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当時、犯罪に手を染めた若者たちの学歴の高さに驚いた。東京大学医学部、東京大学理学部、慶應大学医学部、早稲田大学法学部・・・頭の良い人たちが、どうしてあの見るからに怪しげな麻原の言いなりになったのだろう、と不思議だった。
純粋な若者ほどカルトにはまりやすいという。イスラム教過激派で自爆テロに身を投じるのも10代後半の若者たちだそうだ。子どもを育てる者として大きな恐怖を感じた。
そして「頭が良い」ということは、そう簡単に判断できるものではないと思った。勉強はすごくできるけれど世の中のことが分からない人や融通のきかない人、周りの人の気持ちが分からない人もいる。
親は子どもの成績が良ければ安心するけれど、それはペーパーテストが得意だというだけのことで、一つの要素でしかない。そして頭が良いから幸せになれるとは限らない。
事件の被害者の嘆きを思う一方で、加害者の親たちの嘆きを思う。おそらく元は親にとって自慢の子どもたちだったはずだ。
子どもの心に重大な変化が起きた時、それに気付けるだろうか。自分の子どもだけは絶対に大丈夫だという保証はない。子どもの心と向き合うことを疎かにしてはいけないと思った。