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子どもの日の日曜日、ふと思い立ってMFA BOSTON (ボストン美術館)へ行くことにした。
「 Samurai -Armor from the Ann and Gabriel Barbier-Mueller Collection 」の特別展が評判だと友達から教えてもらったから。
いつもとは反対側の入り口から入場。
ボストンでサムライ? よくある怪しげで微妙な展覧会なんじゃないの?
アメリカへ移り住んだばかりの頃は必ずそういう疑念を持ったものだ。しかし、やがて見方が変わった。複雑なところなのだが、アメリカの資産家によって日本から持ち出された美術工芸品のレベルは高い。日本にあれば国宝級のものがずらっと並んで展示される。
今回はテキサス州ダラスにある The Ann & Gabriel Barbier-Mueller Museum の所蔵する140点が展示されている。12世紀から19世紀までの武具に圧倒されてきた。

鎧やそれぞれのパーツを紐で調製して結んである。
鎧兜、太刀や弓矢などなど個々に見事な細工を施してあり、ひとつひとつ見ているだけでため息が出る。写真を撮るのはそっちのけで見入ってしまう。
変わったものが好きな私。甲冑を結ぶ紐に目が行った。紐そのものが美しいし、結び方がまた美しい。機能美というのはこういうこと?

兜の下につける面。人間様用だけでなく、馬用もちゃんとあるのだと知った。
これはちょっと馬には迷惑だったかもしれないが。
兜には実にさまざまな形や装飾があった。鎌倉時代頃のものは縁が外カールになっている平べったい形だが、近世になると福禄寿みたいに縦長のものや、西洋の影響を受けたハット形のものまである。デザインも龍、天狗などなど。
そんな中に1点「猫」の兜があった。猫って強そう?
私以上に入り込んでいたのがダーリン。食い入るように1点1点を鑑賞していた。やっぱり武具は好きらしい。男の戦闘本能だろうか。
8月初めまでやっているそうなので、また来てみたいと思った。