七生子のお買い物日記

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七生子の最近読んだ本
Feb 21, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私にとっての、初桐野作品。

ススメられてはいたものの、なぜかしつこい苦手意識があって、あと一歩が踏み出せず。
この作品が、MWA(アメリカ探偵作家クラブ)のエドガー・アラン・ポー賞の
最優秀長編賞にノミネートされたと聞き、好奇心から読んでみた。今頃になって(苦笑)。

* 本日の読み終わり *
桐野夏生『OUT』講談社 bk1 楽天

  雅子、43歳、主婦。弁当工場の夜勤パート。

  自由への出口か、破滅への扉か? 四人の女たちが突っ走る荒涼たる魂の遍路。 

雅子、ヨシエ、弥生、邦子。
この4人のごく平凡な主婦による壮絶な猟奇的犯罪を描いたクライム・ノベルと、
かなりセンセーショナルに報じられていたように思うけれど、そうじゃない。
犯罪そのものより、犯罪に手を染めざる得ない彼女達が抱える問題・絶望・弱さ・嫌らしいさが
とてもリアルに描かれていることに、強い衝撃を受けた。
(誰もが、我慢の限界を越えるか越えないか、ぎりぎりの状態にいるってこと!)

彼女たちの胸中を丹念に描写することにより、それぞれの人生がくっきりと浮かび上がってきて。
とんでもなく恐ろしい犯罪を犯したのに、
いつしか彼女たちへ共感めいた感情を抱いている自分に気づく。

「もしかしたら犯行が露見しちゃって、逮捕されちゃうの~?」

手に汗握りながら、大興奮のうずしお。
最後の最後まで緊迫した空気を維持したまま、飽きさせることなく、読ませる読ませる。。。
ひたひたと彼女達に迫りくる意外な人物からの容赦ない追撃に、またまたハラハラドキドキ。
そしてクライマックスでの壮絶な対決シーン!!
(ちょっと行き過ぎかなあという感がなきにしもあらず^^;)

犯罪に荷担する理由らしい理由のない雅子が、率先的に犯罪に関わった理由に、
納得した私である。
でも、この結末は。
どう考えても、めでたしめでたしの明るい未来を暗示しているとは、思えないのだけど。。。

それにしても“深夜のコンビニ弁当工場”という設定は絶妙だと思う。
“そこにしか行き場がない”集った人間達の背後には、どれだけのドラマがあるのだろう。
読了し、ついつい思いを馳せてしまった。
そしてここから、これほどまでに壮絶な物語を創り上げてしまった桐野夏生、恐るべし!!
初桐野作品として、この上なく適切な選択だったのかも。
今度はぜひ、映画も観てみたいなぁ。
(でも最後の最後まで、いや今でも、表紙装丁のオブジェの意味が判らないんですが^^;)





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Last updated  Feb 23, 2004 11:46:49 AM


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七生子☆ @ Re:ケータイにメールしちゃったよ!!(07/18) ■ あみぴさん 代用機があるので、そち…
あみぴ@ ケータイにメールしちゃったよ!! 昨日、携帯にメールしちゃいましたよ!! …
七生子☆ @ Re[1]:トイレトレーニングを始めるかな。(07/12) >なかさんさん そうなんですよー。 …
なかさん@ Re:トイレトレーニングを始めるかな。(07/12) ほえ! ご長男オムツ外れたのそれ位です…
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