ヨーヨーのある生活

スターリンは小柄、年寄、精神的に異常がある人間であった。安全を第一にすべきだ。英米対立を利用して、批判を避ける。アメリカがイギリスに金貸しを要求することにイギリスは反感を感じる。したーりんは戦争終結による経済危機が起こるだろうと考えていた。しかし、ソ連の協力に頼らなくてもアメリカ、イギリスなどソ連の協力に頼らなくても自由主義国で寄り集まって経済をやっていけばいい。そして、ソ連の性格とは世界征服をめざす狂信国家とジョージケナンは考えた。ケナンはスターリン率いるソ連とヒトラー率いるナチスは違うと気づき、対外行動に慎重になった。そして、ヨーロッパ情勢の急転の原因はソ連の軍事力ではなく、ヨーロッパの心理的問題だと考えた。当時、ソ連の国土はボロボロで軍事力は弱っていた。ケナンは第３次世界大戦を防止するにはドイツ、フランス、日本の同盟を避けなければならないと考えた。そして、ソ連を武力を使わずに崩壊させる方法とは、周りの国で豊かさ、自由が達成されることだと考えた。つまり、ケナンはアメリカ政治の中心に居ながら、旧敵国である日本を再び大国にしようとした。国のことはその国の国民が決めることが自由なのだ。