七生子のお買い物日記

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七生子の最近読んだ本
Oct 5, 2003
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カテゴリ: カテゴリ未分類
水曜日の返却日に間に合うようにと読み始めたら、止まらない止められない。結局、一気読み。

泣き虫なので、最初から最後までほとんど泣きどおしで読んでいた気がする。
こんなに泣きながら小説を読んだのは、久しぶり(?)かもしれない。

「80分しか記憶が持たない」孤独で風変わりで、だけどとても純粋な博士。
そんな博士の元へと派遣された通いの家政婦の「私」。
頭の形が似ているからと「ルート」と呼ばれる私の息子。
そして母屋に住む、博士の義理の姉「未亡人」。

博士と、博士に惹きつけられた周囲の人たちとの間に(細心の注意を払いながら)

その切なく純粋な思いが、読み手であるこちら側にも伝わってきて
読んでいると、たまらなく胸が苦しくなってくる。
(「博士」と「私」と「ルート」の三人の間に、孤独な魂同士がふれあい
家族めいた温かい親密な空気が生まれるのだけれど、
すべてを台無しにしてくれる博士の「80分」の呪い(涙))

そして始終感情を抑えて、ほどよい距離感を持って綴られているからこそ、
静かで温かく、そして深い悲しみが、切々と伝わってくるのだ。
(次第に浮かび上がってくる事故に遭う前の博士の「過去」。
決して語られることなく、永遠に封印されたままの「過去」。たまんないね(涙)。)

残念ながら阪神ファンではないけれど、読んでいる間は「ルート」や「博士」と一緒になって

大昔から数学も好きじゃなかったけれど、
数字の持つ美しさ、神秘、永遠を熱く語る博士の姿には惹かれるものがあったし、
また博士によって語られると
「こんなにも数字とは美しいものだったのか…」
数字の、特に素数の持つ孤高の美しさに改めて気づかされた気がするのだ。

「実生活の役に立たないからこそ、数学の秩序は美しいのだ」(p.159)
は、心のメモ帳にしっかとメモメモ。

ところで、最後の一行。
どちらが先なのか?とふと考えたのだけれど、もし狙ったのではなく偶然だったのなら…。
まさしく本書は奇跡のような小説なのかもしれない。
数学嫌いの人にも、阪神ファンじゃない人にも、ぜひぜひオススメしたい物語だ。





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Last updated  Oct 8, 2003 11:33:11 AM


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七生子☆ @ Re:ケータイにメールしちゃったよ!!(07/18) ■ あみぴさん 代用機があるので、そち…
あみぴ@ ケータイにメールしちゃったよ!! 昨日、携帯にメールしちゃいましたよ!! …
七生子☆ @ Re[1]:トイレトレーニングを始めるかな。(07/12) >なかさんさん そうなんですよー。 …
なかさん@ Re:トイレトレーニングを始めるかな。(07/12) ほえ! ご長男オムツ外れたのそれ位です…
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