On the Sunny side 誰にでも居場所がある

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2008/09/13
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カテゴリ: 作業所をつくろう
あるブログに

「わかりやすく取り上げてみます。
 パンの製造をしているB型事業所があったとします。
 国が工賃アップを掲げたため、経営コンサルタントを招いて指導を仰ぎました。
 おかげで売り上げもアップし、工賃もそれなりに倍増しました。
 しかし、それからが問題です。
 更に工賃を上げようと事業所側は努力します。
 ところが、パンを売って得た利益は全て利用者さんへ還元されるため、更なる原材料の購入 や設備投資ができないのです。
 事業所側に入ってくるお金は常に報酬単価の1人1日4,800円のみ。


              というブログがありました。


事実の詳細はわかりませんが表現に間違いがあります、B型事業所の授産売上の配分は必要経費(原材料、設備投資引き当て繰越分等)を差し引いた残りを利用者に分配することになっています。

 職員のボーナスや送迎等のガソリン代への補填は違法です、仮に授産事業の売上がどんなに良くても施設運営費への流用は許されません、授産事業の売上は利用者のものです。

    念のため。
              ブタ





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Last updated  2008/09/13 12:04:52 PM
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Re:ブログをみて(09/13)  
おばちゃん さん
知的障害に限らず、障害者の働く場所を提供している方は
その多くが親なんですよね、親が我が子の為に作っている所がほとんどです
どの親も我が子の為には我を忘れてやれるのですが
しかしそれでは作業所を回せない、人を集めなければ運営できません
他人のお子さんをしかし我が子のように考えられる方は少ないようです、
ここで、問題が生じ始めるのですね。

ボランティアの気質でやっている所が多いのですね
こちらでも収益を上げている作業所の所長はその全員が
親ではありません、元ケースワーカーだったり元教師だったりと
世の中の仕組みをちゃんと知っている方たちです。
しかし、収益をあげるのはかなり困難がありますよね
でもとりあえず居場所を確保してやらなければ
行き場所がない(ように育て教育して来た)子ども達が
毎年ドンドンと高校を卒業して来ます
中では、支援学校が通学できる範囲にない地域の子は
中学校の支援学級が最終学歴の子である場合も多いのです
この子達をではどうするか? という問題があり
自治体も「とりあえず昼間の居場所」という想定で
B型の開設を支援指導しているのが本音のようですね

せっかく出来る子たちですのにね
何もできないまま大きくさせたその責任は誰も問われません
どれほど税金が投入されれば親が納得できるものが出来るのでしょう?
税金の投入を待っている場は障害者の分野だけに限りませんのですよね
出来る可能性のある人間は出来るように育てるのが
国民の義務だと私は考えます (2008/09/14 10:34:37 AM)

Re:ブログをみて(09/13)  
工賃の考え方では 悩んでいます
コウノさんの考えが正しいのですよね
製品は障害者だけでは完成できないので
当然 職員が手を貸しますが その分をどう考えるのかというところで 古株の職員と意見が合いません
送迎の燃料代なども就労支援会計(授産)から出しているのが今までだったので 異を唱えてるんですが
戦いです (2008/09/16 08:22:04 PM)

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