。


■ 時短のストレスを減らすために変えた3つのこと


この気づきをもとに、時短生活のストレスを減らすための工夫を始めました。


① 「今日できなくても、明日でいい」を合言葉にした


「完璧主義」を手放すために、家族全員で「今日できなくても、明日でいい」を合言葉にしました。


ロボット掃除機を今日起動させ忘れても、明日でいい。作り置きが今週できなくても、来週でいい。手帳に今日書き忘れても、明日まとめて書けばいい。


この合言葉一つで、小さなミスへの過剰な罪悪感がなくなりました。


② 「しなくていいこと」をリストに書き出した


時短を「何をするか」の観点から見ていたのを、「何をしなくていいか」の観点にも目を向けるようにしました。


「毎日お風呂掃除をしなくていい(週3回でいい)」「副菜は毎日作らなくていい(市販のものでいい日もある)」「翌日の弁当の下ごしらえは毎日しなくていい(冷凍食品でいい日もある)」


「しなくていいこと」を明確にするだけで、毎日のプレッシャーが目に見えて減りました。


③ 「ストレスのサイン」を家族で共有するようにした


これは妻の提案でした。


「なんかストレスが溜まってきた」と感じたとき、家族に「今週ちょっとしんどい」と伝えられる関係を作ることにしました。


言葉にするだけでも、ストレスが軽減されます。そして「しんどい」と言われた側も、自然とサポートに回れる。


長女が「ママ今週忙しそうだから、私が夕食の片付けするよ」と言ってくれた夜があります。妻が伝えていたわけではないのに、長女が気づいて動いてくれた。そういう循環が、家族の中に生まれていきました。


■ ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があった


時短生活でのストレスを考え続けるうちに、気づいたことがあります。


すべてのストレスが「悪いもの」ではありませんでした。


「娘ともっと話したい」というストレスは、行動を生む「良いストレス」でした。「妻をもっと助けたい」という焦りも、変化のきっかけになる「良いストレス」でした。


一方、「時短のルーティンをこなさなければ」という強迫的なプレッシャーは、何も生まない「悪いストレス」でした。


「良いストレス」は変化を生み、「悪いストレス」は消耗するだけです。


自分が感じているストレスが「何かをよくしたい」という気持ちから来ているのか、「失敗してはいけない」という恐れから来ているのかを区別するだけで、対処の仕方が変わってきます。


■ 娘たちから学んだ「ストレスとの付き合い方」


娘たちが高校生の頃、長女が試験前にこう言っていました。


「完璧にやろうとすると緊張するから、最初から『全部はできなくていい』って決めてやると、不思議と集中できる」


長女のその言葉は、時短のストレスにもそのまま当てはまると思いました。


「完璧にやろうとする」のではなく「全部はできなくていいと最初から決める」。


子どもが自然と身につけていた考え方を、大人の僕がようやく学んでいたのです。


妻が「時短が目的になってない?」と言ってくれたあの日から、僕の時短生活は確実に変わりました。今は、時短のルーティンを「こなすもの」ではなく「使うもの」として、気楽に向き合えています。


ストレスを感じたとき、一度だけ聞いてみてください。


「これは、手段のためのストレスか。それとも目的のためのストレスか」と。





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最終更新日  2026年07月21日 19時50分21秒
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