ぼたんの花

ぼたんの花

2005/08/01
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テーマ: 戦争反対(1249)
カテゴリ: 原発と劣化ウラン
『だが、原爆の悲劇はそれで終わったわけではない。むしろ、原爆の苦しみはその後のほうが大きかった。
被ばくした人々は放射能の後遺症に苦しみ、毎年命を落とす人が絶えない。それはいまでも続いているのだ。そして、原爆の苦しみは被爆者が死に絶えたら、それで終わるものではない。放射能の影響は次の世代にも及び、これからも続くのだ。このことをアメリカは知っているのだろうか。』


これは、戦争の話を身近な人に聞いてくる、という宿題を出された米国に留学した孫娘への返事、お祖父ちゃんの手紙。


シベリア強制収容所のことも書いてある。終戦間際に参戦してきたソ連に、戦争が終わった後もシベリアで何年間も過酷な労働を強いられて地獄のような苦しみをなめ、極寒の中で命を落とした、六万人といわれているが不確かだとも。


アメリカについては、自分がやったことを出来るだけ小さく見せると書いてあり、日本については、悪事を犯した人間が、自分のいたらなさを必要以上に誇張して反省してみせ、自分の良心を認めてもらい『罪を薄めようとする』と。


この著者自身は、戦地に赴く前に終戦になったので、実際に戦地で戦った人とは、多少、感覚も違って、日本軍の犯した現実を見ていない分だけ、罪を過小に見ているきらいもあるし、逆に全体を客観的に見る事もできるだろう。

『そういえば、景子がニューヨークに行ってまもなくのころ、向こうでは授業で原爆をどう教えているかについて、知らせてきたことがあったね。アメリカでは、原爆による犠牲者を、原爆が投下された瞬間の数だけ教えていて、その後、毎年、増えていく死者の数は犠牲者に加えていない、ということだった。』



原爆そのもが、『国際法に違反する武器』だから、そのやましさをアメリカは十分に感じている、だから必要以上に、戦争を終わらせるために必要であったとかしましくいいたてる、原爆投下の犠牲者数を少なく見せようとするのはその表れなのだろうと、孫娘の景子さんに手紙を書いている。



『原爆による犠牲者を、原爆が投下された瞬間の数だけ教えていて、その後、毎年、増えていく死者の数は犠牲者に加えていない、ということだった。』



『科学的な証明』をしては米国は困ると思いますよ。



http://www.rerf.or.jp/nihongo/glossary/abcc.htm
原爆傷害調査委員会(ABCC)
1946年、広島・長崎の原爆放射線被ばく者における放射線の医学的・生物学的晩発影響の長期的調査を米国学士院-学術会議(NAS-NRC)が行うべきであるとするハリー トルーマン米国大統領令を受けて、原爆傷害調査委員会(ABCC)が設立されました。当初、運営資金は米国原子力委員会(AEC)が提供していましたが、その後、米国公衆衛生総局、国立がん研究所、国立心臓・肺研究所からも資金提供がありました。1948年、日本国厚生労働省の国立予防衛生研究所が正式に調査プログラムに参加しました。ABCCは、1975年4月に発足した放射線影響研究所の前身です。


『』内は、『おじいちゃん戦争のことを教えて』 中條高徳 著 致知出版社 1400円+税 より引用





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Last updated  2005/08/02 01:00:39 AM
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