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温泉湯めぐり 0
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巨匠フランクロイドライトから 引き続き「いいえ、単に滝を見下ろすのではなく、滝と共に暮らすのです。」そんな思いから創られた 落水荘 本当に名作でした(本で見ただけですが) 住まわれる一家が滝の段の端で日光浴を楽しんだ岩は暖炉の炉床として住宅の内部に取り込まれています。・・・人間と自然の間の調和がこれほどに完全に表現されているものは おそらく他にはないだろう。 (こんな感じの建物です。) 実際ライトはこの住宅を、自然の美を楽しむのに特別な努力が必要なように配置した。つまり、滝を眺めるには 人々はテラスに出て バルコニーから身を乗り出さなければならないのである。それはまるで、偉大な力によって授けられたものの恩恵を受けるには、それぞれの敬意を表さなければならないというかのようである。 こんなライトが日本にこられた時 自然を崇拝する日本の神道に大変共鳴されたようです また自然保護の立場から 設計図は 用紙全体を埋め尽くすように描かれていて 紙の無駄使いを嫌ったようです。そして多くの住宅に暖炉があり家族が集う特別の場所として機能を果たしています。いままで 明治村でライトの設計した帝国ホテルを見ては 雰囲気や細かい造作に感動していましたが、やはり物づくりは 作る方の思いを聞くべきだと 感じました。世の中には見た目とか 設備とか 素材とかを強調する 住まいが多いです。 改めて、暮らし方を見つめなおし 豊に暮らせる空間があって 次に外観 設備 素材がサポートしてくれるそんな仕事をしなくてはと思いました。 豊な自然を感じる静かな空間 小川のせせらぎ小鳥のさえずり 暖炉の前に集って家族で話す 他に何もなくても 豊ですね。溢れるばかりのものに囲まれて 次はあれが欲しい・・と不足を感じている。そこに本当の豊かさはないのかもしれません。例え小さくても 庭に花や野菜が植えてあって 一輪積んでは食卓を飾り心を満たしてくれる もぎたての野菜が旬の美味しさで お腹を満たしてくれる。(やっぱり食いしん坊の神様が顔を出しました) そんな小さな幸せを ありがたいと感じ 感謝して過ごせる。 そんな暮らし方をサポートしていくことが 私の仕事だとあらためて感じました。今日も一日 幸せを感じる時間が 沢山皆様に訪れますよういつもお読みいただいてありがとうございます。
2007.05.02
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昨日は 仕事関係の本を読みました。 私たちの仕事はとっても大切な仕事です。 フランク・ロイド・ライトなど そこに思想があるから 評価される。 そんな仕事をしましょう 見たいな事が書かれていました。 巨匠 フランク・ロイド・ライト チョッと高い本ですが コンセプトときれいな写真に惹かれて 思い切って・・・ライトは自分の建築を描写するのに「有機的」という言葉をつかっていたようです。「敷地に特徴となる自然があるのであれば、住宅が敷地から成長しているかのようにし、環境と呼応するように形づくりなさい。そのような自然が無い場合は、自然が機会を与えられたらどのようになるであろうかを想定して、出来るだけ静かに、本質的で、有機的にしなさい。」 この「有機的建築」とは 時間 場所 そして人間に適切な建築として定義されています。1 時間 過去の様式にとらわれず その時代にあったものを建築する2 場所 建物が自然環境や風景と調和し、可能な限り自然の特徴を利用すること。 (ライトの作品は建物が環境の中に自然と風景に敬意を持って配置されています)3 人間に適切な建築 人間の価値を高く評価し 人間の用途に仕えること 「建物の実体はその内部の居住空間にある。天井や壁にあるのではない」という信念をもっていらしたようです。その結果 内部に住み、働き、祈る人々にインスピレーションを与えてきました。 最初のライトの自宅を見ると 外部は本当にシンプルで控えめです。でも内部は豊に飾られていました。その中心となる暖炉に 二つの銘が刻まれていました「Truth is life(人生は真実なり)」と「Good Friend.Around These Hearth-Stones Speak No Evil Word of Any Creature(良き友よ、これらの炉石の周辺にては、いかなる生物の悪言も語ることなかれ)」 人間だけでなく自然や生き物全てに敬意を表し 高く評価して 住まい作りをされたのだと思いました。 ただただ忙しい毎日 でもこの3つのポイントは 決して忘れてはいけないことですね。 そこで暮らす方が 自分らしく心豊に暮らせるために 敬意を持って お手伝いさせていただかないと行けないのだと 基本を忘れないように・・・・大切なことですから。 いつもこなしている事 それにも最初は目的があったはず もう一度何のためにあるのか 見つめなおして いらないことはやめる勇気 必要なことはとことんやる元気を持ちたいですね。 今日も皆様に 本質を見直して シンプルに生きられる きっかけとなる1日でありますよう いつも読んでいただいてありがとうございます
2007.04.30
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