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6月25日~7月1日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】6月25日 養生の床上げ梅雨の中休み ひろみ6月25日 父の日や周回遅れの日曜日 裕ゆう 6月25日 いにしへの風はこの色さくらんぼ 呑空6月26日 花茄子を守る振りする鴉かな ひろみ6月26日 朝顔市うす紫の売られゆく 裕ゆう 6月26日 シャッターの音に震へてアマリリス 呑空6月27日 さくらんぼ本日限りの値札付け ひろみ6月27日 睡蓮や波紋の下に動くもの 裕ゆう 6月27日 一代で身代を成しアロハシャツ 呑空6月28日 ででむしもお家へ帰る準備して ひろみ6月28日 白南風やセカンドフライを捕り落し 裕ゆう 6月28日 木洩れ日を移動して行く夏帽子 呑空6月29日 軽症と言へど大病ほととぎす ひろみ6月29日 薄雲の空を支へて合歓の花 裕ゆう 6月29日 シャンデリア光僅かに梅雨最中 呑空6月30日 虎ヶ雨閉館間近の芝居小屋 ひろみ6月30日 軒先の蔓しつかりと青葡萄 裕ゆう 6月30日 海鳴りを遠くに聴きてかき氷 呑空7月1日 七月の花火大会告知あり ひろみ7月1日 ナイター果て闇夜に帰る人の群れ 裕ゆう 7月1日 球場の砂掻く無念七月来 呑空
2023年07月02日
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6月18日~6月24日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 6月18日 今頃は古里背戸の花柘榴 裕ゆう 6月18日 間延びせし寝言一声扇風機 呑空6月19日 梅雨寒や犬の散歩の早仕舞 裕ゆう 6月19日 桜桃忌濁流のつづく地獄門 呑空6月20日 夏至の日は好きなことして暮れゆけり 裕ゆう 6月20日 図書館の読書席なる夏帽 呑空6月21日 紫陽花のうつり気今日の空模様 裕ゆう 6月21日 夏至の日に密談めける女学生 呑空6月22日 夕立の後は軒端の夕あかり 裕ゆう 6月22日 薔薇の門出でて病気自慢かな 呑空6月23日 潮風の巡る礎や慰霊の日 裕ゆう 6月23日 沖縄忌リュックに入れるペンライト 呑空6月24日 桜の実踏みゆく街の並木道 裕ゆう 6月24日 街の音煩わしくて明易し 呑空
2023年06月27日
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6月11日~6月17日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 6月11日 あふるるやよさこい祭りの大通り 裕ゆう 6月11日 親子して駒の取り合い涼み台 呑空6月12日 探知機の音ピンポンと梅雨入かな 裕ゆう 6月12日 紫陽花や園児の影の見え隠れ 呑空6月13日 待ち合はせいつもの道で夏薊 裕ゆう 6月13日 丘の上月下美人の群生す 呑空6月14日 野の花の風にゆらゆら五月晴 裕ゆう 6月14日 東北の絆の強さ夏祭り 呑空6月15日 草刈の音一段と雨上がる 裕ゆう 6月15日 短夜やスマホに答え書いてある 呑空6月16日 天翔て鳴くやお山のほととぎす 裕ゆう 6月16日 扇風機線香の香を運び来る 呑空6月17日 田園は昔も今も夏つばめ 裕ゆう 6月17日 ででむしの定められたる運命か 呑空
2023年06月18日
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6月4日~6月10日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】6月4日 万緑やカバの歯みがき虫歯ゼロ ひろみ6月4日 ポスト落つ新聞の音梅雨の入り 裕ゆう 6月4日 雨直ぐに来そうな空気江戸切子 呑空6月5日 黒南風に持って行かれるビニル傘 ひろみ6月5日 夏安居や雨の降る日も晴の日も 裕ゆう 6月5日 猫が覗く鉢に目高の影僅か 呑空6月6日 無期限の臨時休診梅雨の空 ひろみ6月6日 額紫陽花まんまる頭の見え隠れ 裕ゆう 6月6日 老鶯や限界にある村ひとつ 呑空6月7日 新じゃがや泥んこ遊び止められず ひろみ6月7日 鳥の声芒種の朝の明けゆけり 裕ゆう 6月7日 梅雨に入る裸婦像の手の指す彼方 呑空6月8日 あおむしの正体を知る五才の児 ひろみ6月8日 夏草や北の大地の走り人 裕ゆう 6月8日 奥の間の風よく通り夏の月 呑空6月9日 代診の見立ての速く濃紫陽花 ひろみ6月9日 夏衣施設の義母に会ひに行く 裕ゆう 6月9日 風通る広き座敷に夏料理 呑空6月10日 時の日やタイムマシンは夢の夢 ひろみ6月10日 薄桜忌施設の義母は立ち給ふ 裕ゆう 6月10日 噴水を中心にして子等遊ぶ 呑空
2023年06月12日
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5月28日~6月3日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 5月28日 新しき傘と繰り出す走り梅雨 ひろみ5月28日 ロボットの配膳夏のレストラン 裕ゆう 5月29日 疼痛に手のひら当てる梅雨入かな ひろみ5月29日 スマホ手にをみなひとりの立葵 裕ゆう 5月30日 雨の中やまあぢさゐを巡る旅 ひろみ5月30日 瓦屋根影くっきりと柿若葉 裕ゆう 5月31日 晴れの日は貴重になりて五月尽 ひろみ5月31日 黒南風やなほ庭草の静まりて 裕ゆう 6月1日 紫陽花や代役に沸く芝居小屋 ひろみ6月1日 走り梅雨水屋に瀬戸の碗ひとつ 裕ゆう 6月2日 大雨の迫る夕暮れ梅雨に入る ひろみ6月2日 朝まだ来警戒音や梅雨出水 裕ゆう 6月3日 覆る前例夏の嵐かな ひろみ6月3日 雲間より素知らぬ顔の夏の月 裕ゆう
2023年06月05日
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5月21日~5月27日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 5月21日 晴天の空うらめしき夏の風邪 ひろみ5月21日 鎌倉やペット連れ行く夏の浜 裕ゆう 5月21日 人力車目の前だけが青時雨 呑空5月22日 夏マスク外し改め初対面 ひろみ5月22日 降る雨や夏のマスクの役立たず 裕ゆう 5月22日 快速の追い越してゆく夏夕焼け 呑空5月23日 初心者の家庭菜園茄子を植う ひろみ5月23日 卯の花腐し有刺鉄線泪して 裕ゆう 5月23日 夏の雨自分の義務を果たすのみ 呑空5月24日 夏めくや当日券の売り切れる ひろみ5月24日 キャンパスの歴史語るや十文字 裕ゆう 5月24日 白日傘微妙な味が差をつける 呑空5月25日 喝采を浴びる代役薄暑かな ひろみ5月25日 カメラ持つ人や路端の布袋草 裕ゆう 5月25日 夏の風微かに開きし出窓かな 呑空5月26日 新緑やランチタイムのテラス席 ひろみ5月26日 麦秋や犬前後して散歩道 裕ゆう 5月26日 夏柳堆積岩の谷遠し 呑空5月27日 夏場所や期待の横綱復活す ひろみ5月27日 夜濯ぎやポンプの音の控へ目に 裕ゆう 5月27日 黒南風や虫一斉に運ばるる 呑空
2023年05月28日
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5月14日~5月20日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】5月14日 夏場所のはや完売と触太鼓 裕ゆう 5月14日 反戦の声は止まらず花水木 呑空5月15日 水中眼鏡映る魚の大きくて 裕ゆう 5月15日 箒目や捨てるに余る竹落葉 呑空5月16日 母の香をどこかに残し夏座布団 裕ゆう 5月16日 サングラス地下道にある狭き店 呑空5月17日 風の道見つけてしばし午睡かな 裕ゆう 5月17日 髪の毛を短めにして白き靴 呑空5月18日 朝ドラの終わるや否や夏日かな 裕ゆう 5月18日 考える事の煩わしくて九輪草 呑空5月19日 江ノ電は夏の雑踏無人駅 裕ゆう 5月19日 五月雨や人の多くて都庁前 呑空5月20日 潮風や友と語らふ海の家 裕ゆう 5月20日 被爆国立往生や花水木 呑空
2023年05月22日
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5月7日~5月13日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】5月7日 初夏の連休終り我が家かな ひろみ5月7日 今日の疲れ葉ごと剥して柏餅 裕ゆう 5月7日 水遣りや蜘蛛の怒りの目の確か 呑空5月8日 夏マスク外して知りし笑顔かな ひろみ5月8日 古里や茅葺き屋根を鯉のぼり 裕ゆう 5月8日 たかんなや歯が思ひ出す咬み心地 呑空5月9日 風薫る通過列車に手を振りぬ ひろみ5月9日 老鶯や湖面を声の蛙跳び 裕ゆう 5月9日 夏木立抜けて自転車疾走す 呑空5月10日 代診の医師に泣きだす幼児かな ひろみ5月10日 夏服の自転車通学路朝の声 裕ゆう 5月10日 ヨット出す娘はこれが初航海 呑空5月11日 本物の蚕豆を知る園児かな ひろみ5月11日 G7サミットを待つ夏の河 裕ゆう 5月11日 久々の開催めざす夏芝居 呑空5月12日 雷や復旧のめど立たずして ひろみ5月12日 人影の一人もなくて植田かな 裕ゆう 5月12日 病み上がり喜ぶべきか皐雨 呑空5月13日 夏風邪の治りきらないもどかしさ ひろみ5月13日 母の日や妻のお礼も画像にて 裕ゆう 5月13日 朝日あぶやはりそこには皐月富士 呑空
2023年05月15日
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4月30日~5月6日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】4月30日 山積みの書類裁けず四月尽 ひろみ4月30日 GW陸海空の連なりて 裕ゆう 4月30日 オーボエが別れを惜しむ四月儘 呑空5月1日 出来立てを勧める店主柏餅 ひろみ5月1日 メーデーの旗持つ顔のはにかみて 裕ゆう 5月1日 バスーンの刻むリズムや皐月来る 呑空5月2日 川風にいよいよ膨るる鯉のぼり ひろみ5月2日 高鳴りて高圧線の朝曇り 裕ゆう 5月2日 散策すつつじの丘に異国人 呑空5月3日 批判より議論を尽せ憲法記念日 ひろみ5月3日 論説は未だ二手憲法記念の日 裕ゆう 5月3日 トロッコ曲がる憲法記念日のレール 呑空5月4日 夏近し氏子ら走る旧街道 ひろみ5月4日 脚伸ばし犬横になる立夏かな 裕ゆう 5月4日 世の中は蝶の飛び方次第なり 呑空5月4日 世の中は決して戻らぬ修司の忌 呑空5月5日 物知りの古老を囲むこどもの日 ひろみ5月5日 球場は甲高き声子供の日 裕ゆう 5月5日 子に遺すもの何もなし端午の日 呑空5月6日 くらやみ祭静寂もどる夜明け前 ひろみ5月6日 葉桜の溜め息つくや雨の中 裕ゆう 5月6日 喉元を過ぎれば忘る夏立ちぬ 呑空5月6日 正直な気持ちが全て傘雨の忌 呑空
2023年05月08日
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4月23日~4月29日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 4月23日 明日への希望キラリと草若葉 裕ゆう 4月23日 いくたびも曲りたる道黄水仙 呑空4月24日 清流のダイヤや砂の蜆掘る 裕ゆう 4月24日 仕残せしことの多くて檸檬の忌 呑空4月25日 萌黄色園庭静かに春惜しむ 裕ゆう 4月25日 軒下に積まるる薪や竹の秋 呑空4月26日 新幹線霞の中の遠景色 裕ゆう 4月26日 剪定をやり過ぎたよう遠目にも 呑空4月27日 人類の及ばぬことも朧月 裕ゆう 4月27日 午後もまだ止むことの無き春の雨 呑空4月28日 手始めに靴下三つ春の服 裕ゆう 4月28日 老鶯の声跳ね返す瓦屋根 呑空4月29日 今日もまた風強き日や昭和の日 裕ゆう 4月29日 スカーフを必ず巻いて昭和の日 呑空
2023年05月01日
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4月16日~4月22日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 4月16日 手を出せば同じ手を出す子猫かな ひろみ4月16日 街の灯の瞬く頃や暮の春 裕ゆう 4月16日 人の道夫々違ひ康成忌 呑空4月17日 亀鳴くや聞く耳持てぬ政 ひろみ4月17日 遠蛙一夜ひとよの命かな 裕ゆう 4月17日 夫々に事情はありて花粉症 呑空4月18日 北国も急かされてゐる残花かな ひろみ4月18日 鞦韆の公園ひとつ揺るるまま 裕ゆう 4月18日 川端に弁当ひろぐ春日和 呑空4月19日 門前の菓子屋は評判桜餅 ひろみ4月19日 少年のごと花種を蒔いてをり 裕ゆう 4月19日 速読で立ち読みをするシャボン玉 呑空4月20日 手のひらの小さな命種を蒔く ひろみ4月20日 外水栓芹摘まみ置く朝の膳 裕ゆう 4月20日 虞美人草とほくなるほど死語数多 呑空4月21日 春の空飛行機雲のくっきりと ひろみ4月21日 一番星そつと支へて春の月 裕ゆう 4月21日 魚の腹見せてポチャんと春の川 呑空4月22日 選挙戦静寂もどる春の宵 ひろみ4月22日 女の子手のほそぼそと紙風船 裕ゆう 4月22日 目の痒みやっと治まり春の風 呑空
2023年04月23日
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4月9日~4月15日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】4月9日 遠足や先導の旗高々と ひろみ4月9日 クレーン車の音高らかに春がすみ 裕ゆう 4月9日 吉里吉里忌肩書不要実力者 呑空4月10日 児の後をそつと追ふなり春日傘 ひろみ4月10日 何処より来たるや今朝のリラの冷え 裕ゆう 4月10日 囀りの追いつ追われつ狭き枝 呑空4月11日 心配をよそに手を振る新入生 ひろみ4月11日 独り寝やひとりコークの春の風邪 裕ゆう 4月11日 背伸びして犬が飛びつくシャボン玉 呑空4月12日 部屋干の恨めしくあり春の塵 ひろみ4月12日 ふる里の声も届けと揚げ雲雀 裕ゆう 4月12日 鉢の土乾きの早しえびね蘭 呑空4月13日 道場の声響くなり花水木 ひろみ4月13日 お祝は寿司が一番誕生日 裕ゆう 4月13日 靴紐をしっかり絞めて啄木忌 呑空4月14日 半分のあんぱん食らふ桜漬 ひろみ4月14日 春の風邪節々のまだ痛みをり 裕ゆう 4月14日 ベンチには人影も無く桜蕊 呑空4月15日 雨降りの塀に垂るるや藤の花 ひろみ4月15日 リードの先犬と分け合ふ春愁 裕ゆう 4月15日 欽々忌回転ドアを通り抜く 呑空4月15日 公園を歩く知り合い春の雨 呑空
2023年04月16日
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4月2日~4月8日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】4月2日 新しき門出を祝ふ桜かな ひろみ4月2日 休日や紫匂ふリラの垣 裕ゆう 4月2日 花屑の転がりたるを追ふ子犬 呑空4月3日 鳥歌ふ花から花へ葉から葉へ ひろみ4月3日 短しと音楽家逝く花の頃 裕ゆう 4月3日 春風や幼児の泣くに訳のあり 呑空4月4日 入学や鞄に揺れる守り札 ひろみ4月4日 古き友と会ふはいつもの春の夢 裕ゆう 4月4日 入学式丘の真上に飛行雲 呑空4月5日 清明や話しのはずむテラス席 ひろみ4月5日 檻の中の罪びと白き梨の花 裕ゆう 4月5日 膨張の速度は増して黄水仙 呑空4月6日 好物は知る人ぞ知る通草の芽 ひろみ4月6日 海も地も空も生きもの春疾風 裕ゆう 4月6日 あの世では菫となりてひそと咲く 呑空4月7日 辻に立つ首長候補者残る花 ひろみ4月7日 後のこと風に託して桜守 裕ゆう 4月7日 成就せる苦労の新種チューリップ 呑空4月8日 生きるとは生かされること花まつり ひろみ4月8日 神の島小さき御寺の花祭 裕ゆう 4月8日 椿寿忌や柱時計の音響く 呑空
2023年04月09日
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3月26日~4月1日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 3月26日 本降りの雨に烟るや山桜 ひろみ3月26日 廃屋や垣忘れずに雀の子 裕ゆう 3月26日 春の雨ガラスに滲む景色かな 呑空3月27日 後ろ髪引かるる別れ花曇り ひろみ3月27日 もち米の粒真つ白に桜餅 裕ゆう 3月27日 春の風枯山水に時忘る 呑空3月28日 母を待つ玄関口に花吹 ひろみ3月28日 背戸で焼く目刺しの匂ひ昼餉前 裕ゆう 3月28日 そちこちに卒業のあり世の習ひ 呑空3月29日 花見客お国言葉の飛び交ひぬ ひろみ3月29日 シャボン玉はかなき夢を追ひかけて 裕ゆう 3月29日 母の朋も鬼籍に入りて春の風 呑空3月30日 壊れたるおもちゃの電車春日かな ひろみ3月30日 花疲れまた締め切りに追はれゆく 裕ゆう 3月30日 春の雷ラジオに刺さるノイズかな 呑空3月31日 経歴は人それぞれに三月尽 ひろみ3月31日 遠回り花の散り際見定めん 裕ゆう 3月31日 三月儘未知に向かひて歩き出す 呑空4月1日 肘掛の新しき椅子四月馬鹿 ひろみ4月1日 年寄るや嘘も忘れて万愚節 裕ゆう 4月1日 世の中は万事が万事万愚節 呑空
2023年04月02日
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3月19日~3月25日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】3月19日 欄干に牛若ひらり春の月 ひろみ3月19日 山道を辿ればひとり春早し 裕ゆう 3月19日 メモ帳に残る筆圧春の月 呑空3月20日 花咲くや袴姿の女学生 ひろみ3月20日 花陰やしばしうき世の旅をして 裕ゆう 3月20日 この後は何処に消えるか花筏 呑空3月21日 遠慮なく牡丹餅食らふ春分の日 ひろみ3月21日 優しき顔の人並び行く春彼岸 裕ゆう 3月21日 春彼岸沖を睨みて鬼瓦 呑空3月22日 満開の花に肖る子の名前 ひろみ3月22日 鴉告ぐ昨日の人出花の宴 裕ゆう 3月22日 糾える縄の切れ端花の宴 呑空3月23日 老木の満開の花見せつける ひろみ3月23日 花に雨犬の見上ぐる無常かな 裕ゆう 3月23日 スランプをやっと抜け出し典雄の忌 呑空3月24日 三月やそれぞれの道歩き出す ひろみ3月24日 残る花散る花もあり散歩道 裕ゆう 3月24日 春の夢防災リュックを枕元 呑空3月25日 忍耐の雨に零るる桜かな ひろみ3月25日 生きてこそまた会ふことも花遍路 裕ゆう 3月25日 春昼やアンノン族の善き時代 呑空
2023年03月27日
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3月12日~3月18日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】3月12日 見納めの桜咲くなり三宅坂 ひろみ3月12日 山道を辿ればひとり春早し 裕ゆう 3月12日 胸はって雀躍をする卒業子 呑空3月13日 新調のカーテンに差す春日かな ひろみ3月13日 古里の標め木や坂の花馬酔木 裕ゆう 3月13日 涅槃絵図大地を掴む槐かな 呑空3月14日 花咲くや標本木を見守りぬ ひろみ3月14日 春うららキャリーバッグの音弾み 裕ゆう 3月14日 白木蓮乾かぬままの水彩画 呑空3月15日 囀りや誰も居らぬ園庭に ひろみ3月15日 固き棘厭はれてなほ木瓜の花 裕ゆう 3月15日 春出水魑魅魍魎の跋扈する 呑空3月16日 親も子も成長の跡卒園す ひろみ3月16日 風神の機嫌うかゞふ野焼かな 裕ゆう 3月16日 風止んで空広々と匂ひ鳥 呑空3月17日 両岸に雪洞灯る日永かな ひろみ3月17日 席空いて背中うとうと春電車 裕ゆう 3月17日 歩行器で春光あふる上り坂 呑空3月18日 彼岸入土産繕ふ雨の中 ひろみ3月18日 白木蓮花数ほどの仏かな 裕ゆう 3月18日 泊船の塗料に錆びや雨彼岸 呑空
2023年03月19日
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3月5日~3月11日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】3月5日 居眠りの主人押し退け春炬燵 ひろみ3月5日 雁供養優しき漁夫の言ひ伝へ 裕ゆう 3月5日 水温むタイヤの空気満タンに 呑空3月6日 啓蟄やカメラに向けるVサイン ひろみ3月6日 啓蟄の韓流ドラマのワンパターン 裕ゆう 3月6日 石髙しひさかきの花記念館 呑空3月7日 朧なる天体ショーの始まりぬ ひろみ3月7日 サイレンの消えゆく闇やおぼろ月 裕ゆう 3月7日 学園のギシギシの花ファンファーレ 呑空3月8日 暖かや窓開け放つ診療所 ひろみ3月8日 駅前の証明写真春の顔 裕ゆう 3月8日 猫抱き野遊び眺む黒づくめ 呑空3月9日 風船をもっともっとと膨らます ひろみ3月9日 早春やかすかに牛の声がして 裕ゆう 3月9日 酒星や雲の切れ目ぞ通夜帰り 呑空3月10日 しゃぼん玉知らぬ児同士輪になりぬ ひろみ3月10日 いま一度背並びして里の春 裕ゆう 3月10日 春満月新築を待つ造成地 呑空3月11日 沈黙が全てを語る涅槃西風 ひろみ3月11日 黙祷やあの日と同じ春霞 裕ゆう 3月11日 春満月瓦の硬さ照らしをり 呑空
2023年03月12日
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2月26日~3月4日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】2月26日 おてんばもわんぱくも皆雛飾る ひろみ2月26日 紅白に梅の静寂や散歩道 裕ゆう 2月26日 水鳥の滑空をする春の川 呑空2月27日 おしゃべりの好きな三色菫かな ひろみ2月27日 座椅子の背あるだけ伸ばす春日かな 裕ゆう 2月27日 満開の河津桜はこちら岸 呑空2月28日 風吹けばさわさわ揺るるいぬふぐり ひろみ2月28日 早馬の空ゆくがごと二月尽 裕ゆう 2月28日 若き母花咲く下を楽しめり 呑空3月1日 新作のランチセットや三月来 ひろみ3月1日 夕まぐれコンビニで買ふ桜餅 裕ゆう 3月1日 春一番袖はためいて太極拳 呑空3月2日 長かりし黒髪を梳く春疾風 ひろみ3月2日 春疾風眠れぬ夜は子守唄 裕ゆう 3月2日 川魚の腹見せて飛ぶ春の風 呑空3月3日 ひなあられくまなく配る男児かな ひろみ3月3日 細き目の何見つめるや雛の日 裕ゆう 3月3日 春の坂杖を頼りに三千歩 呑空3月4日 春コート片手に急ぐ就活生 ひろみ3月4日 土恋し畑ゆく人の鍬持ちて 裕ゆう 3月4日 そこそこに人の集まり雛流す 呑空
2023年03月07日
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2月19日~2月25日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】2月19日 歴史書に載らぬ真実実朝忌 ひろみ2月19日 起きがけの時計のありか春愁ひ 裕ゆう 2月19日 飾り立つ菓子の老舗や花ミモザ 呑空2月20日 シャンシャンを見送る空へ北帰行 ひろみ2月20日 薄紅梅み空に浮かぶ雲の色 裕ゆう 2月20日 真つ直ぐに育ちし杉や兜太の忌 呑空2月21日 冱返る惑星二つ西の空 ひろみ2月21日 夜空舞ふ風の強さや冴返る 裕ゆう 2月21日 白梅や家を支へてゐる如く 呑空2月22日 恋猫や甘え上手を究めたる ひろみ2月22日 あちこちに陽だまり多しニャンコの日 裕ゆう 2月22日 風強き坂を下るも孕み猫 呑空2月23日 おだやかに暮るる天皇誕生日 ひろみ2月23日 朧夜やビーナス寄り添ふ西の空 裕ゆう 2月23日 紅梅は老人ホームを棲み処とす 呑空2月24日 部屋干の仄かに香る春しぐれ ひろみ ひろみ2月24日 知らぬ間にポーチ濡らして春の 裕ゆう 2月24日 春風や会話してゐる鴉ゐて 呑空2月25日 手を取りてミモザの揺るる丘めざし ひろみ2月25日 ひととせや青空映えて花山茱萸 裕ゆう 2月25日 水温む九体堂の低き門 呑空
2023年02月25日
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2月12日~2月18日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 2月12日 尋ねゆく梅見のバスの最後尾 ひろみ2月12日 春寒や瓦礫の下に耐えし子も 裕ゆう 2月12日 猫柳日ごと広がる土手の道 呑空2月13日 軒下のしずくに飛び退くうかれ猫 ひろみ2月13日 眠られぬ深夜ラジオや春の雨 裕ゆう 2月13日 東風吹きて水辺に憩ふ夫婦亀 呑空2月14日 バレンタイン色とりどりのチョコレート ひろみ2月14日 バレンタイン流るる雲を眺めをり 裕ゆう 2月14日 闇雲にリセットしても風冷た 呑空2月15日 花粉症春の風邪だとうそぶきて ひろみ2月15日 ふる里を立ち去る朝や春の雪 裕ゆう 2月15日 夕日色映れる春の障子かな 呑空2月16日 たっぷりの青海苔掛けるたこ焼き屋 ひろみ2月16日 春遅々と朝の高速渋滞す 裕ゆう 2月16日 春兆す一歩一歩に力得て 呑空2月17日 蕗の薹苦味の分かる歳となり ひろみ2月17日 鼻先にものの芽犬の散歩道 裕ゆう 2月17日 軒下に水かげろひて梅一輪 呑空2月18日 下萌の土手駆け上がる親子かな ひろみ2月18日 河沿ひに家点々と夕霞 裕ゆう 2月18日 風ひかる良く寝る赤子良く育つ 呑空
2023年02月19日
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2月5日~2月11日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】2月5日 梅まつり知ったかぶりを先頭に ひろみ2月5日 今少し遠回りして春の道 裕ゆう 2月5日 恋猫のこゑ歩きだす溝の横 呑空2月6日 初午や大真面目なる太郎冠者 ひろみ2月6日 忘らるることなく里の黄水仙 裕ゆう 2月6日 まんさくの青空のなか帰国する 呑空2月7日 凍ゆるむつかまり立ちの子の目線 ひろみ2月7日 願ひごとどこまで届く春の雪 裕ゆう 2月7日 公園に人影絶えて春の雪 呑空2月8日 推しキャラに成りきる衣装針供養 ひろみ2月8日 髪梳かす仕草や母の針供養 裕ゆう 2月8日 春浅し地蔵の前に菓子袋 呑空2月9日 本当に降るのだろうか春の雪 ひろみ2月9日 大地震トルコの民に春浅し 裕ゆう 2月9日 受験子の歩く姿は前かがみ 呑空2月10日 警報の解かれぬままに春の雪 ひろみ2月10日 五十七瓦礫の山の冴返る 裕ゆう 2月10日 春の雪大時計見る位置に立つ 呑空2月11日 白富士の構へる建国記念の日 ひろみ2月11日 夜行バスステップにある余寒かな 裕ゆう 2月11日 建国日路地に商ふ弁当屋 呑空
2023年02月12日
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1月29日~2月4日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 1月29日 取り壊し始まる空き家春隣 ひろみ1月29日 世の中のさわさわさわと日脚伸ぶ 裕ゆう 1月29日 明け方の蛇口に光る氷柱かな 呑空1月30日 寒梅の鼻をくすぐる香りかな ひろみ1月30日 旧街道黙せしままの冬木立 裕ゆう 1月30日 すれ違ふ体温のあり寒の紅 呑空1月31日 柊を挿すや疫病祓ふまで ひろみ1月31日 作る子にどこか似てゐる雪だるま 裕ゆう 1月31日 一月儘ゆっくり泳ぐ残り鴨 呑空2月1日 二月のひだまり探す自由猫 ひろみ2月1日 人とひと思ひ繋ぎて冬の月 裕ゆう 2月1日 二月来る鉄橋になほ風強し 呑空2月2日 思いきり泣いて笑って鬼やらい ひろみ2月2日 壁塗りの風止むを待つ寒の明 裕ゆう 2月2日 ドクターカー降り立つ朝に桜かな 呑空2月3日 関取と二枚目来たる節分会 ひろみ2月3日 節分や壁完工の窓明かり 裕ゆう 2月3日 春立つや半天鳩に覆われて 呑空2月4日 更地から昇る太陽浅き春 ひろみ2月4日 こころなし優しく見えて春の月 裕ゆう 2月4日 あたみ桜髪吹かれゆく向かい風 呑空
2023年02月05日
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1月22日~1月28日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 1月22日 目印は赤き長鼻雪だるま ひろみ1月22日 息つめて見守る冬のウクライナ 裕ゆう 1月22日 もぐら忌やベースにあるはチョムスキー 呑空1月23日 親の手を引く著膨れの園児かな ひろみ1月23日 窓際のショートケーキも冬景色 裕ゆう 1月23日 取り急ぎ用件のみと水っ洟 呑空1月24日 厳寒や風に逆らふ帰り道 ひろみ1月24日 列島を震へ上がらせ寒波過ぐ 裕ゆう 1月24日 駅伝の手脚の伸びて日脚伸ぶ 呑空1月25日 名刀や寒の三日月沈みゆく ひろみ1月25日 天と地の光固まる寒夜かな 裕ゆう 1月25日 少年のやふな少女や実千両 呑空1月26日 室咲や色も香りも束ねたる ひろみ1月26日 探梅や寄せては返す波の音 裕ゆう 1月26日 ゴリちゃん忌コンタと半島に似た神社 呑空1月27日 折り返し地点に立ちて雪催ひ ひろみ1月27日 ひたむきに生きよと垣の寒椿 裕ゆう 1月27日 洟垂れて毬栗坊主かな 呑空1月28日 豆撒きの告知に群るゝ鳥居前 ひろみ1月28日 寒梅や紅溶けて空の青 裕ゆう 1月28日 凍て土や木々伸びやかに枝を張る 呑空
2023年01月28日
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1月15日~1月21日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 1月15日 金さんの胸すく裁き初芝居 ひろみ1月15日 小気味よく獅子舞を繰る親子かな ひろみ1月15日 伝統を繋ぐ繋げる初芝居 ひろみ1月15日 初場所を大関守る中日かな 裕ゆう 1月15日 駅伝の手脚の伸びて日脚伸ぶ 呑空1月16日 藪の中声ばかりなり寒雀 ひろみ1月16日 壁塗りの壁洗ふ音寒の雨 裕ゆう 1月16日 取り急ぎ用件のみと水っ洟 呑空1月17日 からからの喉を潤す冬みかん ひろみ1月17日 冬灯遠くに朝のあるごとく 裕ゆう 1月17日 かざす手はいづこに下ろす阪神忌 呑空1月18日 利き足の痛み和らぐ四温かな ひろみ1月18日 それからの人生模様寒の雨 裕ゆう 1月18日 熱の子の押すベビーカー凍つる道 呑空1月19日 大雪の予報に惑ふ街育ち ひろみ1月19日 煮過ぎたる鍋を囲みて佳き日かな 裕ゆう 1月19日 悴みてちやうどつりあふ背丈かな 呑空1月20日 大寒や薬すりこむ膝小僧 ひろみ1月20日 大寒や後から白虎牙剥いて 裕ゆう 1月20日 大寒や猫背気になる歩き方 呑空1月21日 厳寒や日光までも突き刺さる ひろみ1月21日 息つめて見守る冬のウクライナ 裕ゆう 1月21日 寒の雨歩調の鈍し慣れし道 呑空
2023年01月23日
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1月8日~1月14日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 1月8日 歌留多取り坊主の唄に惑はされ ひろみ1月8日 今年またあなたに会ひに福寿 草 裕ゆう 1月8日 初場所や勝つことよりも良き見せ場 呑空1月9日 成人の日モラトリアムと責任と ひろみ1月9日 短日やどこかで鍋の煮ゆる音 裕ゆう 1月9日 成人日開放的な繁華街 呑空1月10日 十日戎満を持したる福男 ひろみ1月10日 冬の夜やダンボのやうに耳立てて 裕ゆう 1月10日 口下手の友語り出す月冴えて 呑空1月11日 白帯の甲高き声寒稽古 ひろみ1月11日 道の駅空底冷えの駐車場 裕ゆう 1月11日 気の合った四人揃ひて街に出る 呑空1月12日 蝋梅の早々に聞く見頃かな ひろみ1月12日 小春日や原爆ドームは固まりて 裕ゆう 1月12日 早朝や門をくぐりて寒稽古 呑空1月13日 乾ききる空の青さよ寒鴉 ひろみ1月13日 新聞配達まだ明けやらず冬の月 裕ゆう 1月13日 風あれば思わず知らずふところ手 呑空1月14日 初場所や早全勝の力士なし ひろみ1月14日 売り尽くしイオンモールのコート買ふ 裕ゆう 1月14日 知らぬまに記録を伸ばす冬旱 呑空
2023年01月15日
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1月1日~1月7日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 1月1日 福袋見えぬ中身の品定め ひろみ1月1日 誘惑の多き参道初詣 ひろみ1月1日 石段に並ぶ人なみ初詣 裕ゆう 1月1日 元朝や早起きをして動き出す 呑空1月2日 浅草に集ふ若衆初芝居 ひろみ1月2日 ババ抜きの声に目覚むる二日かな 裕ゆう 1月2日 初夢の続きを見んと二度寝する 呑空1月3日 初目覚め足元に犬丸くなり ひろみ1月3日 末社までくまなく参る三日かな 裕ゆう 1月3日 三が日投げし言葉はブーメラン 呑空1月4日 雪国のじいじとばあばに出会う旅 ひろみ1月4日 還らざる河の水音や冬の月 裕ゆう 1月4日 富士山の絶景探し一回り 呑空1月5日 体重計そろりと降りる五日かな ひろみ1月5日 彼の国はもつと辛いと寒の入 裕ゆう 1月5日 数の子を噛んで濁世を生き延びん 呑空1月6日 めりめりと割ける音して寒の月 ひろみ1月6日 これだけは今日の仕事と飾取る 裕ゆう 1月6日 小寒や角に止まりし往診車 呑空1月7日 七種や両手で包む粥の椀 ひろみ1月7日 初春のゴールを揺する泪かな 裕ゆう 1月7日 七草や七つの言われ噛み締めて 呑空
2023年01月08日
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12月25日~12月31日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】12月25日 クリスマス先頭見えぬ洋菓子店 ひろみ12月25日 クリスマスローズ見下ろせばなほ俯きて 裕ゆう 12月25日 亡き母の生誕日なり聖夜の日 呑空12月26日 掛軸の小狗転がる春星忌 ひろみ12月26日 数へ日や時の流れの極まりて 裕ゆう 12月26日 蕪村の忌水いろとなる川流る 呑空12月27日 年の市人の流れに逆らはず ひろみ12月27日 予定までセピアカラーの古暦 裕ゆう 12月27日 底冷えや位置が違えば変わる顔 呑空12月28日 あちこちに挨拶仕事納かな ひろみ12月28日 去年今年エンドロールの切れ目なく 裕ゆう 12月28日 煤逃げの急かされてをりゴミ捨て場 呑空12月29日 街道へ張り出す巨樹に注連飾る ひろみ12月29日 絵本買ふ母娘に今日の小春かな 裕ゆう 12月29日 年用意どちらの顔も皆同じ 呑空12月30日 持越しの懸案多し年の暮 ひろみ12月30日 うす青く雲旗めきて冬日かな 裕ゆう 12月30日 ホシヅル忌色鉛筆一本あれば書く 呑空12月31日 夜更しを大目に見ゆる大晦日 ひろみ12月31日 子どもらは眠りにつきぬ去年今年 ひろみ12月31日 年神は待つのが嫌ひ鳥居前 ひろみ12月31日 年の夜の何事もなく過ぎゆけり 裕ゆう 12月31日 大晦日昔の手紙また開く 呑空
2023年01月01日
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12月18日~12月24日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】12月18日 甲高き拍子木過ぎる冬の夜 ひろみ12月18日 忘れもの思ひ出すごと日記買ふ 裕ゆう 12月18日 バランスの取れた肉体冬薔薇 呑空12月19日 真っ白なケーキに光る冬苺 ひろみ12月19日 遊覧船波の間にまに冬かもめ 裕ゆう 12月19日 夜咄しに何を思ふか幼き子 呑空12月20日 静けさを戻す鎌倉冬木立 ひろみ12月20日 数へ日や予定はいつも後回し 裕ゆう 12月20日 若き父両手に双子師走かな 呑空12月21日 悴みてワクチンの痕腫れ上がる ひろみ12月21日 暮れ泥む雀のお宿冬つばき 裕ゆう 12月21日 母の忌や突然現るる喋り癖 呑空12月22日 冬至湯の十まで唱える子どもかな ひろみ12月22日 一年を水面に浮かべ柚子湯かな 裕ゆう 12月22日 ざんぶりと身を沈めたり冬至の湯 呑空12月23日 本物のサンタが来たよ本当だよ ひろみ12月23日 宙よぎる星のかけらやクリスマス 裕ゆう 12月23日 明治座の屋上遥か寒鴉 呑空12月24日 少しだけ贅を尽してクリスマス ひろみ12月24日 一枚のカード舞ひ込む聖夜かな 裕ゆう 12月24日 クリスマス仕様の犬のむずかりぬ 呑空12月18日~12月24日今日の一句
2022年12月25日
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12月11日~12月17日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】12月11日 息白しボールと夢を追ひ掛ける ひろみ12月11日 目を閉づや鄙歌遥か枯尾花 裕ゆう 12月11日 亡き友へ出した手紙や冬の暮れ 呑空12月12日 足元にまとわりつきし寒さかな ひろみ12月12日 戦の字やもうすぐ町はクリスマス 裕ゆう 12月12日 電飾を皆で整へ夜を待つ 呑空12月13日 白菜の書き換えられる値札かな ひろみ12月13日 年の瀬やウィンカーにも急かされて 裕ゆう 12月13日 スヌードでぐるぐる巻きや冬の駅 呑空12月14日 討入や忠義の価値の変はる時 ひろみ12月14日 初雪のふるさと残し旅立てり 裕ゆう 12月14日 討ち入や事情異なる人の列 呑空12月15日 飴色に染みる大根引き上げる ひろみ12月15日 サービスエリア壊れかけたる冬の月 裕ゆう 12月15日 蜜柑剥くすじまで食べて安堵する 呑空12月16日 日暮から積もり積もりて夜鷹蕎麦 ひろみ12月16日 竜玉鉄砲ポンと紫煙の立ちのぼる 裕ゆう 12月16日 とは言えど日陰は違ふ冬日和 呑空12月17日 節電の奥の手を知るかまど猫 ひろみ12月17日 何人の行き交ふ跡やマスク落つ 裕ゆう 12月17日 冬落暉時間の経過早きこ 呑空
2022年12月18日
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12月4日~12月10日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】12月4日 何つくる昭和レトロな毛糸玉 ひろみ12月4日 冬麗ジョギングコース犬連れて 裕ゆう 12月4日 寒鴉老人に糞落としけり 呑空12月5日 天辺に火星瞬く暮早し ひろみ12月5日 冬草や古里深く眠りたる 裕ゆう 12月5日 しみじみと手に取りたきは冬いちご 呑空12月6日 もみの木をぐるり囲みて冬灯し ひろみ12月6日 在りし日や荒るる母の手赤かぶら 裕ゆう 12月6日 寅さんと同じ鞄や冬の旅 呑空12月7日 大雪や喪中はがきを投函す ひろみ12月7日 大雪や物干になほ光るもの 裕ゆう 12月7日 ビル谷間寒満月ぼんやりと 呑空12月8日 ガキ大将冬満月を従えて ひろみ12月8日 買物の妻は戻らず冬満月 裕ゆう 12月8日 最果ての海越えてゆく開戦日 呑空12月9日 懐に喉鳴らす猫漱石忌 ひろみ12月9日 幾千度び池巡りしや漱石忌 裕ゆう 12月9日 古びたる家の並びて漱石忌 呑空12月10日 二週間待ちきれぬ児のクリスマス ひろみ12月10日 ミネラル湯しばし冬日の沈むまで 裕ゆう 12月10日 よき話ばかり集めて変哲忌 呑空
2022年12月11日
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11月27日~12月3日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 11月27日 頭からたい焼き食らふ女かな ひろみ11月27日 九州場所泪はアビの恩返し 裕ゆう 11月28日 ピカチュウとおかめが笑ふ三の酉 ひろみ11月28日 こんな日はラジオ聴きつつ冬籠 裕ゆう 11月28日 如翁の忌耳朶にぶつかる風一じん 呑空11月29日 末吉のおみくじ結び冬の虹 ひろみ11月29日 冬ぬくし歩道に並ぶ傘の列 裕ゆう 11月29日 寒椿雨のそぼ降る坂の道 呑空11月30日 神迎へ宝物殿の鍵かける ひろみ11月30日 凩やいつか眠れぬ夜を待ち 裕ゆう 11月30日 霜月儘日に一万歩一万歩 呑空12月1日 目の覚める朝の洗顔十二月 ひろみ12月1日 枇杷の花切られる前に咲きにけり 裕ゆう 12月1日 師走来る伝言ゲーム一回り 呑空12月2日 日の入や光に変はる冬木立 ひろみ12月2日 街角に棚張り出して飾売 裕ゆう 12月3日 公認のサンタクロースやってくる ひろみ12月3日 小春日や土曜の朝は罪なくて 裕ゆう
2022年12月04日
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11月20日~11月5日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】11月20日 仰向けの猫の寝言や干蒲団 ひろみ11月20日 薄明かり花なき里の花八手 裕ゆう 11月20日 肌寒しクルクル回る世の事情 呑空11月21日 ジオラマを抜ける特急冬日和 ひろみ11月21日 妻の風呂ふた取る音や冬の夜 裕ゆう 11月21日 波郷忌や夜の更けやすし酒の内 呑空11月22日 小雪や天気の話ひとくさり ひろみ11月22日 初氷朝北向きの車止め 裕ゆう 11月22日 寒月や馴染まぬ猫の傍にいて 呑空11月23日 デジタルとアナログの狭間勤労感謝の日 ひろみ11月23日 ライトアップ水面に映る冬紅葉 裕ゆう 11月23日 冬の雨犬は身震い家の前 呑空11月24日 顔見世や子役に掛かる大向 ひろみ11月24日 小夜時雨止むのを待って犬散歩 裕ゆう 11月24日 冬の蝶風強けれど上手く乗る 呑空11月25日 カピバラも湯舟の恋し冬構 ひろみ11月25日 冬構えここも壁塗り工事中 裕ゆう 11月25日 島々は水平線に小六月 呑空11月25日 制服は角張り過ぎて憂国忌 呑空11月26日 脇役に徹する膳の芋煮食ぶ ひろみ11月26日 冬菊を残して友と別れけり 裕ゆう 11月26日 あいさつは大きな声であきざくら 呑空
2022年11月27日
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11月13日~11月19日今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 11月13日 和太鼓の凩を呼ぶ撥さばき ひろみ11月13日 ラグビーや桜チームの縞模様 裕ゆう 11月13日 学校は今日は半日敷松葉 呑空11月14日 しぐるるや五分遅れのバスに乗る ひろみ11月14日 女子駅伝彼方に眠る山の峰 裕ゆう 11月14日 老婆居て貼る懐炉など品定め 呑空11月15日 七五三蝶ネクタイのよく似合ふ ひろみ11月15日 止みさうで手を出してみる冬の雨 裕ゆう 11月15日 これからの日本を頼む七五三 呑空11月16日 訓練の警報鳴りぬ木の葉髪 ひろみ11月16日 人知れず咲いて散るなり寒桜 裕ゆう 11月16日 時雨忌や梢に当たる風見ゆる 呑空11月17日 送り出す三本締めの大熊手 ひろみ11月17日 陽だまりや御苑の芝に冬日さし 裕ゆう 11月17日 松林目深に被る冬帽子 呑空11月18日 眠る猫悟りを開く冬安居 ひろみ11月18日 音もなく熱気球の空冬うらら 裕ゆう 11月18日 半分は影の部分や冬の月 呑空11月19日 賽銭箱三つ並べて神の留守 ひろみ11月19日 憂きこともしばしの我慢神の留守 裕ゆう 11月19日 富有柿偶然に遇ふ次郎柿 呑空
2022年11月20日
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11月6日~11月12日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 11月6日 顔見世や忠臣蔵を知らぬ世代 ひろみ11月6日 客席も息を飲むなり太神楽 ひろみ11月6日 小春日やランナー迎ふ伊勢の杜 裕ゆう 11月6日 ふるさとの角煮の旨し冬隣 呑空11月6日 記念樹もひとりではない秋ふかし 呑空11月7日 立冬や欠伸こらえる会議中 ひろみ11月7日 同じ道通へば今朝も枯れ芒 裕ゆう 11月7日 表札に見覚へのあり木守柿 呑空11月7日 立冬や自販機の影長く伸ぶ 呑空11月8日 信長も眺めたといふ冬満月 ひろみ11月8日 天月地四百年後のランデブー 裕ゆう 11月8日 コンビニの横で昼めし冬うらら 裕ゆう 11月8日 この流れ裾野に至る冬の虹 呑空11月8日 「つる」聴いて発見のあり吉朝忌 呑空11月9日 ゆるやかな坂道選ぶ冬紅葉 ひろみ11月9日 ダム湖畔影を落として山眠る 裕ゆう 11月9日 四世紀皆既月食待たさるる 呑空11月10日 影踏みの逃げる場所なき小六月 ひろみ11月10日 夜行バスみな黙しゆく冬の旅 裕ゆう 11月10日 灰皿は外に据えらる健さん忌 呑空11月11日 原稿に推敲の跡翁の忌 ひろみ11月11日 夜ひと夜走りて都の小春かな 裕ゆう 11月11日 どんぐりを手に遊ばせて幼稚園 呑空11月12日 冬ぬくし窓辺に探す猫の影 ひろみ11月12日 照り返す石の 霊園冬うらら 裕ゆう 11月12日 荒海の怒涛の如き枯れ落葉 呑空
2022年11月13日
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10月30日~11月5日今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 10月30日 ヘアピンカーブ紅葉且散る登り坂 ひろみ10月30日 物価高どこ吹く風と暮の秋 裕ゆう 10月30日 珍しくいなせな庭師新松子 呑空10月30日 小春日や挨拶するに声弾む 呑空10月31日 行秋や客足戻る温泉街 ひろみ10月31日 旅の果て交はすラインも秋うらら 裕ゆう 10月31日 栗拾い帽子一杯にして帰る 呑空10月31日 研修といふ飲み会に行く十月儘 呑空11月1日 待ちわびし「成田屋」の声神無 ひろみ11月1日 団十郎父子襲名秋の披露演 裕ゆう 11月1日 人混みに逸れて仕舞ふハロウィーン 呑空11月1日 籠り居や夜毎に暗し神無月 呑空11月2日 もう少し時間をかける冬支度 ひろみ11月2日 ハロウィンこの道しばし通せんぼ 裕ゆう 11月2日 道逸れて少し遅るる小春の日 呑空11月2日 寂しとて鳴きまねをするやまがらす 呑空11月3日 国宝の輝きを知る文化の日 ひろみ11月3日 ワイパーを動かしてみる露時雨 裕ゆう 11月3日 潮風の届く公園松手入れ 呑空11月3日 文化の日森鴎外の住居跡 呑空11月4日 駄々こねる幼子の手の熊手かな ひろみ11月4日 窓閉めてラジオ体操そぞろ寒 裕ゆう 11月4日 秋土用息ととのへて筆をとる 呑空11月4日 日本中の鐘が鳴りたり秋の空 呑空11月5日 木の葉雨順番待ちの診療所 ひろみ11月5日 ひつぢ田の増えゆく里や人もなく 裕ゆう 11月5日 パンを置き一休みする秋鴉 呑空11月5日 神の手の見放したるか流れ星 呑空
2022年11月06日
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10月23日~10月29日 今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】10月23日 秋うらら聖者が街にやってくる ひろみ10月23日 本物の馬に驚く秋遠足 ひろみ10月23日 大畑にうち捨てられて秋の蝶 裕ゆう 10月23日 秋の空肋骨雲の離れ行く 呑空10月23日 日の暮れて赤かき架橋に箒雲 呑空10月24日 秋深き遠慮がちなる幼児かな ひろみ10月24日 何故かまた一人となりて秋の旅 裕ゆう 10月24日 突っかけの大きくなりて秋寒し 呑空10月24日 庭の隅暗き所ににせしめじ 呑空10月25日 釣瓶落し塾へと急ぐ子どもたち ひろみ10月25日 コンビニの弁当を買ふ夜寒かな 裕ゆう 10月25日 唐茄子に色々な顔刻まれて 呑空10月25日 真ん中に玉子を一つ薯蕷汁 呑空10月26日 足元に擦り寄る猫の夜寒かな ひろみ10月26日 朝霧の村音もなく明けゆけり 裕ゆう 10月26日 父の忌や四角く揃ふ次郎柿 呑空10月26日 雁渡し小さく見えて山落暉 呑空10月27日 繰り出せし人の波沸く紅葉山 ひろみ10月27日 朝まだき背戸の木の実の落つる音 裕ゆう 10月27日 赤富士のくっきりとして秋燕忌 呑空10月27日 連雀の同じ方見る木々の上 呑空10月28日 大鴉刈田の上を旋回す ひろみ10月28日 一人寝のカーテン閉める夜寒かな 裕ゆう 10月28日 吊柿になってしまえば皆同じ 呑空10月28日 色鳥の首の反応目の動き 呑空10月29日 親の裾離さぬ子どもハロウィーン ひろみ10月29日 蟷螂に留守居を頼む帰京かな 裕ゆう 10月29日 木の実降る抜け径を行く猫白し 呑空10月29日 まるめろの摂りたてが来る葉っぱ付 呑空
2022年10月30日
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10月16日~10月22日 今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】10月16日 肌寒や曇る眼鏡の青信号 ひろみ10月16日 草むらにひと際高く藤袴 裕ゆう 10月16日 川音に気付かずにいて秋の蝶 呑空10月17日 日の入りの空に溶けゆく木守柿 ひろみ10月17日 行列の町ばかり行く秋祭り 裕ゆう 10月17日 唐茄子の渋面なのが美味しいぞ 呑空10月18日 ポイントの十倍になる誓文払 ひろみ10月18日 物干に一つ切り出す竹の春 裕ゆう 10月18日 玻璃越しに道の見えをり秋湿り 呑空10月19日 新蕎麦や行列をなす外国人 ひろみ10月19日 さり気なき言葉身にしむ旅の宿 裕ゆう 10月19日 木犀香最終バスを見送りぬ 呑空10月20日 銀杏のうま味の分かる歳となり ひろみ10月20日 テレビ切りやつと寝につく夜長かな 裕ゆう 10月20日 この頃は門を出づれば木犀香 呑空10月20日 行き先は愛犬次第秋の道 呑空10月21日 キャンバスに色を重ねる紅葉山 ひろみ10月21日 残菊の倒れてもなほ白さかな 裕ゆう 10月21日 無垢の間はただ一瞬よ直哉の忌 呑空10月21日 秋うらら猫伸びをして歩き出す 呑空10月22日 敗荷や改築決まる芝居小屋 ひろみ10月22日 天高し世に勝ち癖も負けぐせも 裕ゆう 10月22日 深呼吸もう一歩先芋の露 呑空10月22日 落鰻疲れし妻の生返事 呑空
2022年10月24日
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10月9日~10月15日 今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】10月9日 美容室出て降らるる秋の雨 ひろみ10月9日 隣県の映像似てる秋夕焼 裕ゆう 10月9日 半袖に風刺す如し金木犀 呑空10月9日 聞きたきを選ぶ耳を得秋の風 呑空10月10日 平和とは問ひ掛けてみるスポーツの日 ひろみ10月10日 夜間飛行点滅眺む夕月夜 裕ゆう 10月10日 ビル風の時々吹いて運動会 呑空10月10日 噛み合はぬ会話気にせず秋の空 呑空10月11日 大見得を切る人形や秋まつり ひろみ10月11日 地平線太陽ほどの秋の月 裕ゆう 10月11日 地下街を行ったり来たり秋渇き 呑空10月11日 銀木犀翁すくと立ち上がる 呑空10月12日 朝寒や特急一本見送りぬ ひろみ10月12日 脚洗ふホースの水も秋さむし 裕ゆう 10月12日 巻尺のまつすぐ伸びてばせをの忌 呑空10月13日 栗飯の手間暇かける郷の味 ひろみ10月13日 検査結果一人で聞きに秋の雨 裕ゆう 10月13日 裸婦像の中は中空秋の雨 呑空10月14日 うそ寒きエスカレーター工事中 ひろみ10月14日 鹿垣の連なる道や人もなく 裕ゆう 10月14日 集まれば下らぬ話曼殊沙華 呑空10月15日 大小の木の実並べるおままごと ひろみ10月15日 古民家の蔦紅葉して崩れけり 裕ゆう 10月15日 新しき種の林檎とや頬張る児 呑空
2022年10月18日
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10月2日~9月8日 今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 10月2日 踏切のなかなか開かぬ秋の暮 ひろみ10月2日 山を見ぬ人ばかり居てきのこ狩り 裕ゆう 10月2日 快速のキックボードや秋髙し 呑空10月3日 新米のおむすび頬張る園児かな ひろみ10月3日 これといふ出来事もなく秋思かな 裕ゆう 10月3日 見てくれと大声で呼ぶそぞろ寒 呑空10月4日 お先にと急ぎし桜紅葉かな ひろみ10月4日 頬白の声高らかに薄化粧 裕ゆう 10月4日 森近し行くに任せて草じらみ 呑空10月5日 網の目をくぐりくぐりて稲雀 ひろみ10月5日 物干しの水滴までも秋めきて 裕ゆう 10月5日 老人かじっくり見つむ柿の顔 呑空10月6日 シャインマスカット光り輝くショーケース ひろみ10月6日 仕舞ひたる長袖探す秋の雨 裕ゆう 10月6日 ごんぼうの芸術的に並べらる 呑空10月6日 秋の雨顔泥で汚しをり 呑空10月7日 そぞろ寒薄暗がりの昼休み ひろみ10月7日 その色香憧れし日の青蜜柑 裕ゆう 10月7日 秋の風人の噂の走りだす 呑空10月7日 秋雨の容赦も無くて痛む膝 呑空10月8日 サックスの響く街角十三夜 ひろみ10月8日 秋野菜種買ひに行く雨後の庭 裕ゆう 10月8日 ほっこりが山と積まれてきぬかつぎ 呑空10月8日 約束を一つ果たして十三夜 呑空
2022年10月09日
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9月25日~10月1日 今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 9月25日 山粧ふガイドブックになき色に ひろみ9月25日 散歩道リードの影も秋うらら 裕ゆう 9月25日 銭湯の煙突高し秋うらら 呑空9月25日 蘇る力どすこい良夜かな 呑空9月26日 白鷹を放つ少年天高し ひろみ9月26日 実柘榴の酸つぱさを恋ふ歳となり 裕ゆう 9月27日 おすすめは茸尽くしの店に入る ひろみ9月27日 秋麗や花束持ちて並ぶ人 裕ゆう 9月28日 見慣れたる東京の空鰯雲 ひろみ9月28日 叢に蟋蟀の声夜会終ゆ 裕ゆう 9月29日 マスク越し木犀香る通学路 ひろみ9月29日 通学路里の柿の実熟れる頃 裕ゆう 9月30日 稲刈や要領得ない移住民 ひろみ9月30日 薄皮は薄塩がよし零余子飯 裕ゆう 9月30日 九月儘チップス先生さようなら 呑空10月1日 最終のバスに乗り込む萩の花 ひろみ10月1日 秋の日や円楽の逝くユートピア 裕ゆう 10月1日 大声のこゑ裏返る十月来 呑空
2022年10月01日
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9月18日~9月24日 今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 9月18日 必要なものだけ詰めて秋遍路 ひろみ9月18日 犬たちの遠き目線や稲光 裕ゆう 9月18日 牧水忌沼津の浜の暮れかかる 呑空9月18日 千振や因果は底で伝わりぬ 呑空9月19日 敬老日昭和一桁の心意気 ひろみ9月19日 鐘の音や葬列続く秋の空 裕ゆう 9月19日 納得のゆかぬ言い草秋簾 呑空9月19日 文鎮をちと持ち上ぐる台風禍 呑空9月20日 秋晴や二泊三日の旅支度 ひろみ9月20日 天と地を逆さまにして野分去る 裕ゆう 9月20日 台風の勝手異なる一週間 呑空9月20日 さみしさよお彼岸団子重ねあぐ 呑空9月21日 拳ほどのおはぎをつくる秋彼岸 ひろみ9月21日 蟋蟀の声すり抜けて庭の闇 裕ゆう 9月21日 十字架を背負山道竹の春 呑空9月21日 初茸の会員登録忘れたり 呑空9月22日 秋桜や一路目指すは北陸路 ひろみ9月22日 肩ならべそぞろ歩きの花野かな 裕ゆう 9月22日 蟋蟀の鳴く畦道を老農夫 呑空9月22日 十字架を背負山道竹の春 呑空9月23日 秋の雨松川照らす常夜燈 ひろみ9月23日 刈田行く越中富山の薬売り ひろみ9月23日 肩ならべそぞろ歩きの花野かな 裕ゆう 9月23日 秋彼岸狐供えた泥団子 呑空9月23日 空を蹴る赤児の足よ捨案山子 呑空9月24日 秋夕焼雲隠れする槍ヶ岳 ひろみ9月24日 新涼ややがて体に潜むもの 裕ゆう 9月24日 秋の空子を見下ろす時計台 呑空9月24日 松虫草勇姿の並ぶ弓道部 呑空
2022年09月25日
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9月11日~9月17日 今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 9月11日 十六夜の少し足らぬが丁度良い ひろみ9月11日 十六夜のバスふるさとへ発ちゆけり 裕ゆう 9月11日 水底の石揺れてゐる露の秋 呑空9月11日 追憶は連なりてゆく新小豆 呑空9月12日 立待月背後の声を確める ひろみ9月12日 秋草の引き抜きかねて風の中 裕ゆう 9月12日 雑草の刈り取られてもちちろ鳴く 呑空9月12日 新涼の公園脇の喫茶店 呑空9月13日 居待月厨の明かり残りたる ひろみ9月13日 裏山に誰を呼ばふや鹿の声 裕ゆう 9月13日 縄垣の逆放物線虫の音 呑空9月13日 干し傘の幾つか並ぶ葡萄村 呑空9月14日 寝待月絵本の続きまた明日 ひろみ9月14日 今朝在りし車窓の飛蝗消えにけり 裕ゆう 9月14日 向き少し変へても同じ杜鵑 呑空9月14日 狂ひ蜂お前の残業せわしなし 呑空9月15日 更待月ネコも幼児も夢の中 ひろみ9月15日 夜一夜灯りをけせば虫時雨 裕ゆう 9月15日 庭木刈る高望みせず出来るだけ 呑空9月15日 秋草や二重の偶然また偶然 呑空9月16日 とんぼうや盥の水に未練あり ひろみ9月16日 銀杏黄葉大手を振つて別れけり 裕ゆう 9月16日 この辺り吾より若し敬老日 呑空9月16日 爪紅やこおりの底のラヴレター 呑空9月17日 クイーンのカードを当てる獺祭忌 ひろみ9月17日 「見たことのない」台風の近づきぬ 裕ゆう 9月17日 薬草園見過ごす事の多かりき 呑空9月17日 欠かせぬは真実のみぞ虫の夜 呑空
2022年09月18日
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9月4日~9月10日 今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、杏翠、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 9月4日 雨雲の合間にのぞく弓張月 ひろみ9月4日 天気図は二百十日の夢の中 裕ゆう 9月4日 秋刀魚焼かれるまで海へ返したい 杏翠9月4日 いはれれば百倍返し秋の蝶 呑空9月4日 一面の野菜畑や蚯蚓鳴く 呑空9月5日 図鑑から飛び出す秋のとんぼかな ひろみ9月5日 仲秋や散歩の犬も足軽く 裕ゆう 9月5日 秋刀魚焼くほど色気には眼を呉れず 杏翠9月5日 残り蚊や日没近き魔の時間没 呑空9月5日 見上ぐれば急な崖なり秋出水 呑空9月6日 謎を解く名探偵の月夜かな ひろみ9月6日 藤袴うす紫の小宇宙 裕ゆう 9月6日 雨だれの調べは菊の色と似て 杏翠9月6日 秋の夜後ろ姿の痩せている 呑空9月6日 蓑虫は鳥居の横の細き枝 呑空9月7日 迂回する方法もなく秋の雨 ひろみ9月7日 萩揺れて時折り風と遊びをり 裕ゆう 9月7日 秋刀魚よく男の色気焼かせない 杏翠9月7日 秋澄むや走り根黒く濡れてをる 呑空9月7日 岩陰に何かの気配朝の秋 呑空9月8日 椋鳥の仮のねぐらに大挙する ひろみ9月8日 来たる夜の出番を待つや花すすき 裕ゆう 9月8日 新天地の空気の色や秋桜 杏翠9月8日 切る木には印を付けて白露来る 呑空9月8日 鈴虫の一方通行逆走す 呑空9月9日 宵待の猫の瞳の黒々と ひろみ9月9日 宵待や雲の帳の開くるまで 裕ゆう 9月9日 荷の三味線を酒田芸妓や初紅葉 杏翠9月9日 秋気澄む気持ちだけは先にゆく 呑空9月9日 重陽や¬の形の道を行く 呑空9月10日 十五夜の猫立ち上がる屋根の上 ひろみ9月10日 名月や綺麗ですねと道の人 裕ゆう 9月10日 結縁の千手観音秋高し 杏翠9月10日 磯菊や海に面した美術館 呑空9月10日 満月や引き込み線の先に海 呑空
2022年09月14日
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8月28日~9月3日 今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、杏翠、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 8月28日 ハンターの猫の土産は秋の蝉 ひろみ8月28日 真夜中の宇宙の影や鱗雲 裕ゆう 8月28日 寅さんを加ふ句会や秋の蟬 杏翠8月28日 聞きやすきふたことみことねこじやらし 呑空8月28日 古き家目掛けて落ちぬ流星 呑空8月29日 客寄せのチャルメラ響く新豆腐 ひろみ8月29日 手花火の短き命惜しみをり 裕ゆう 8月29日 湯河原に月の流しぬ旅の垢 杏翠8月29日 切通抜け来る風や秋涼し 呑空8月29日 隠し事実は二つや花むくげ 呑空8月30日 練習の成果を見せる盆踊 ひろみ8月30日 夕霧の中大仏の立ち給ふ 裕ゆう 8月30日 新蕎麦や水をたたく風深大寺 杏翠8月30日 滴りてさざ波の海創りけり 呑空8月30日 木犀や今日はショパンのニ短調 呑空8月31日 遠巻きに近づく嵐八月尽 ひろみ8月31日 天高し止まったままの観覧車 裕ゆう 8月31日 威風なる軍馬の眼野菊咲く 杏翠8月31日 育休の新米パパの秋暮るる 呑空8月31日 捨つる神拾う神あり八月儘 呑空9月1日 稲光鞄の底の鍵探る ひろみ9月1日 秋うらら猫背伸びする店の前 裕ゆう 9月1日 上州へ暮鳥の足音秋の雲 杏翠9月1日 ひむがしの雲の厚さよ震災忌 呑空9月1日 九月来る妊婦の腹の丸きこと 呑空9月2日 訓練で終わるを望む震災忌 ひろみ9月2日 しばし止む気配は見せず秋の雨 裕ゆう 9月2日 父の背と等し母の背墓参 杏翠9月2日 ブラームスの歯切れ良き弦秋の色 呑空9月2日 夜明け前確かにそこにかまどうま 呑空9月3日 予期出来ぬ二百十日の知恵比べ ひろみ9月3日 秋鯖の脂の匂ひ昼餉前 裕ゆう 9月3日 スマートな恋の有りよう秋の蝶 杏翠9月3日 良く焦げておろしたっぷり新さんま 呑空9月3日 秋の蝉寄り道をせぬ日もありぬ 呑空
2022年09月09日
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8月21日~8月27日 今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、杏翠、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】8月21日 昼は空夜は足元虫の声 ひろみ8月21日 荒川を名に残しつつ秋の水 裕ゆう 8月21日 西瓜番人は達磨を見て育つ 杏翠8月22日 たまげたるお化け南瓜の品評会 ひろみ8月22日 念願の白河の関処暑に入る 裕ゆう 8月22日 房総の敷居を越しぬ星月夜 杏翠8月23日 宿題の締めは線香花火かな ひろみ8月23日 そよ風や旗金色に梨の道 裕ゆう 8月23日 菊人形楚々と和装の二人かな 杏翠8月24日 福を呼ぶ吾子のえくぼや地蔵盆 ひろみ8月24日 掃き掃除コオロギ飛び出す庭の朝 裕ゆう 8月24日 寅さんの交わる句会赤とんぼ 杏翠8月25日 夏果つるピークの見えぬ感染症 ひろみ8月25日 侵入は人か飛蝗か草の道 裕ゆう 8月25日 産声の蒼穹を割く大花野 杏翠8月25日 飴色の空蝉拾う子の瞳 呑空8月25日 閉店後こほろぎの声鳴り止まず 呑空8月26日 流星と共に現る予言獣 ひろみ8月26日 新涼や昨夜の雨の忘れ物 裕ゆう 8月26日 しばらくは月のくぐもる風蓮湖 杏翠8月26日 名残惜し雲湧き上がる今朝の秋 呑空8月26日 蜻蛉の興味を示す開けし窓 呑空8月27日 八月の週末遊び尽くす子かな ひろみ8月27日 犬の脚洗ふ小闇に虫すだく 裕ゆう 8月27日 寸前に月の笠待つ高野山 杏翠8月27日 秋の蝶するり抜け出す捕獲網 呑空8月27日 並走のトラック大き残暑かな 呑空
2022年08月28日
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8月14日~8月20日 今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、杏翠、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】7月14日 からくりに消える悪役盆芝居 ひろみ7月14日 コロナ禍のどこか重なる終戦日 裕ゆう 7月14日 旋律を甘きギターの夜長より 杏翠7月14日 酔芙蓉一輪さして腕組みす 呑空7月14日 秋光や歌思ひ出す神田川 呑空7月15日 額縁の居並ぶ広間盂蘭盆会 ひろみ7月15日 朝霧やふるさとはまた夢の中 裕ゆう 7月15日 松島の松風かかへ菊の昼 杏翠7月15日 またしても玉音を聞く敗戦忌 呑空7月15日 盆休み終わり八月十五日 呑空7月16日 大文字燃え尽きるまで手を合わす ひろみ7月16日 年寄るやなぜか恋しき秋遍路 裕ゆう 7月16日 新たなる里へ移りし虫時雨 杏翠7月16日 落蝉の羽だけ取れてをりにけり 呑空7月16日 止まること忘れ一丁踊りかな 呑空7月17日 全国の銘菓味わう休暇明け ひろみ7月17日 身を賭して役目終へしや秋簾 裕ゆう 7月17日 松島の風の痛さや秋桜 杏翠7月18日 噛りつくとうもろこしの甘さかな ひろみ7月18日 犬・妻・吾寝る大の字の残暑かな 裕ゆう 7月18日 いま天狗飛ぶ秋の空自在なり 杏翠7月19日 秋の風昼の大気と入れ換わる ひろみ7月19日 国葬は如何と空に流れ星 裕ゆう 7月19日 十六夜や酔客の鼻赤らめり 杏翠7月20日 新涼や雨の吹き込む換気窓 ひろみ7月20日 月餅や中華街も雨模様 裕ゆう 7月20日 秋の水敬ひ素手に汲まれけり 杏翠
2022年08月21日
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8月7日~8月13日 今日の一句 (一句の会:ひろみ、裕ゆう、杏翠、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】8月7日 立秋や白球消えるスタジアム ひろみ8月7日 湯浴みして出づれば白き宵の月 裕ゆう 8月7日 新蕎麦を打って一茶の空を喰ふ 杏翠8月7日 立秋や旅は短い旅にして 呑空8月7日 ブロンズの中は中空秋の朝 呑空8月8日 桐一葉空席目立つ事務所内 ひろみ8月8日 勝つ時も負け去る時も秋の空 裕ゆう 8月8日 月光に眠る容を与へけり 杏翠8月8日 霧深し高速道路疾走す 呑空8月8日 目覚ましは奇声をあぐる秋の鳥 呑空8月9日 東京の空にもありや星月夜 ひろみ8月9日 目をつむり耳を澄ませば秋の声 裕ゆう 8月9日 コスモスや書家恒子なら有馬筆 杏翠8月9日 一瞬で景色の変わる秋出水 呑空8月9日 長崎忌気の重くなる登校日 呑空8月10日 買い物は古老に従う盆の市 ひろみ8月10日 鐘の音や祈り届けと長崎忌 裕ゆう 8月10日 恒子なら一字漲る白桃も 杏翠8月10日 片陰にせせらぎの音消えてゆく 呑空8月10日 満月のNASAの写真である如く 呑空8月11日 山の日に“むさし”と覚える高さかな ひろみ8月11日 秋風や世の楽しさも哀しさも 裕ゆう 8月11日 新豆腐盥の底を弾く風 杏翠8月11日 友去りてひつそり閑の落花生 呑空8月11日 日の暮れて唐黍畑何処までも 呑空8月12日 土地っ子の真似から入る盆踊 ひろみ8月12日 遺されし時計の刻む夜長かな 裕ゆう 8月12日 七輪の秋刀魚に海の記憶あり 杏翠8月12日 人寄れば秋の空気や卓につく 呑空8月12日 約束を果たせずにゐる御巣鷹忌 呑空8月13日 台風の実況を聴く闇の中 ひろみ8月13日 バンザイの傘持つ人や初嵐 裕ゆう 8月13日 摩周湖に声呑む漢星月夜 杏翠8月13日 犬の分キッチリ残し西瓜切る 呑空8月13日 日程を早めて帰る台風禍 呑空
2022年08月14日
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7月31日~8月6日 今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、杏翠、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 7月31日 辛抱に辛抱重ね夏祓 ひろみ7月31日 消火栓噴水と化す午後の街 裕ゆう 7月31日 俳諧の精進止まず柚子摘みぬ 杏翠7月31日 幼子は眠りこけたる大暑かな 呑空7月31日 終末感少し混じりて七月尽 呑空8月1日 八月やグラデーションの山の朝 ひろみ8月1日 リンリンと風鈴揺るる城下町 裕ゆう 8月1日 デン助の鼻に墨塗る衣被 杏翠8月1日 八月来花屋の窓を覗き込む 呑空8月1日 境内が通学路なり夏休み 呑空8月2日 それぞれの楽器携え夏休み ひろみ8月2日 郭公の声絶えだえに暮れゆけり 裕ゆう 8月2日 衣被仏間の父と談笑す 杏翠8月2日 鬼灯の袋の苦き舌触り 呑空8月2日 まどろみのまた襲い来る昼間かな 呑空8月3日 問診のボードに落ちる玉の汗 ひろみ8月3日 爆心地市電のよぎる広島忌 裕ゆう 8月3日 月光の転びし前の南谷 杏翠8月3日 トマト熟る水玉弾く音のして 呑空8月3日 蝉しぐれ自由研究思案中 呑空8月4日 真夜中の闇から落ちるはたた神 ひろみ8月4日 木のもとの空蝉のなど懐かしき 裕ゆう 8月4日 房総の風甘みあり梨をもぐ 杏翠8月4日 夏の雨泡幾つ浮くにわたずみ 呑空8月4日 いかづちや角には古き案内図 呑空8月5日 月涼しからんころんと下駄の音 ひろみ8月5日 原爆忌それでも傘の下に居て 裕ゆう 8月5日 白ひげを剃り残したる鰯雲 杏翠8月5日 早起きの犬駄々捏ぬる夏の道 呑空8月5日 落ちし蟻未知の手の甲這い回る 呑空8月6日 人間の歴史を糺す広島忌 ひろみ8月6日 座すままに石に人影夾竹桃 裕ゆう 8月6日 コスモスや朝刊ですと若き声 杏翠8月6日 老鶯やドンドン入る駐車場 呑空8月6日 もうよそうくだらぬことは広島忌 呑空
2022年08月09日
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7月24日~7月30日 今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、杏翠、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 7月24日 二回目の洗濯乾く大西日 ひろみ7月24日 夕立や傘さして行く五六人 裕ゆう 7月24日 西瓜切る鷹女の厨守りけり 杏翠7月24日 目の隈は疲れの証左河童の忌 呑空7月24日 台船の錆濡れてゐる夏の海 呑空7月25日 熱帯夜四肢投げ出して眠る犬 ひろみ7月25日 睡蓮や池は真昼の無音館 裕ゆう 7月25日 林檎もぐ淡谷のり子の妹に先づ 杏翠7月25日 風有れば鉄の風鈴多弁なり 呑空7月25日 曳き船の引っ張って行く夏の雲 呑空7月26日 泥団子無心に作る汗疹の児 ひろみ7月26日 半グラス半人前の麦酒かな 裕ゆう 7月26日 これほどの巨大な月に身を置きぬ 杏翠7月26日 これ有れば生きた心地す氷水 呑空7月26日 鰻焼く一年前の冷凍魚 呑空7月27日 良い顔を勿体振るや夏の山 ひろみ7月27日 犬の耳つと前を向くはたたがみ 裕ゆう 7月27日 親切な赤鬼となる星月夜 杏翠7月27日 水弾くトマトの顔のふくよかに 呑空7月27日 紙魚奔る六本脚の忙し気 呑空7月28日 雷鳴に追われる帰路の田んぼ道 ひろみ7月28日 温度計確かめてみる熱帯夜 裕ゆう 7月28日 ひぐらしの棲む山に問ふ鐘の声 杏翠7月28日 巨大エイ被さり通る夏の雲 呑空7月28日 マンションの壁より聞こゆ蝉の声 呑空7月29日 遅れ来る画面の笑顔蝉時雨 ひろみ7月29日 ほとばしるホースの水や屋根に虹 裕ゆう 7月29日 法師蟬生きて全山茜色 杏翠7月29日 どう見ても決して沈まぬ浮いてこい 呑空7月29日 駄々捏ねる犬を宥めて夏の道 呑空7月30日 義経のひらりとかわす立版古 ひろみ7月30日 居並びて向日葵と子の背比べ 裕ゆう 7月30日 邯鄲や一面酷き般若面 杏翠7月30日 古き壺孑孑浮いては沈みけり 呑空7月30日 日盛りや木の影影と歩きをる 呑空
2022年07月31日
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7月17日~7月23日 今日の一句(一句の会:ひろみ、裕ゆう、杏翠、呑空)【一句の会は『句会滄海』の一分科会です】 7月17日 手のひらに清めの香をすり合わす ひろみ7月17日 夕焼けに慰められて散歩道 裕ゆう 7月17日 先生の教鞭涼し丸眼鏡 杏翠7月17日 言葉無く男一人の冷奴 呑空7月17日 電柱の行進眺む薄雪草 呑空7月18日 日陰へとふわり誘う揚羽蝶 ひろみ7月18日 食器など早めに洗ひ夏の夜 裕ゆう 7月18日 シーサーの息をまとめし仏桑華 杏翠7月18日 斑猫や長旅の末疲れ果つ 呑空7月18日 アニメ忌や京にも蝉の泣き始む 呑空7月19日 鎌倉へ馳せる武士すもも祭 ひろみ7月19日 手のひらの海月はいつか消えにけり 裕ゆう 7月19日 朝涼や昭和に消へし乾物屋 杏翠7月19日 冷奴大事な真理見つけたり 呑空7月19日 顏見ねば心配になる半夏生 呑空7月20日 ゲリラ雷雨六文銭の渡し舟 ひろみ7月20日 畑中の道真つ直ぐに雲の峰 裕ゆう 7月20日 青梅や肩に兜太の掌 杏翠7月20日 地対地の砦に籠る水鉄砲 呑空7月20日 学童に通ふ子供の夏休み 呑空7月21日 ビー玉の欲しくて冷しラムネかな ひろみ7月21日 犬寝言また起こされし熱帯夜 裕ゆう 7月21日 伊予の夜を黙して満足花蜜柑 杏翠7月21日 蟻走感何を狙って登り来る 呑空7月21日 挨拶も決まり文句や蝉鳴いて 呑空7月22日 土用鰻行列しても食べる訳 ひろみ7月22日 思ひ出を残して花火散りゆけり 裕ゆう 7月22日 無言なる父涼しげにホープ吸ふ 杏翠7月22日 気休めに綾取りの型百日紅 呑空7月22日 日傘さし名所巡りの途中下車 呑空7月23日 休診のお知らせを貼る大暑かな ひろみ7月23日 土用鰻明日の元気を貰ひけり 裕ゆう 7月23日 作務僧の眼に星や西瓜番 杏翠7月23日 神木の風をたのしむ三尺寝 呑空7月23日 空蝉に初めて出逢ふ幼児の目 呑空
2022年07月24日
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