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放射線治療が終わったのは昨年5月、もう9ヶ月がたとうとしています。術側の乳房はだんだんと柔らかくなってきましたが、それでも反対側に比べるとまだ硬さが残っている感じ。傷跡はだいぶ目立たなくなり、ちょっと引きつる感じがあるくらい。以前、術側のお手入れをちゃんとしよう、って日記に書いたのに、また最近さぼるようになっていました。今日、ブラの黒いカップに左側だけ白い粉がついていて。乾燥しているんですね。9ヶ月経ってもまだ普通に戻っていないんだ、と実感しました。あわてて今日の入浴後にケラチナミン、つけました。さて、高3の息子、大学付属校なので受験はなかったのですが、やっと第一志望の学部に決まりました。今日は卒業式と入学式に着るスーツを買いに、夫と息子と3人で。「姉ちゃんは成人式で着物を高いお金でレンタルしたんだから、オレはブランドスーツでもいいでしょ?」と息子。何を生意気なことを、ということで、アオキのフレッシャーズキャンペーンに。まだ受験シーズン真っ只中なのかお店は空いていて、店員さんに丁寧に説明してもらいながらスーツ、Yシャツ、ネクタイ、くつ、ベルト、一式をそろえました。馬子にも衣装だわ。それなりに大人っぽく見えて、何だかうれしいような、ちょっと寂しいような。やっぱり子供達の成長をこれからもこの目でちゃ~んと見なくっちゃ!と改めて心に決めた一日でした。
2010.02.21
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手術以降、愛用しているユニクロのブラトップ。先日、パープルのタンクトップを脱いだ時、黒いカップに白い粉みたいなものがついていました。それも術側の左のみ。どうも乾燥してかさかさしているのか、角化した皮膚が粉をふいたみたい。思い出しました。放射線治療後に看護師さんに、ケア次第でツヤやハリが違うといわれたこと!言われて2~3週間はせっせと乳液を塗っていたのだけれど、最近はすっかり忘れていました。それで、もう一度ちゃんとケアしようと決心しました。以前化学療法中、爪や指をやられた時から愛用していた「ケラチナミンコーワ」という尿素配合のクリーム。先日ドラッグストアで乳液タイプを見つけて、毎晩入浴後に術側に使うようにしています。そしたら、黒いカップに「粉」がつかなくなりました。そういえば、以前よりも術側の乳房が少し柔らかくなってきた。ちゃんと手入れしていれば、回復の状況もわかるし、自己検診にもなる。続けよう…乾燥した皮膚にうるおいを与え、かゆみを鎮める乳液ケラチナミン乳状液20% 100g 【第3類医薬品】
2009.11.10
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明日、久しぶりの乳腺外科の診察があります。先生に聞きたいことが山のようにあったように思うのですが、いざ明日何を聞こうかと思ったら整理できていないことに気づきました。ちゃんとメモしよう…先ほどシャワーを浴びながら、術側の黒く変色した乳輪周辺を恐る恐るこすってみたら、何とアカのようにぼろぼろと落ちて、元の桃色(に近い?)乳首が現れました。びっくり…放射線治療以降、黒ずんできて怖くて触れなかったのだけれど。まるで脱皮!です。左右で形は違うけれど、、、恥ずかしい話ですがちょっと感激。(ただのアカだったのかなぁ。それって不潔…!?)
2009.06.22
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今日、4回目のハーセプチンでした。「今日は2回刺されてもガマンしよう…」なんて思いながら。今日の看護師さんのつぶやき「血管が細いですねぇ~。それに深いなあ…奥深い…」私はふきだしてしまいました。でもおかげさまで1発でした♪終了後、放射線腫瘍科の2週間後診察がありました。久しぶりに地下に行く階段を下りながら、お~何度ここをうつむきながら歩いただろう…って少々懐かしくも切ない気分で。医師にどうですか?と聞かれて「おかげさまで何だか、痛くも痒くもないんです」と答えたら、「痛くも痒くもない」とパソコンに打ち込んでいました(笑)時々チクチクする程度、と付け加えましたけれど。「軽くてよかったですね」と。次の診察は半年後、その後は1年ごとに5年後までだそうです。長い…診察後に看護師さんからの注意事項。・日焼けのように小麦色になるけれども1年程度でわからなくなる。・運動も普通にしてもかわまわない。・温泉もオッケー。・軽くむくんだり張ったりして痛むことがあるけれど心配はない。・100人に一人の割合で肺炎を起こすことがあるので注意して。などなど…で、一番私がおっ!!と思ったのは…照射側の乳房に保湿クリームやオイルで手入れをしておくと、2~3年後の乳房のツヤやハリが違うのだそうです。決めました。がんばったおっぱいに、顔につけているのと同じ乳液をつけてあげることに。ツヤツヤにしてあげよう
2009.06.02
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おかげさまで、最後の放射線治療、終了しました。今日は最終日ということで診察がありました。胸にチクチク感はあるものの、痒みとか痛みとかひどい症状がほとんどありません。逆にいうと、本当に放射線の効果があるの?とちょっと不安にも思って。診察が終わった後、先生に聞いてみました。そもそも2グレイ×25回と聞いていたのが2.66グレイ×16回という治療になって、総照射量が少ないのだけれど効果に影響はないのか…と。先生の説明は、「小さなパンチを数多くすることよりもやや大きなパンチを加えた方が効果がありそうだということだ」と例えて説明してくださいました。乳がんの放射線治療がこれから変わるかもしれない、と。「だけど先生がおっしゃっていたほど痒みもないし、これってもしかして効果がないのでは、と心配だったんです。」とたずねると「う~ん、でも十分に焼けていますよ。」という回答。魚じゃないんだからさ、焼けてるって…と思いましたが、納得しました。そして、最後の治療。何だか感慨深い。天井のウルトラマンを見つめて「最後ね」と。原発乳がん600例の実績があり、温存が7割のこの病院、単純計算しても最大1年に420人の乳がん患者がここに横たわってウルトラマンを見つめるのか…というか、ウルトラマンが見ているのか…今日はウルトラマンが神々しく見えました。いつも治療室には音楽が流れていて、同じ曲がかかっていることがないな、と思っていました。今日はピアノ曲が流れていて、何だか聞いたことがあるなあ…と。そうだ、冬のソナタのバックミュージックだ!なつかしい…そしたら、ヨン様の横顔とウルトラマンが重なって見えて。思わず微笑み見ました。ウルトラマン、ありがとう。だけど、もう会えないよ~ 会いたくないよ~とサヨナラを伝えてきました。放射線腫瘍科の扉を開けた時、不覚にも涙がでてしまいました。終わった、うれしい、よくぞがんばった、これからもがんばるぞ…!!
2009.05.21
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治験のハーセプチン12回のうち、2回目を受けてきました。先週の「だるさ」のことを担当の方に申し出たら、抗がん剤後にハーセプチンを受ける人によくみられる症状だといわれました。「抗がん剤の症状が完全に抜けるまで、1年かかりますからね~」って…そうだよなぁ、半年間の8回にわたる抗がん剤、手術、放射線治療…相当からだはダメージを受けているのでしょうね。そしてもうひとつ、ダメージを受けていること。それは血管です。かなり細くなっているらしい。今日もさしなおしでした。注射針をさすのにふたりがかり、15分くらいかかりました。点滴より、そっちに疲れてしまったわ…終了後、放射線の追加照射1回目を受けてきました。今までとはちょっと違って1方向からのみなのですが、へんてこな器具が装置についていて。あー、的を狙って照射しているのかしら…みたいな。今日も1分間、天井のウルトラマンを見つめてきました(笑)いよいよあと1回です。
2009.05.20
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手術側(左)の「全体照射」16回が終わりました。明日からあと2回、追加照射(病巣があった部分)です。手術時にチタンのクリップ(⇒この表現がとても気になるのだけれど)をつけてあって(平均6個)、そこをめがけて放射線照射するのです。乳房内の再発は、がんがあった部分の周囲からでることが多いので、そこに集中して照射する、という考え方です。今日までは2方向(斜め前と斜め後ろ)からの照射でしたが、明日からは1方向のみ。放射線治療で皮膚が痛くてつらい思いをした人には申し訳ないのだけれど、今のところ痛みや痒みがありません…汗をかくとチクチクする程度です。これってラッキーなのかしら?それとも勝負はこれから?さすがに16回も通うと、技師さんの位置ぎめしやすい位置に横たわり、体勢も整え、みたいな無意識の配慮をもできるようになり……自慢にならないわね。天井のウルトラマンをぼーっと見つめるのもあと2回です。自分のブログを書いたらマイスリー錠を飲んでさっさと寝る生活、ちゃんとしたコメントも書いていないし、いつもお気に入りにしている皆さんのブログをたずねるのも失礼しちゃっています。どうかお許しを…
2009.05.19
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15回目の放射線治療、受けました。あと3回。今日も診察がありました。(この病院は月・木が診察。月がメインの?診察。)もう多くを語らないことにしていました。「痒みはどうですか?」と聞かれ「汗をかくと少し痒いけれどそれほどひどくはないです。」と答えました。「もう15回だよね~かゆいハズだけどなぁ…」と先生。どうやら私は精神的には弱いけれど、皮膚は強いみたいです(苦笑)。
2009.05.18
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だるいだるいと言いながら14回の放射線治療が終わって、残りあと4回。一昨日は放射線腫瘍科医師の診察がありました。だるさ、気持ちの落ち込み、食欲不振、胃の不快感…など話しましたが、解決策なんてないんです。完全にスルーされた。「また何かあったらすぐに申し出てくださいね。」って。申し出たらどうしてくれるんだろ…ちょっと八つ当たりに近い気分…昨日から少しダルさが治まってきました。気持ちもだいぶ落ち着いてきました。休日は大事だ…放射線治療中は、胸につけられたマジックのマークを毎日書き足されます。術側には○と×、反対側にも×。それが下着についてしまうんですね。(先輩方のブログで承知していました。)ユニクロのブラトップ、990円で買ったから惜しくもなく、安心して使えます。ただ、汗をかく季節は脱ぐ時がちょいと大変。特に今両腕とも筋肉痛で力がはいらないので、イテテ…とあらかじめ胸の上までしゃくりあげてから脱ぐのがいいみたい。今の皮膚の状態は、乳輪付近がシワシワ、カサカサしているのと、わきの下から術痕近辺がかなり赤黒くなってきています。だけれど、今のところひどい痒みはなくて、チクチク痛むくらい。汗をかいたり、ホットフラッシュのタイミングが特に痛いかな。家にいる時は、冷たい手でちょっと触ると気持ちがいい。保冷剤を使うといい、とアドバイスをいただいて用意してあるのだけれど、今のことろそこまでつらくはないみたいです。あと1週間、がんばろう。
2009.05.17
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ものすごいダルさで…とりあえず出社しましたけど、とてもじゃなく集中できず、途中何度も休憩室に行って横になりました。体重が2倍になったんじゃないかってくらい重たくて、思考がまわらない。これは放射線治療の副作用なのか、ただの疲れなのかわかりません。今日の治療のとき、看護師さんが「だいぶだるそうだけれど大丈夫?」と声をかけてくれました。3割くらいの人はほとんど副作用がないらしいです。治療が終われば治まるはずだからがんばって、と。あと6回、がんばります。治療中、天井を見ると「ウルトラマン」が貼ってあるのが気になって技師さんに聞いてみたら、子どもが治療を受ける時にあれを見るように言うらしいです。そっか、子どもも受けているんだ…いいおばさんがグチこぼしている場合じゃないな、ってウルトラマンを見ながら思いました。
2009.05.13
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今朝は起きがけにお腹をこわしてしまい、しばらく横になって様子をみていました。段々と気分が憂鬱になってきて、お腹が治ったのに起き上がれない。だるさも加わって、全くダメで午前中は休むことにしました。昨日は息子の高校のサッカーの試合を見にいけたくらい元気だったのに。筋肉痛もピークのときにくらべれば半減したし。なのになぜかものすごい落ち込みで。会社では午後から会議が2つありましたが、口を開くと涙が出そうで、自分でもどうしたものか…夕方、放射線治療を受けるために病院へ向かう道々、 この1年はなんだったんだろう こんなに時間と労力とお金をかけて、本当に効果があるんだろうか 反対の胸にできた影は何だろうついつい下を向いて歩いてしまいました。10回目の放射線治療を終えて、今のところ皮膚には特にひどい症状は出ていません。治療の後、週に1回の診察がありました。いつも受付で書く日誌に、ダルさと気分の落ち込みを書きました。診察でそれを見た医師は、なんでそんなに落ちこんでいるの?と。答えようがなかったです。何で?と聞かれても…「治療が終われば元の身体に戻れるから、あと8回、がんばりましょうね。」と。その時気づきました。元に戻れないという不安なんだと思う。何を根拠に「元に戻る」といってくれたのかわからないけれど、元には戻らない。漠然とした憂鬱はコレだと思いました。放射線腫瘍科の医師に心のケアを求めようなどとは所詮考えていませんでしたが、何か、自分のモヤモヤの原因のひとつが明確になったなあ…と苦笑いです。実は明日から治験が始まります。とてもラッキーな点、不安な点、いろいろあります。また書きたいと思います。今日の日記は暗くてごめんなさい。・・・と書きながら涙がでてしまうしょうもない今の自分です。
2009.05.11
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ゴールデンウィークも終わり、今日からまた仕事が始まりました。いつもの一日の始まり…なんだけれど、今朝からものすごいダルさで、重力2倍感。放射線治療の副作用なのか、昨日飲んだビールのせいなのか、連休のダラダラ生活のせいなのか…原因はわかりませんが、ダルさに加えて一日中ナマあくび。20回くらい。今日夕方、8回目の放射線治療を受けてきました。患部の左胸がジンジン痛みはじめて、きっと効果が出ている証拠なのでしょうけれど、一日中神経が胸に集中。先輩方が書いていたように、後半に向けて段々と副作用が出てきているようです。あと10回だ! がんばろう。悩んでいた筋肉痛ですが、慣れてきたのか、痛みを避けるコツがわかってきたのか、苦痛は半分くらいになりました。お安く手に入れた(?)「芍薬甘草湯」は毎日飲んでいます。そのおかげもあるかな。最近は、朝、足首と手の指関節のこわばりが気になります。布団の中で足をぐりぐり動かして、手もグッパ、グッパと動かしてから起きています。上手につきあっていくワザがわかってきたかな(笑)
2009.05.07
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今日は5回目の放射線治療を受けてきました。今のところ、ちょっとチクチク感があるくらいで、副作用は出ていません。治療前に「今日は治療後に先生の診察があります」といわれて、あー、例の皮膚の硬さを計るのかな、と思っていました。いつものように10分程度の治療が終わり、診察に行くと…意外なお話が…23日に撮影したCTの映像で、右胸に影がある、というのです。左にがんが見つかった昨年7月の写真では写っていないのです。炎症が写っていると思われるとのことでしたが、すごいショックで。小さな影なので今のところなんともいえない、エコーやマンモでは写らないレベルの小さな影だそうです。半年後に念のためにCTを確認しましょう、ということで10月の予約を取りました。さすがにこのことはまだ誰にも伝えていません。抗がん剤、手術、放射線治療と、やっとここまできたのに、反対側に影があるなんて…言えないわ。この先半年間、ずっと抱えなくてはならないこの不安感をどこにぶつけたらいいのでしょう。(何のためにつらい抗がん剤を乗り越えたんだよ!)何もゴールデンウィーク前に言わなくてもいいじゃん、先生。ただの炎症であることを祈るしかないです。がん患者の宿命でしょうか。常にどこかにある不安。これから一生、闘っていく相手ですね…
2009.05.01
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昨日、1回目の放射線治療を受けました。治療する部屋の隣にブティックの試着室みたいなブースが2つ。そこで検査着に着替えて(上だけ)から治療室へ。入る前に、自分の名前をフルネームで伝えること。(同姓の人がいるので気をつけるように受付で言われました。看護師さんがもっている書類に「同姓注意」というカードが貼られていました。あまりポピュラーな姓ではないのですがここまでやってもらえると安心だなあ、と思いました。)そして技師さんが3人出迎えてくれました。この病院は必ず自分の名前を言って挨拶してくれます。それが…3人とも若くて、どちらかといえば「イケメン」なんです…。まず最初に、マーキング。この間CTでつけたマークとは別に実際に放射線を当てる場所を詳細に決めて、マジックでマークします。後でみたら、本当にイタズラ書きみたいなマークで。写真を撮ろうかとも思いましたが、アップする勇気がないのでやめときます。○だの×だの、書き放題(笑)左右から照射されるのは事前に聞かされていましたが、まず右から30秒、そして器械がビーンと動いて左下から30秒。治療自体はあっというまに終わり、痛くも痒くもないです。そして、患者を間違えることのないように、顔写真で管理したいので写真を撮らせてほしいと。今日は2回目を受けてきましたが、今のところ特に身体に支障はないです。看護師さんに言われた注意としては・お風呂に入ってもいいが放射線があたった部分はこすらないように。・わきの下も一部放射線があたるので脱毛、かみそりは刺激になるので使わないように。・皮脂が出なくなるので乾燥してしまうので無添加のオリーブオイルやベビーオイルをつけてもいい。などなど。私は5時半~の予約ですが、30分の間に3人が予約していて、来た順番に治療を受けるようです。これからゴールデンウィークに入るのですが、29日、5月5日、6日は放射線治療はやってくれるそうです。つまり、明日も行ってきま~す。昨日の診療費は14,520円、今日は4,230円。これから毎日毎日4千円ほどかかることになります。治療費については後ほどまとめて書きたいと思っていますが、やっぱり高額だわね~。
2009.04.28
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今日は放射線腫瘍科でCTを受けてきました。放射線治療の位置決めの印をマジックでつけられました。治療は4日後の27日から。それまでこの印を消すなと。シャワーはいいけれど、こすってはいけないらしいです。防水効果のあるコーティングのスプレーをしてもらいましたが。実は、明日の夜から実家の近くの温泉に行く予定なのですよ…わざわざ家族風呂がついている温泉を母が予約してくれて。すっごく楽しみにしているのです。技師さんが、「できるだけ胸より上はお湯につからないように」と。そんなぁ…この印を消さない方法はないものでしょうか…
2009.04.23
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髪の毛の伸びと同時に、まつげ、眉毛も少しずつ伸びています♪先日、コンタクトレンズを作るために眼科の診察を受けました。まつげはまだ数ミリ程度しか生えていなくて、どうみても不自然。医者に聞かれたら正直に抗がん剤のことを言おうかなあ、なんて覚悟していました。診察するなり、「逆さまつげがありますねえ…」と。元々子どもの頃から「逆さまつげ」がいつも2・3本あって、伸びてきたら毛抜きで抜いていました。「眼にキズがつきやすいから抜きましょうかね。」と。ポツッ、ポツッ、と抜いてくれるのですが、これが結構つらい!涙がポロポロでて…2~3本かと思ったら、10本以上抜いている!「…そんなに多いですか…?」泣きながら聞くと「結構多いですねえ…」やっと生え始めたまつげを簡単に抜くなよ…!と内心ハラハラしながら、両目とも12~13本、抜かれました。どういうこと…!まつげが下向きに生えるように変わってしまった!?私の気持ちとおんなじかぁ、なんて冗談半分で苦笑です。
2009.04.18
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筋肉痛というか、身体のこわばりは相変わらずです。(でした。)14日の放射線腫瘍科の診察の時、抗がん剤の副作用で筋肉痛に悩んでいる、と先生に伝えました。「あー、ドセタキセル(タキソテール)の副作用ですね。」と反応。わかっているじゃん!と、内心ガッツポーズ。そりゃそうですよね。何百人という乳がんの放射線治療を受ける患者さんを診ているんだもの。本当は乳腺外科の先生にお願いすべきなのでしょうが、漢方薬を処方してもらえないか、とお願いしてみました。「ツムラの芍薬甘草湯を」とダイレクトに。そしたら先生は書棚から薬の本を引き出してきて調べてくださって、うんうんと了承してくださいました。(今までにこういう患者はいなかったのかな?)パソコンの画面を見ながら「どのくらいいるかな?」と聞かれたので「マックスで!」ととっさに答えてしまいました。そしたら画面に「60日分」という表示が…!2か月分もいらないかなぁ、と思いつつ、すでに先生はEnterボタンを押してしまったので、まあいいっか…と。ドラッグストアで買った市販の芍薬甘草湯は、5日分で1200円なんです。60日分…保険適用で負担3割としても、いくらなんだろう?って薬局でドキドキでした。そしたら「1500円ですぅ」と薬剤師さん。神に見えましたね。そうだ、漢方は処方してもらえば安いんだ、って思い出しました。そして、1日3回、惜しげもなく(?)飲み続けたところ…今朝は痛みが半減していました!いつもより楽に階段を降りられて、たったこれだけのことがううれしくてうれしくて、朝の支度がルンルンでした♪まだ痛みが消えたわけではないのですが、朝がちょっと楽になってささやかな喜びでした!
2009.04.17
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昨日、放射線腫瘍科の初めての診察がありました。久しぶりに病院へ向かう道々、公園の木が初夏の様子になっていて、時間の流れを感じてしまいました。初対面のS先生は温厚そうで丁寧な年配の先生でした。まず、私のがんが見つかった日(7月23日)から今日までのことが書かれたワードのファイルを上から順番に1行ずつ噛み砕くように確認。文章を訂正したり、書き加えたりしながら。そしたら2ページにわたってしまって、はみだした5行分を何とか縮めて1ページにしたい先生は、フォントを小さくしたり、いろいろ悪戦苦闘していました。思わず、「行間を小さくしてはどうでしょう?」って口を出してしまいましたよ(笑)それから診察。患部を触診した後、「皮膚の硬さを測ってもいいですか」といって、小さな器具を出してきました。「パスタの硬さを測る器具を改造して、皮膚の硬さを測れるようにした」んだとか。これを放射線治療後にも測定してよいか、と聞かれ、もちろんいいですよ、と答えました。(この測定にも同意書がいるらしい)実際の放射線治療は、乳腺外科の先生から30回と言われていたので覚悟をしていたのですが、18日間の短期照射もあると奨められました。ふつう、1回2グレイ(照射量)のところ、2.66グレイにあげてその分短期間にするというもの。効果については差異がないとのこと。参考までに、とカナダでの臨床試験の結果のグラフを見せてもらいました。(黄色い線が短期間照射。グラフの上の方が効果が高いという意味。)また副作用もほとんど変わらないか、むしろ少なめとのこと。私見ですが、と加えてS先生は、今後はこの短期間治療が主流になると思われます、とおっしゃっていました。仕事をしながら通う予定の私にしてみれば、とても助かる提案で、これを承諾しました。そして、照射の仕方。下の図は身体の断面を上からみたところで、左右からの照射になります。これが16回。そして↓のところが、ガンがあったところの局所照射でこれを2回。ちょっと肺をかすめているのがわかりますが、稀に肺炎を起こすことがあることを承知してほしいとのことでした。そのほか、副作用などの説明も含めて、1時間近い診察でした。その後、看護師さんから治療の手順や副作用対策など、とても丁寧に説明をしてもらいました。4月27日が第1回目の治療です。時間は夕方5時半から。(ちょっと早退しないと間に合わない時間ですけど、しょうがない…)ちょうどゴールデンウィークが間にあるのですが、4/29、5/5・6は治療を行ってくれるそうです。順調にいって、終わるのが5月21日です。23日にCTと照射位置のマーキングがあるそうです。3月12日の手術から治療がなかったので空白の1ヶ月でしたが、いよいよ第3ステップに入ります。あと10日間ほど、のんびりとすごそう。
2009.04.15
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筋肉痛の悩みについて、いろいろご意見や励ましをいただいてありがとうございました。今朝も起きたら階段下りるのがやっと。朝ごはん食べてから出勤の準備をしようと思っていたのですが、何だか気力がなえてしまってそのまままた横になってしまいました。結局午前中、仕事を休んでしまった。年度末を終えて新年度が始まり、疲れもあったかもしれません。そういう時はどうしてもよくない方に考えてしまって、気持ちも落ち込んでしまう。抗がん剤治療を半年がんばって受けて、がんをやっつけることはできたかもしれないけれど、元々もっていた元気な身体を失ってしまってしまった。抗がん剤によって生き延びることができるようになった年数はどれくらいなんだろう。もし抗がん剤を受けなかったら元気な身体で仕事をすることができただろうか。そもそもこの治療の選択は正解だったのだろうか。もう考え始めたらダメね。筋肉痛や関節痛で悩んでいる人がたくさんいることもわかって、少し励まされました。ネットでいろいろ調べると、先日HOT-MILKさんが教えてくださった漢方薬の「芍薬甘草湯」が紹介されているものが複数ありました。即効性はないけれど、緩和していくと。とりあえず続けて飲んでみることにしました。それと気分転換ですね。考え込んでも痛みがスッキリするわけじゃないのだから。がんばってみよう。
2009.04.09
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先週の退院後診察は、私の仕事の都合で5時からお願いしました。5時以降は次の予約が取れないため、放射線腫瘍科の予約は今日、電話でとるように言われました。電話してみると、最も早い診察が4月14日とのこと。え?2週間後…!?HPで見たら3人の医師が常勤らしかったのでそんなに先とは思っていませんでした。しょうがない、とりあえず4月14日9時を押さえました。で、実際の放射線治療は?と聞くと、今日診察を受けた患者さんは3週間後開始です、って。ものすごい繁盛ぶり…(この病院の放射線腫瘍科では2007年に年間465人の乳がん患者の治療をしています。)この分だと私の治療開始は5月入ってからになりそうです。術後2ヶ月近く経つことになる。乳がんは進行が遅いという特徴がありますけど、、、ちょいと不安です。それから、治験の話。「ラパチニブ」という欧米では認可されていて、日本ではまだ認可されていないお薬です。私のようにHER2陽性の人に効果があり、ハーセプチン同等以上の効果が期待されています。この治験に参加することに同意したのですが、まずは検体(手術で切除したがん)を海外に送り、3週間後に対象であるかどうかの結果が出るとのこと。つまり術後の治療はそのあとに決まるということです。4月いっぱいは何の治療もない、ということになりそうです。いいのかなあ、と不安にも思うのですが、この際、体力増強月間にすることにしました。相変わらず手足の筋肉痛はあるのですが、ストレッチからボチボチはじめてみます。
2009.03.30
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