七生子のお買い物日記

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Apr 28, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
* 最近の読み終わり *
鷺沢萠『ウェルカム・ホーム!』新潮社  bk1 楽天

シングルマザーや父子家庭が当たり前なこの時代。

 とっても温かい二つの家庭の情景を描いた2編を収録。
 『小説新潮』連載に書き下ろしを加え単行本化。


普通の家庭とは少し形が違う2つの家族の物語を収録。
血が繋がらなくともとても温かい家族の絆に
「家族って何だろう?親って何だろう?」ついつい考えさせれる。

「渡辺毅のウェルカム・ホーム」
友人の英弘・憲弘の父子家庭に転がり込んだ渡辺毅(たけし)。
家事全般担当の「主婦」として、またまたもう一人の父親「タケパパ」として
憲弘に接するのだけど、そのようすはまるで血が繋がった本当のお母さんのよう。

普通の家庭とは見た目は違うけれど、温かく、そして固い絆で結ばれている彼ら。
「フツーってなんだろう?」深く考えさせられると同時に、
余所とは違う自分ちのありように反発しグレることなく
すくすくとまっすぐに育った憲弘がとてもいい。
憲弘の書いた「僕の家族」の作文に、ついほろりしてしまった私である。

「児島律子のウェルカム・ホーム」
嗚呼。これも涙腺ゆるみっぱなしの家族小説だった。
児島律子の「波乱万丈な女の半生記」も読ませるのだけど、

自分の過去には「形のある何か」がまったくないなあ……(p.129)

そんな感慨を持っていた律子が「形のある何か」を得る物語でもある。

昭和30年代生まれの女ながら「いまどきの働く女」だった律子。
婚家の姑・小姑といった古いタイプの「あたしらのころ」の女たちとの軋轢は、

女が家庭を持ちながら外に出て働くことは、今となってはありふれた光景だけど
ちょっと前まではとんでもないことだったんだよなあと、ついついしみじみ。
(先達の苦労と苦悩があったからこそ、今のこの社会があるのよね。しみじみ。
女の社会進出の敵は、必ずしも男だけじゃないのか。はぁ)

離婚と共に訪れた、血の繋がりを超えて大事に育てていた娘との別離。

感動のクライマックスに、涙腺がゆるみっぱなしだった泣き虫の私である(感涙)。


2作品とも、読み終えて胸に静かな感動が広がる、とても上質な家族小説。
主人公のモノローグで綴られているのだが、ぼやきというか鋭い突っ込みに
「よくぞ言ってくれた!!そう!そのとおり!」
気分がすっきり爽やか。晴れ晴れすること間違いなし!!

こんな「ちょっと形が違うけど、あったかい家族の物語」を
もっともっと書き続けて欲しい!と読み終えて思ったけれど、
永遠に続きは読めないんですね。。。
一読者として本当に残念で無念。
嗚呼。鷺沢さんのご冥福をお祈りします。。。





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Last updated  May 10, 2004 11:52:30 AM


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七生子☆ @ Re:ケータイにメールしちゃったよ!!(07/18) ■ あみぴさん 代用機があるので、そち…
あみぴ@ ケータイにメールしちゃったよ!! 昨日、携帯にメールしちゃいましたよ!! …
七生子☆ @ Re[1]:トイレトレーニングを始めるかな。(07/12) >なかさんさん そうなんですよー。 …
なかさん@ Re:トイレトレーニングを始めるかな。(07/12) ほえ! ご長男オムツ外れたのそれ位です…
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