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2001.12.04
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カテゴリ: 普段の事
動き始めた感情に一番戸惑っていたのは、利枝自身だった。

にしたいなんて思ったことはなかった。
これが、利枝の恋愛感情のはじめの間違いだったのかもしれない。

真樹と大崎君の2人は学校公認とも言えるほどの仲になったのは、3年生の春頃だった。

この年、利枝の通う学校は生徒数増加のため、3年生までもがクラス換えがあったのだ。
そして、ここで何と利枝は思いもがけない事態に直面する。

大崎君と利枝が同じクラスだったのだ。

喜び以外の感情も利枝にはあったが、本当に嬉しかった。


同じクラスなら、たいていの行動は一緒である。(クラス単位)

そして、同じクラスに浅海までいたのだ。ま、偶然。

浅海にだけ利枝は「(もしかしたら)あたし大崎君のことスキかも」
と、うちあけた。
当然、驚くだろうと思っていたのに、浅海はなんと「がんばれ~!」
応援してくれた。
普通、友だちの彼氏を好きになった場合は、どうなのかわからない。
でも、驚いたのは利枝だった。
浅海は協力的で、いろいろ教えてくれる。
「片思い、つらいけどがんばれ」
「人の彼氏でも好きになるのは自由だよ」


後で本人から聞いた話によると、浅海も大崎君をスキだった時期があったらしい。
(って、オィ!)

そうして、なんとか修学旅行当日。
行きの電車の中で浅海がとった行動が、なんとも協力的で、大胆だった。
『大崎君の写真』をとってくれると言うのだ。

ま、利枝のためだけじゃないにしても、さすが恋する乙女の味方とでも言うべきか、
でも、とりあえず、浅海、ナイス!!

・・・旅行が終わる頃には、普通にフィルム1本大崎君が出来上がっていた。
そりゃ、好きな人の写真。
いっぱいあって、嫌な訳ないじゃない。
でも、隠し撮り・・・・。

そして、この旅行中に、決定的になってしまったことが1つあった。
利枝の心の中の大崎君を思う気持ちは、そんなに大きいものではなかった。
しかし、この浅海の行動が利枝に追い討ちをかけてしまい、思い込みを激しくさせていったのだった。


---第2章終り。





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Last updated  2001.12.04 03:15:05


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