七生子のお買い物日記

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七生子の最近読んだ本
Aug 12, 2003
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は、『黄泉がえり』でブレイクした感のある梶尾真治『美亜へ贈る真珠』を読みました。

今となっては品切れ・絶版になってしまった短編集から、
「時間と愛」をテーマにした傑作を、チョイスして1冊にまとめたモノです。
知ってる人は知っているでしょうが、梶尾さんの短編集は1冊の本にコミカルな作品・
シニカルな作品・切ない恋愛作品などが、ドドドーンと一緒に収録されているんですよね。
それはそれで、全体としてのバランスがとれているんでしょうが、
どうせ読むなら、傾向別にまとめて欲しいと思うのが、読者心理というモノでしょう。
それを実現してくれたのが、このシリーズ、という訳なのです。ぱちぱちぱち。


既読作品の中では、梶尾さんのデヴュー作でもある「美亜へ贈る真珠」が一番好き。
佐藤史生さんの傑作「金星樹」と、雰囲気が非常に似ている作品なので、
佐藤史生ファンは必読かと思いまする。
(「金星樹」の可能性としてあった物語なのかも。切なくて、とても切ない愛の物語。
p.37の最後の一文に、思わず涙)

そうそう「梨湖という虚像」も切なくて哀しい愛の物語なのです。
死んでしまった恋人への愛に殉じ、静かに病んでいく梨湖。
そしてその姿を、なすすべもなく見守る事しか出来ない語り手の「私」。
泣く事はなかったけれど、読み終わった後も深い余韻の残る作品です。

初めて読んだ「“ヒト”はかつて尼那を…」は「梨湖という虚像」と同系列のお話。
愛する相手に、愛を受け入れてもらえない、傍観者にしかなれないヒト。

ところで、ワルッィエンの人たちってどんな形態なんだろう?

「時尼に関する覚え書」は、もしかして『ジェニーの肖像』を下敷きにしてるんでしょうか?
(読んでないよ~積んでるよ~発掘せねば~^^;)
未読のワタシは、「エマノン」シリーズや、モーさまの「マリーン」を思い出しました。
「時間」を巧みに使った「すれ違う恋人たち」を描いた傑作です。


初めて読んだ作品の中で一番好きだった作品が、最後の「江里の“時”の時」でした。
『クロノス・ジョウンターの伝説』と同系列で「タイムマシン」を小道具として使った作品です。
決して交わる事のない「自分が存在する世界」と「江里が存在する世界」の二つの世界。
そんな二人が、時空を超えて愛し合うようになってしまったら。
『クロノス…』の第一話のように「ただただ好きな女の子を死なせたくない。
たとえ自分がどうなってもいいから、生き延びて欲しい」という純粋な愛、
“自己犠牲の愛”に、ただただ胸を打たれました。
もう!途中から涙ボロボロこぼしながら読んでました~(号泣)。

梶尾作品のリリカルな面を全開にしたSF恋愛短編集。
ワタシが初めて読んだ梶尾作品はこの系列でしたし、
梶尾作品初体験な方&切ない恋愛小説が読みたい方に、とてもオススメかと思います~。
(「百光年ハネムーン」も好きだったけど、収録されていなくて残念)
とか言いつつ『黄泉がえり』の映画も本も、未体験な女であった。ダメじゃん^^;。





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Last updated  Aug 14, 2003 11:29:37 AM


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七生子☆ @ Re:ケータイにメールしちゃったよ!!(07/18) ■ あみぴさん 代用機があるので、そち…
あみぴ@ ケータイにメールしちゃったよ!! 昨日、携帯にメールしちゃいましたよ!! …
七生子☆ @ Re[1]:トイレトレーニングを始めるかな。(07/12) >なかさんさん そうなんですよー。 …
なかさん@ Re:トイレトレーニングを始めるかな。(07/12) ほえ! ご長男オムツ外れたのそれ位です…
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