エルマ♪のバリバリ英語育児

エルマ♪のバリバリ英語育児

February 17, 2011
XML
発音編の最後、アクセントとイントネーションですよね。これは、説明するの難しいのです。そして、日本人の大人は、これから練習しても、多分、完ぺきにはなりません。残念ながら。でも、もちろん、上達はしますし、コミュニケーションに支障のないレベルになることはできます。裏返せば、これができないとかなりコミュニケーションに支障があります。だから、やっぱり、頑張ってやったほうがいいですね。

英語の単語にはそれぞれアクセントがあることは、学校で習ったと思うのですが、日本語にはこの強弱の感覚がないために、日本人にはなかなかコツがつかめません。さらに、文全体のイントネーションになると、意識してない人もかなり多いのではないかと思います。そうすると、日本人の英語は、とてもフラット(平ら)な英語になります。

日本語は、単語や文ごとに高低があるのですが、それは、日本人はあまり意識していないと思います。「箸」と「橋」みたいに、高低で意味の違う単語もありますが、間違って言ってもおよそ意味は通じます。また、地方に行ってしまうと、この高低も変わってしまうので、あまり気にしないと思います。(ついでに言うと、うちは私は東京出身で、ダンナが関西出身なのですが、ダンナは東京にいるときは東京弁を話しています。私も、違いを感じることはほとんどないのですが、なめこの味噌汁の「なめこ」だけは、「ナめこ」って、「な」を高く発音するので、つい笑ってしまいます。「なめコ」でしょ、っていうのですが、これだけはなぜか頑なに変えようとしません。ブログだとちょっと伝えにくいですが・・・。) 外国人の日本語が、面白く聞こえるのも、イントネーションが違うからですよね。この逆の現象が、日本人の英語にも起きているわけです。

さらに日本語は、どの語もしっかり発音する必要があります。特に、順番がどうでもいい言語なだけに、てにをはもしっかり発音します。「太郎が次郎をつかまえた。」「次郎を太郎がつかまえた。」「太郎がつかまえた、次郎を。」「次郎をつかまえた、太郎が。」最後の二つは倒置ですが、会話ならどれも普通に通じますよね。でもこの場合、「が」と「を」はしっかり言わないと、通じません。

そんなわけで、日本人は、どの語もちゃんと発音しよう、という意識が働くんですね。英語でいう「in」とか「the」とかも同じようにはっきり発音しようとします。でも、英語は、文の中でも強く発音するごと弱く発音する語があって、それが日本人が英語を聞き取れない大きな原因でもあるのですが、本当に、弱く発音しているのです。I'm in the room. と言われたら、慣れない日本人には、I と room しか聞こえないと思います。聞く方は、聞こえなくても聞くしかないのでいいのですが、しゃべるほうになると、どうしてもはっきり全部発音したくなります。こんな簡単な文章だったら、もちろんそれでもネイティブに通じると思いますが、英語は、はっきり一音一音フラットに話すと、通じなくなる言語なんです。これは、日本人には、理解不能です。はっきり聞こえた方がわかりやすいじゃないか、と思うんですが、おそらく、文の強弱も、意味を担っているんです。アクセントとイントネーションが、意味を伝える要素になっているということです。

じゃぁ、どうしたらいいの、というところですが、それがまた難しいです。結論的には、教材のような英語ではなくて、映画やドラマなど、本物の英語を繰り返し聞いて、たまにそれを真似する(シャドーイング)のがよいと思います。でも、シャドーイングも面倒くさければ、とにかくたくさん聞くだけでも、英語のリズムが体に入ってくると思います。

ママ英語でしたら、教材しかないと思うのですが、できるだけナチュラルに発音しているものを選びましょう。前にご紹介した 『ヘンリーおじさんの英語で子育てができる本』 などは、それでもゆっくりですが、結構きれいな発音のCDがついてますよ。そして、CDを繰り返し聞いて同じように発音してみることが一番いいと思います。理屈を挙げていくといろいろあるのですが、頭で理解するのは、無理だと思います。

それでも、頭で理解したい人がいれば、例えば、こないだご紹介したUDA式30音の本には、イントネーションについても、書いてありますので、参考になります。

ESL About
ここには、英語の勉強素材がたくさんありますが、リンクを張ったのは、発音の強弱について簡単にまとめてある記事です。他のページもぜひ、参考にしてみてください。

下記の本には、フラットな英語がいかにわかりにくいかが解説してあります。スピーキングにフォーカスした数少ない本なので、参考になります。
【Amazon】ドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法

ともかく、ここでは、発想の転換が必要なんですよ、ってことだけ頭に入れて、ひたすらネイティブのお手本を真似してみてください。この意味でも、やっぱりネイティブのマンツーマンがいると、よりはやくコツがつかめると思いますよ。

日本には、発音にフォーカスしたスクールはそんなにないですよね。ニューヨークには、「Accent Reduction」と書いたビラがいろんなところに貼ってありました。訛りをなくすのは、多くの人の夢であり、簡単にはなくならないからアメリカにあってすらこういうビジネスが成り立つのでしょうね。

日本では、あまりそういうスクールを聞いたことがありませんでしたが、にほんブログ村のバイリンガル育児のランキングでいつも私の上にいらっしゃる方("My three sons"の方ですね)は、そういうスクールを日本でやってらっしゃるようですね。私は面識ないですし、体験もしたことないですが、発音は実はすごい大事なので、そういうサービスがどんどん増えていったらいいと思います。

これは、『こどもをバイリンガルに育てる方法』の木下和好さんや、今上でご紹介したドクター・ヴァンスの本にも同じようなエピソードが出てくるのですが、日本人の学者が欧米でスピーチすると、普通はスピーチの後に質問が飛び交うはずなのに、シーンとなって誰も近寄ってこないという現象がよく起きるそうです。読みあげ原稿ですから、英語は完璧なはずです。なのに観客に反応がないのは、要するに、発音がまずいために通じてないからなんですね。これでは、どんな素晴らしい研究結果でも評価されません。もったいないです。でも、木下さんが、発音特訓をしてあげたら、たくさん質問がくるようになったそうです。ちょっと練習するだけで、だいぶ違うんだと思いますよ。いい先生を見つけるのが一番近道だと思いますが、自分でもできないことはないので、ぜひ、子どもにいい発音を聞かせてあげるために(というか、少なくとも間違った発音ばかり聞かせなくてすむように)、ぜひ、発音練習をしてみてください。


記事更新の励みになりますので、応援クリック、よろしくお願いします! バイリンガルのブログもたくさんありますよ!
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  February 18, 2011 11:13:06 AM
コメント(2) | コメントを書く
[大人のための語学習得法] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


なるほど~  
chiezou さん
すごく参考になりました!

いつもCDつきのフレーズ集なんかを買うと、全ての語をゆっくりはっきり発音してくれていてわかりやすいのに、洋画を観るとちんぷんかんぷん。スクリプトを見ても「え、そんな単語聞こえないよ?」と、まるで全く別の言語のように感じて玉砕。そういうことだったんですね!目からウロコです。これからは強弱を意識しながらリスニングしてみます。

エルマさんの記事はとても参考になります。感謝です! (February 18, 2011 10:52:53 AM)

Re:なるほど~(02/17)  
エルマ♪  さん
chiezouさん

そう言っていただけると、とても嬉しいです!
頑張って書いていきますので、また、遊びにきてください! (February 18, 2011 10:04:48 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

エルマ♪

エルマ♪

サイド自由欄

日本ぶろぐ村に参加中です!
読んだら 毎日 クリック! 
よろしくお願いします。
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村
バイリンガル育児サイトが沢山あります!

カテゴリ

カテゴリ未分類

(2)

初めての方へ

(1)

このブログについて

(5)

0歳~3歳の英語力

(3)

バイリンガルキッズ全般

(28)

単語力(理論編)

(1)

単語力(実践編)

(1)

発音

(0)

リスニング(理論編)

(0)

リスニング(実践編)

(0)

スピーキング(理論編)

(0)

スピーキング(実践編)

(0)

リーディング(理論編)

(0)

リーディング(実践編)

(0)

ライティング(理論編)

(0)

ライティング(実践編)

(0)

妊娠中にすべきこと

(4)

0歳にやること

(1)

1歳にやること

(0)

2歳にやること

(0)

3歳にやること

(1)

4歳にやること

(0)

教材

(0)

よく使う表現集

(0)

早期教育

(2)

学習理論

(1)

大人のための語学習得法

(10)

多言語生活(マルチリンガル)

(0)

中国語

(0)

フランス語

(0)

ナチュラル生活

(2)

リュクス育児生活

(0)

雑感

(15)

双子妊娠

(11)

お受験

(10)

インター

(4)

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

バックナンバー

May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026

お気に入りブログ

まだ登録されていません

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: