HAVE A NICE DAY

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2008.01.22
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カテゴリ: book



で、マイクル・クライトンの『NEXT』。これは面白かった。上下二巻、95章から成っているが、一章一章は短く、数種類の話が平行している。短編小説を小分けしてシャッフルした様な構成。

しゃべるオラウータン、学校へ通うチンパンジー、言葉をあやつるオウム、どれも遺伝子導入の産物。卵子を売る少女、成熟遺伝子ウィルスを吸い込んでヤク中が治った?、離婚訴訟のために遺伝子診断をする・・・・・といったエピソードをごちゃまぜにならべて長編に仕立てていて、メインストーリーがない。それらは近い将来に起こりそうな、あるいは今現在すでに起こっていそうな事件で、真に迫っている。「NEXT」には、さらに次があるぞ、次はとうなるか、次に何をすべきなのか、といった意味が込められているんだろうな。

一番おそろしかったのは、特殊細胞のため楽品会社から追われる母と息子の話。遺伝子特許により自分の身体組織の所有権が楽品会社にあり自分のものでない、という事態がありえるのだ。特許は誰のため何のためにあるのか、という問題を提起している。

で、彼の主張はあとがきにまとめてある。遺伝子特許は病気の治療を妨げ、研究を抑制する。よって公益に反するから遺伝子特許取得を認めるべきではない。ヒト組織の利用についてのガイドライン、法整備を整えること。学術界と企業との良好なバランスを保つこと。


ちょうどこれを読んでいる頃、韓国の科学者が暗闇で光るクローン猫を作り出したと発表した。通常は普通のアンゴラ猫と同じに見えるが、暗い場所で紫外線を当てると光る。蛍光タンパク質を操作した猫で、細胞のマーキングなど遺伝病治療のための研究や実験に活用できる可能性があるという。遺伝子操作をした動物の研究は、かなり進んでいるらしい。


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<今日の読書>
野蛮人のテーブルマナー / 佐藤優






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Last updated  2008.01.24 21:38:13 コメント(4) | コメントを書く


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