巨頭星団クラブ

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2004年07月10日
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土星探査宇宙船カッシーニは報道でもご存知のように、現在周回軌道に入りましたが、その直前に輪を横切る軌道を飛行し、さまざまな輪の写真を撮影して送信してきました。
New Scientistのサイト で紹介し、解説していますのでご紹介したいと思います。暑苦しい時節、鮮やかな写真を見て心和んでいただきたいと思います。

画像はカッシニの紫外線分光写真撮影(UVIS)装置を使用して撮影され、土星の輪の構成物質の異なる部分を検証するために色を強調しています。
これらの写真は探査船が周回軌道に落ち着く直前、輪の異なる2つの部分を通過する際に6月30日に撮影されました。

この映像を分析したボールダーのコロラド大学の天文学者は、土星の環が端の方へいくにつれ、より粉末っぽく氷状になることを確認していると語っています。
氷とされている部分が水やアンモニアなどの混合物である一方、土星の環で見つかった塵埃や岩の砕片はケイ酸塩または有機的な物質であると思われます。

画像のうちの1つは、A輪として知られている土星の中央の輪の詳細を見事に表しています。微細物質が拡散した輪の内部は赤く着色されていますが、端部のより濃密な氷で満たされた部分はターコイズブルーで示されています。
A輪の端の端のほうにある薄い赤い部分は、325キロメートルの疎らな空間で、エンケ間隙として知られています。


この写真でも、細かい固体粒子である内側の赤い部分と、氷が主成分の青い端部領域を鮮やかに捉えています。
これらの画像により、科学者は土星の輪の成り立ちが、やはり数億年前に彗星と当時の衛星が衝突し、土星本体の重力により土星の周回軌道に散らばった結果であると確信しています。、

土星の輪の研究は太陽系の形成についての解明に大きなヒントを与えています。つまり現在の土星の輪は、太陽系が産声を上げ、惑星が形成される以前の状態である惑星の部品であった岩石や埃、氷塊などの物質が太陽を取り囲んでいた時代のミニチュアモデルであるということです。

まあ、とりあえず天文学者の妄想(?)はさておき、この鮮やかな写真の眺めを楽しんでいただければ幸いです。





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最終更新日  2004年07月10日 17時03分05秒
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