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するとやっぱり男系男子派? いやいや!
皇統断絶の危機を前に男系男子に固執するのは<決して歴史の"伝統"でも"正統"でもなく、約五割の役割を果たした側室制に目をつぶった、守旧で観念的な、無理を承知の横車に近いであろう>(『愛子さまが将来の天皇陛下ではいけませんか』2013年)と嘆く田中卓氏(故人)は保守系の歴史学者。
<そもそも、「国民統合の象徴」である天皇になれるのが"男性"に限られるというのは、「男尊女卑」の考え方を取り除いた場合、ずいぶん奇妙な制度設計ではあるまいか>(『「女性天皇」の成立』2021年)と難じる高森明勅氏は保守系の神道学者だ。
<ただちに双系継承を認め、愛子さまを皇太子に!>(『ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論3』2025年)と主張する小林よしのり氏を含め、彼らは直系長子継承を訴える強力な女性・女系天皇容認論者で、むしろ政府の拙速な皇室典範改正案とは対立する立場にある。
世論も新聞も共産党も保守論客も求める議論のやり直し。やはり政府は改正案を即撤回すべきだろう。
(文芸評論家)
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