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京都が好きで、色々とアンテナを張って来たつもりでも、まだまだ知らないことの方が多い。SNSでつながっている和の情報雑誌のサイトで最近知ったのが「千利休菩提寺 狩野永徳筆国宝障壁画」の特別公開だった。大徳寺や狩野永徳は知っていたが、聚光院についてはまったく無知だった。6月末から1週間ほど京都へ行く予定が入ったのを幸いに、オフの時間帯に合わせて特別公開のガイド付ツアーを予約した。そう、完全予約制でガイドさんがついて説明をしてくださる。事前に行った知人の情報やウェブサイトを参考に少しだけ予習して、ワクワクしながら北大路駅からバスに乗った。大徳寺まではものの10分。紫野大徳寺の広大な敷地の中に数多くの塔頭があり、それぞれに歴史的にも文化的にも深い由緒がある。聚光院まで歩く間に「石田三成墓所」や「織田信長墓所」の塔頭を通り過ぎた。聚光院へ着いたのは予約したツアーの時刻の30分以上前だった。前日まで涼しかった京都は、この日からいきなりジリジリと暑い。「どうぞ涼しい室内でお待ちください。」と勧められたのだが、「差し支えがなければ、縁に座って時間までお庭を眺めていてもいいですか?」と思わず答えてしまう美しいお庭。その由緒はまだ知らなかったが、吸い寄せられるように縁側に座り、前日までの雨で青々、生き生きとした杉苔の海に覆われた枯山水のお庭と、その後ろに見える生け垣、借景を見ていた。受付で頂いたパンフレットを開くと、庭の説明があった。名勝「百積の庭」 。千利休が植樹されたという娑羅(本物の娑羅は日本国内に本来無く、夏椿らしい)の木が右手にあった。ツアーが始まった。良いガイドさんに当たったらしい。とても丁寧に心をこめて説明をしてくださった。方丈(本堂のことをそういうらしい)の室中に入れられた狩野永徳が24歳の時に描いた「花鳥図」(国宝)が圧倒的だった。普段は国立博物館に所蔵されており、実際に障壁画のカタチで実物を見ることができるのはこの特別展ならではの醍醐味。「この障壁画を、この位置から信長、秀吉もみました。」というガイドさんの言葉にちょっと震えた。もちろん名勝「百積庭」も信長などの目に触れている。話は飛ぶが、「へうげもの」という古田織部を主人公にした漫画にも、よく見るとこの聚光院出のシーンが出て来る。 鬼才・狩野永徳はおそらく過労死したのだろう、と言われているほど勢力的に作品を残した。しかし、時の為政者によりほとんどが焼かれて残っていないという。ほぼ完全な形で残されている障壁画は、聚光院のもの以外に一点くらいしかないらしい。為政者のアホー!奥にあるのは「閑隠席」と「枡床席」というお茶室。茶道三千家と関わりの深い聚光院。定期的に三千家の御家元が一堂に会してお茶事が催されるのだそうだ。と、ここまで写真が無いのでお分かりだと思いますが、写真撮影は禁止。日本好きの、茶道好きのアメリカ人の友達にも紹介したいのだが、ウェブサイトもガイドツアーも私が知る限り日本語だけである。2017年3月26日まで公開。 http://kyotoshunju.com/?temple=daitokuji-jukoin
2016年07月06日
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しばらくです。あたためていた楽しい話題をアップしようかな〜、と思っていたのですが、番外編として今日は文句を綴らせて頂きます。タイトルの通りのお話。職場でのこと。予定が詰まっていたのでお昼を食べる時間が取れない。仕方がないので10時半ごろからカフェテリアで手弁当をかき込んでいた私。もちろんその時間のカフェテリアはガラガラで、ご飯をかき込んでいるのは私だけ。忙しい中でのquick biteでも、やっぱり至福のひととき。そこへ現れたのが某同僚。カフェテリアにあるコーヒーを飲みに来たらしい。彼の動線から私は確実に外れていたし、私がすごい勢いでご飯をかき込んでいる最中だったので、そのまま去ってくれることを心の隅で願いつつ、残り時間を気にしながら箸を動かしていたその時。「ああ、どうも。」方向転換してコーヒーカップを手にしながらニコニコ、彼が歩み寄って来た。10時半に慌ててご飯を食べている人の事情は彼には関係ないのである。衝撃はここからなのよ。「僕、帯状◎疹 だったんです。それで休んでたんですよ。」この瞬間、今まで美味しかったお弁当の味が無くなった。あっけにとられていると 「 全身なんですよ。ほらひどいでしょ」ってシャツの袖をめくって、皮膚がかぶれているのかただれているのかわからないけれど、それを見せてくれた。食欲は一気に失せた。せっかく作って来た弁当だから、気持ちを「補給」に切り替えて食事続行。その間も彼はずっと症状や経緯の話を続けている。何でも子どもの頃に罹患した水疱瘡が神経系に潜伏していて再発したそうだ。再発の原因は疲労などで免疫力が落ちていることなどにあるという。「仕事のし過ぎですね。」「お大事にね」嫌味が出ないように気にしつつ、なんとかご退散願ったのだが、なかなかしつこい(毎度のことなのだが)。この人には相手が忙しいとか食事中とか、そんなことが全く気にならないのだろう。この人は実は日本人。天真爛漫で憎めない人なのだが、今日はちと憎かった。日本人だから他の外国人よりも気遣いができるとか思い込んでいる人が割と多いけれど、私はあまりそういう風には思わない。 自分にも言いきかせなくては、と思う今日この頃。
2016年05月21日
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2階のバスルームの進捗状況。トムさんとジョージ達がバスタブの入れ替えを請け負ってくれたのはありがたかった。しかし、予想以上に時間がかかるのには毎度閉口させられる。それでも、ご当地ではままある「ドロン」をされないだけありがたい、できるだけ気持ちよくお仕事をしていただきたい、という境地に達している私たち。いったいどちらが客なのか。それは脇に置いておく。トムさんが自分で水道管工事をしてくれることになったのだが、何度やっても排水口の周辺から水が漏る。週末返上で何度もやってきてはトライアンドエラー。その甲斐があって水もれなくぴしっと排水管の接続ができた。そこで工事のために空けた壁や天井穴を埋めて、ペンキを塗り直し、ほぼ完成。さっそくお湯を張って、久しぶりにジェットバスに心地よくつかる幸せ。めでたしめでたし・・・ しかし、世の中はそれほど甘くなかった。 入浴中のダーリン。階下のキッチンにいた私は頭上から聞こえる妙な物音に気がついた。何かボトボトズダズダいっている。1分後、キッチンの天井灯の周りから水が滝のように落ちて来た。お風呂に入って一瞬の極楽を味わってしまったダーリンの落胆ぶりはすごかった。 落下してきた水の跡と、その後キッチンに常備された洗面器(右の黄色いの)すぐさまトムさんに連絡。後日トムさんと一緒に水をためてジェットを作動させて、すごい水漏れが発生することを確認。いや、二度と見たくなかったのだが、ちゃんと検証しなくてはならないから。原因は、バスタブ製造元がジェットのホースがつながっていない予備バルブに栓をしていなかったから。そんな理由があり得るのですね。 ピンぼけしてしまったが、 これはバスタブの裏側。手前にある黒いものがポンプでここから出た温風がグレーの管を通ってバスタブへ送られる。上の方の黒いものはグレーのチューブからバスタブの噴出口へ温風を送り出すスイッチみたいなもの。中に球が入っていて、ポンプからの圧力で球が動いて温風の吹き出し調整と温水逆流の防止をする仕組み。この黒いものの手前に下向きにぴょこんと出っ張っているところに「栓」がされていなかったので、圧力調整が不能になり、逆流した風呂の水がここからドボドボ出ていたということ。専門の委託業者のお兄さんが来て、上に書いたようなメカニズムを懇切丁寧に私に説明してくれて、栓をしてくれた。「まだしばらくは、何度かテストしてみてください。これでも水漏れがするようでしたら、パーツそのものを取り替えますから。」と言って、名刺を置いて行った。まだしばらくは安心できないのか。とりあえず、一度お風呂に入ってみた。問題無かった。あと数回びくびくしながらテスト風呂の予定。
2016年03月17日
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Lyman Estateには、古くは1804年から維持されているものを含めて4つのガラス室がある。温室だけでなく、その敷地内の全てがニューイングランド史跡のひとこまのように美しい。特に真冬、ぶらっとこの温室を訪れるのが楽しみである。この日は"Camellias on Sale"という表示が出ていた。椿が好きな私としては見逃せない。 初夏から秋にかけてがベストだが、冬のこの景色だって捨てたものではない。 ガラス張りの温室の入り口近くには蘭など熱帯植物が置かれている。一瞬、ニューイングランドの冬を忘れる。椿専用の温室は奥の方。色々な色調の椿が咲いている。花もつぼみも大きいものが多い。そして八重咲きが多い。西洋向けに改良された品種。何となく、椿というよりもバラや牡丹をイメージさせられる。 椿の苗木のセール日ということもあって、狭い温室内に人がいっぱいだった。
2016年02月28日
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毎年ものすごい寒波というものが訪れる。大体2月の初め頃が多いだろうか。去年の備忘録をみたところ、やっぱりその頃に寒波の週があった。今年の寒波はバレンタインデーの週末にやってきた。プレジデント・デーと重なって土日月の3連休。ずっと前からニューヨークへ小旅行を決めていた私たち。おしゃれするなんて忘れよう。「越冬隊」のような姿でグレイハウンドのバスに乗り込む。ボストンは-30℃近くまで下がったらしいので、それに比べたらニューヨークの-20℃は暖かい? もはやここまで低温になると極寒であることに変わりはない。 Astor Plまでメトロの4番ラインで行った。こんな寒い日は地元の人は家に籠っているらしい。地下鉄の中には観光客しかいない。NYUがあるイーストビレッジの界隈を少し歩く。身を切るような寒さってこういうこと。ナビに使っていたiPhoneが機能を失って停止。これは困った。 イーストビレッジにはちょっとした日本の食のお店がある。「茶庵」でゆっくりランチを食べて温まってから再び外へ出た。 ミッドタウンへ戻った午後には少し気温が緩んだ。それでも-10℃以下だが十分暖かく感じてしまう。高級ホテルの入り口に龍。2月8日の春節の名残だろう。寒波の日は晴天。しかも信じられないほど澄んだ青空になる。摩天楼の先にちょっとだけ見えた紺碧の空がとてもきれい。ミッドタウンからコロンバスサークルまで思い切って歩いてみた。地下にあるWholeFoodsで明日の朝ごはんの食材を買って、それからまたぶらぶらとミッドタウンを散策した。
2016年02月21日
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トムさんがジョージを連れて来てくれた。 タイル張りになっていたバスタブ周りから最小限のタイルを取り除き、漏れているらしい古いバスタブを撤去。捨てるものだからぶつ切りにして取り出せばよい。だから撤去は問題ではない。 ダーリンが1年近く前から用意していた(もとい、ばっくれてしまった業者に用意させられていた)新しいバスタブを無傷で狭い空間に収める作業がうまく行くかどうか。 この日はダーリンが仕事を休んで立ち会い、私は出勤してしまったので事情を知らないが、すったもんだの末収まるところに収まったらしい。 おお!いい感じ。タイルをもっと沢山破壊されると思っていたけれど、ジョージ偉い! バスタブが入ったので、後は給水・給湯と排水のつなぎをきちんとして、この工事のために壁や床に開けた穴を塞いだら終わり。 排水管の工事のため、バスルームの真下にあるキッチンの天井に開けた穴。計り間違いか何かで書かれた鉛筆の線が何ともご当地らしい。 ま、文句は言えないわ。もう完成目前じゃないの! 夢見がちな自分達はまだまだ甘かった。まさかと思うがここからが長期戦。 この工事から3週間ほどになるが、あまりあの時から状況は進んでいない。トムさんたちは時間を見つけて足を運んでくれているのだが、排水工事がうまくいかなくて水が漏れる。何度も2階からこの穴を通って水が落ちて来た。 辛抱である。ここでばっくれるトムさんではないのだが、とにかくきちんとお仕事を完了して頂くまで辛抱。
2016年02月03日
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今からちょうど8年くらい前のこと、住みにくかった古いつくりの家を思い切って改装した。それまでは1階にひとつしかなかった小さなバスルーム。改装の時に2階にもうひとつ作ってもらった。州境のホームセンターに在庫がひとつだけあったバスタブを自分たちで買いにいき、トラックに乗っけて持ってきたっけ。その深めのバスタブのお陰で、お湯をためて肩までしっかり浸かれる「お風呂」ができた。昨年の春だったか、そのバスルームの真下にあるキッチンにいたダーリンが、上から大量の水がザーッと滝のように落ちるのを見てびっくり。水は2階のバスタブから漏れたもの。不幸中の幸いは滝が家の外で起こったこと。それからいつもお願いしているプラマー(plumber: 水道・ガスなど配管工事専門の業者)に来てもらって、バスタブ周りの配管を全て交換。しかしバスタブからの水漏れは直らない。2度来てもらって、会社もその度に休んで、それでも何も直らないのに請求書だけは大きいのがくる。直っても直らなくても人件費。時給100ドルくらいだから1日分でおいくらよ?「何かを取りに行く」とか言ってしょっちゅう居なくなるし。で、直らないですと?痛い出費がこのまま続くのはアホらしいのでこの業者とはサヨナラ。業者紹介サイトなどで評判の良さそうなところに連絡を取りはじめたのが半年以上前のこと。やっとそれらしい人が見つかって、下見に来た。バスタブそのものに細かいヒビがあるらしいので、バスタブ交換。そのバスタブ他幾つかの備品を私たちが調達することになり、見積りも出たので安心していたら、こつ然と連絡が無くなった。要するにばっくれたのね。バスタブも備品も届いているのに、本人が来ない。これもここまでであきらめる。次の人も下見に来た。この人も仕事はできそうだったが、「他に大きなプロジェクトがあるからね。」と遠回しにあまりヤル気がなさそうな雰囲気を醸し出した。案の定、連絡が途絶えた。私の知人で配管だけは出来る人がいて、その人が来てくれた。しかし、配管はできるがバスタブを出し入れする時に同時にやらなければならない工事、タイルの張り替えなどは請け負わないという。どうしよう。本当に困った。もはやこれまでか。。。。その時、1人の男が立ち上がった ♥️♥️♥️いや、というより、藁にもすがる思いで、8年前の改装工事を請け負ってくれた棟梁のトムさんにテキストしてみた。「バスルームの小さなプロジェクトをやってくれる人を捜しているんですが。」「明日見に行くから。」 トムさん最高!そしてトムさん、彼のサブコントラクターのジョージ、そしてジョージの義理の息子(イケメン男子)のトリオが配管とタイルワークに来てくれることになった。 案の定、妙に時間がかかるのだが、それでも前に進んでいる。次号に続く。
2016年01月23日
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暖冬のまま年末を迎えたご当地。軽めのジャケットにスニーカーのままここまで来たのは良かったのだが、とうとう雪が来た。数インチの積雪で雨に変わるという予報、軽く考えていたのは甘かった。雨混じりで道路はシャーベット状態。夕方から気温が下がって凍結。雪よりも厄介な氷が路面を覆ってしまった。転んだとか車がスピンしたとか、そんな話ばっかり。こんな日は、家にこもって小掃除でもしよう。いや、大掃除といいたいのだが気休め程度。そして、急に思い立った物事に段取りなどある訳もない。窓ガラスを掃除しようと思ったら専用の洗剤が切れていた。この悪路面・悪天候の日に車を出す気は毛頭なし。ごそごそ探していたところ「アンモニア水」が出て来た。ご当地ではひと世代前の主婦の方々が愛用されていたお掃除ツールである。 これを「ご当地知恵袋」の指示通りに薄めて使ってみた。 手前にあるのは、ひとつ残っていたお手製アクリルたわし。アンモニア水とこのたわしで窓ガラスをふき、マイクロファイバータオルの粗めと仕上げ用(自動車の窓用)で乾拭きしたところいい感じ。せっかくなのでアンモニア水とアクリルたわしのコンビで板の間などフロアやドアなど目につくところをほとんど攻略。ローテクだけれど洗剤無し、お手製で良い仕事ができたと思った。はい、自画自賛ですね。 このフレンチクルーラー風アクリルたわし。職場で毎年この時期に行われるチャリティー向けに編んで出品した残りもの。友達に聞いて編み方をネットで調べて初めて製作。なので使ったのも初めて。これはスグレモノだと思った。毛糸が残っているので自分用にもう少し編もうかな。
2015年12月31日
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サンクスギビングの日まで出張していた。なのでターキーディナーなど無し。もともと七面鳥の大ファンという訳ではないので、それはそれでよし。そして月が変わったので淡々とツリーを買いにゆき、淡々と地下室からオーナメントと電飾の入った箱を出し、飾り付けをスタート。最近は猫たちも飽きたのか飾り付けの邪魔をしに来てもくれない。それでも、少しずつオーナメントが飾られて行くうちに私のテンションも上がってきた。定番の白、金、銀だけのモノトーンに加えて、最近ムービングセールで手に入れた色付きのボールが入って華やかになった。 ま、こんなできばえでよし!ホリデーツリーと名付けたので、クリスマスが終わってもお正月まで電飾を毎晩点灯して過ごす。イブの夜にプレゼントをツリーの下に並べるお家が多いのだが、我が家はシンプルそのもの。ホリデーギフトは職場で気の置けない同僚と交換するチョコレートのバーや詰め合わせ。おっと、今年もボスから粋なギフトを頂いた。忘れずに載せておきましょう。なんだか分かる?宝くじです。スクラッチカード式の数字合わせ。去年は少し儲かったんだけど、今年はどうだろう。宝くじスクラッチカードって、ささやかなホリデーギフトやヤンキースワップの定番なのだ。ボス様ありがとう。来年もよろしく。
2015年12月27日
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日本から半日遅れのご当地では今ちょうどクリスマスの日の午後。我が家のご近所のお宅では、そろそろご家族や親類が集まり始める。クリスマスディナーのテーブルにつく頃だろうか。話は変わる。今から2週間ほど前のこと、職場で「Boxwoodのツリー作り教室」の募集があった。毎年12月になると、職場の造園や観葉植物を管理してくれているドーリーが初心者向けのアレンジメントの教室を開いてくれる。今まで数年間はスルーしてきたのだが、今年は何となくヤル気になって応募してみた。職場のカフェテリアの一角が教室に早変わり。仕事が終わった人から集まって、ドーリーの指導を受ける。材料: レンガくらいの大きさのオアシス(オアシスって英語で発音しにくい) オアシスを縦に置いて固定できる受け皿(オアシスとセットだと思う) ボックスウッド(Boxwood)の枝 飾り付けのためのボールやリボン 飾り付けを固定しオアシスに刺すワイヤー付きのスティック その他:剪定鋏、テープなど作り方: オアシスをバケツの水の中でしっかり吸水させ、 受け皿に縦に設置してテープで固定する。 ボックスウッドの枝を適当な長さに切ってオアシスに刺していく。 剪定鋏で長さを整えながらツリーの形に仕上げていく。 飾り付け用のボールやリボンをスティックにワイヤーでとめて、 好みの場所に刺していく。 製作中の私のツリーこんな感じ。とても簡単だけれど、ちょっとしたコツがある。基本的にトップに一本、一番下になる部分に四方に一本ずつを初めに刺して、その延長線上を埋めて行くイメージ。たまにツリーから離れて全景を見ることも大切なポイント。ちなみにボックスウッドとは「セイヨウツゲ」の一種で生け垣などによく使われている灌木。 それにしても、個性とはよく言ったもので、同じ材料と同じやり方のはずなのにカッコいいツリーの形ができた人もいれば、巨大なマリモになった人もいた 笑) 同僚AさんとBさんのツリーリボンが好きだからと、私の三倍ほどリボンを使っていた人もいれば、自前のLED電飾を使って飾り付けた人もいた。この電飾はいいな、と思った。電池式で色々なものが市販されているらしい。ドーリーとアシスタントのキャシーに材料費と謝礼をお支払いして、参加者全員でオーダーしたピザを食べて、楽しいアフターワークのプロジェクト完了。私も電飾を買って来て飾りました。今も職場のデスクトップでホリデーの雰囲気を漂わせています。Happy Holidays!
2015年12月26日
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毎年そんなことを言い続けている気がする。天候不順。だから畑の野菜がうまく育たない。もともと夏が短いご当地で天候不順になるともうお手上げである。なのでこの夏の野菜の話題は無し。そんな不作な畑ながら、嬉しい驚きはあるものだ。 ずっとずっと前。まだやっと凍った地面が緩み始めた4月の後半。家の野菜畑の土を耕していてコロンと出てきたこれ。食べ残った芯の部分を植えておいたんだっけ。忘れていた。増えているし、芽だって出ているじゃない。それをプランターに植え直して数ヶ月。なかなかきれいで豪華な百合の花!冬には百合根も食べられるかな。これは得した気分。そして毎年秋口に咲くのは。。。 ニラの花。可愛くて大好き。ただ、切り花にはちょっと不向きかもしれません。どこからともなくニラの香りが漂ってきてしまうので。
2015年09月20日
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ウィスコンシン州マディソンにほぼ一週間滞在し、大学キャンパスで行われたミーティングに出席した。まだ夏も初めの頃だった。ミーティングは午前8時頃から午後6時頃。その後にディナーがあり、そのまた後にポスター発表などがあり、お開きになるのは午後10時半から11時。それが4−5日ぶっ通し。その合間にも早朝ミーティングが入り、職場からのメール処理に時間を取られ、会場で出会った方々と仕事のことで別途ミーティングが入り、という感じで休み時間は無しと言ってよい。「土曜日は早くから朝市があるよ。行ってみたら。」天の声と思った。同僚のライアンがオハイオ州出身でマディソンのことをよく知っていた。そこでジェンというもう1人の同僚と寝不足にむち打って行ってみることにした。ライアン本人は朝方ではないのでぎりぎりまで寝とくということだった。 写真左はとれたて野菜のお店。初夏だったのでルバーブ(右端の赤い束)、ネギ、ハツカダイコン、ハーブなどがきれい。こんな八百屋さんが何十軒もあった。写真右はチーズ屋さん。酪農で有名なウィスコンシン州だけに手作りチーズを扱うお店も多かった。ここではチーズ刻んだもの(cheese curd)を鉄板上で炒めて出していた。 朝から食べる元気は無いので見るだけにしたが、チーズカード(cheese curd)もそれを炒めたフライドチーズカード(fried cheese curd)もご当地名産だそうで、ボストンではまともに手に入らないとジェンが教えてくれた。ジェンはちなみに揚げていないチーズカードをお土産用に大袋で買ってきて、少しだけみんなに分けてくれた。何となく昔懐かしい即席チーズの味だけど、そこは酪農のメッカ。ジャンクなチーズにもコクがある。私も買ってくればよかった。こちらはキノコ専門のお店。こういうお店やチーズ屋さんなどが並んでいる風景は何となくヨーロッパの風情がある。なるほど後で調べたところ、ヨーロッパのファーマーズマーケットがモデルになっているそうだ。 キャピタルスクエアという市のど真ん中にある広場をぐるっとお店が囲む。広場の中心にあるのはこんな素敵な建物。旅に出たら外せないのがこういう地元の朝市、夜市、そしてお祭り。仕事の前の一時間ほどだったけれどマディソンを楽しんだひとときだった。http://www.visitmadison.com
2015年09月11日
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少し時間を遡ります。ウィスコンシン州のマディソンというところへ初めて行ったときの記録。5月の終わり、学生が夏期休暇でいなくなった大学キャンパス。教室も講堂も学生寮も空いているのでミーティングの会場によく利用される。 職場の連中とミーティングに出るため一緒に移動。マディソンに空港はあるのだが、ボストンからだとシカゴなどで乗り換えになり、距離の割に時間がかかる。こういう時、アメリカの様々なところ出身の同僚たちが頼りになる。ミルウォーキーまで飛んで、そこからレンタカー。ミシガン湖と延々と続く酪農地帯を走ること2時間で現地入り。すっかりお任せである。さて、泊まる場所。寮生活やルームシェアを経験したことのない私は迷わず学生寮を選んだが、学生時代にいやというほど寮で暮らした私以外のアメリカ人は全員避けてホテル滞在。物好きだと笑われていた。いいじゃないの。何事も経験。 ウィスコンシンに海は無いが、湖がたくさんある。マディソンの大学キャンパスは2つの大きな湖に挟まれたとても美しい場所だった。 次回は、土曜日の朝に行ったファーマーズマーケットの話題。
2015年09月04日
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お久しぶりです。夏の写真をいっぱい撮って話題もいっぱい集めておりました。これから一気にアップしていきます。まずは先週の嬉しいできごと。職場が10ドルで提供してくれるレンタル菜園をこの夏も利用している。かれこれ5度目の夏。菜園を借りている常連の同僚と畑の様子やノウハウのことを話すようになり、水やりを手伝ったり、余分な種や苗を交換したりと、おもしろい絆ができてきた。日本人で畑をやっているのは私だけなので、皆さん私が何を育てているのかにも興味があるらしい。そんなある日、私のデスクに大先輩の同僚のおじさんがやってきた。手に紙袋。「いつも日本の大根の種をくれてありがとうな。あんたの種からはよく芽が出ていい大根が穫れた。家内もとても喜んでな。」といって差し出してくれた袋の中に入っていたのはとれたての苦瓜だった。温暖な気候で育つ苦瓜をご当地で作るのはとても難しい。夏大根の種だけでこんな貴重な実りを頂いてしまっては申し訳ないのだが、ありがたく頂くことにした。あまり見慣れない方もいるかもしれない。中国の苦瓜。ゴーヤの濃い緑色も表面のギザギザも無いがあの苦さは同じ。大根はというと、びっくりするような緑色の大根が中国にもある。炒め物・煮物にすると美味しい。この大先輩の奥さんはたまたま日本の大根を知っていて育ててみたいと思っていたようだ。だから私が種を分けてあげられたことが心から嬉しかったという。頂いた苦瓜は2本をゴーヤチャンプルーにした。残り1本は刻んでかるくゆでて漬けてみることにした。ゴーヤのGOちゃんというレシピを参考に。
2015年08月17日
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毎年応募している5マイルのレース。申し込んでから抽選がある。今年ははずれてもいいや、と気楽に応募する時に限ってしっかり当選するものである。一緒に走りたいとヤル気満々の友人に乗せられて、ランナー引退宣言をいとも簡単に延期にした私だったのだが、その友人が「やっぱり無理。やめとく。」という。ま、無理は絶対してはいけない。女どうしの約束なんてそんなもの。レースが始まったらばらばらになる訳だし。という訳で今年も淡々と1人で挑むことになった。もう5−6回出ているレースなので、コースはよく分かっており、トレーニングの計画も立てやすかった。ただ、3月から2ヶ月の練習プランを立てたものの、冬の大雪がずっと歩道を埋めており、気温も4月後半になるまでかなり低い日が続いた。そこで屋内で下半身強化のためにマシーンやバーベルを使った筋トレをしながらトレッドミルで走り始めた。筋トレの効果は大きかった。いつもなら外を走ると悲鳴をあげる膝関節が今年は何ともなかった。順調にトレーニングを終えて、レース当日はいつになく走ることに集中。写真は無し。我ながらとても良いタイムでゴールして、そのままスポンサー提供の生ビールをぐいっと飲んで、生バンドがちょうどビージーズを流していたので一曲踊ってきた。 レース会場でボランティアさん達が水をコップに注ぎ続けてくれていた。ありがとう! ランナーにはビール券が2枚もれなくついてくる。走り終わったらボストンのクラフトビアを生で楽しもう。私はとても18OZを2杯は無理だったので、アイリッシュ系のチームの見るからに飲みそうなおじさんに1枚差し上げた。
2015年06月25日
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ランニングやロードレースから引退しようと決めたのだが、周りからうまいこと乗せられてレースに申し込んでしまった。申し込みからレース当日までおよそ2ヶ月。まだ先の冬の大雪が残っていた3月は気温が低く、歩道からはみ出た雪が道路まで覆っていてロードランニングはとても無理だった。そこであまり好きではないトレッドミルの上で走りながら雪解けを待ち、4月の中頃から外を走るようになった。まだ例年より気温が低く、走っているうちに手がかじかんだ。4月の中頃から後半にかけて、朝早く走っているとあの不気味な声がきこえてくる。ギョワッギョワッギョワッ ってここのお宅の前庭で朝から大集会ですか? 思わず走るのを忘れてiPhoneで撮影に夢中になる私。 数日後に再び外ランに出た。もうターキーがいたって立ち止まらないぞ。ところがー 雄が一羽、あの形になっているじゃないの。走ることなんてどうでも良くなる。そしてiPhoneの望遠を無理からいじってみる。 すごく張り切っている雄と、まったくそれに関心がなさそうな雌たち。雄くん頑張れ。彼の恋は実ったのだろうか。この日を境にコースにターキーは現れなくなった。短い春と彼らの恋の季節は過ぎたのだろうか。
2015年05月20日
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とってもシャイな同僚のジェーンが思い切ったように話しかけてきた。テレビのAnimal Planetで放送中のRiver Monstersを観ていたところ、日本のリバーモンスター(河川に棲む尋常でない大きさの生物)のエピソードだったのでそのことでおしゃべりしたかったらしい。私もたまにRiver Monstersを観る。たいていアマゾン川、メコン川などなど世界最大級の河川でそのサイズにふさわしい巨大ナマズとかそんなところがお題の番組である。日本の川にそんな巨大な生き物がいるだろうか? 私にはアレくらいしか思い浮かばない。ジェーンの説明だと、キャパ(Kappa)つまり河童を捜せというプロジェクトで例のマッチョなおじさんが川にずんずん入っていったそうだ。結局捕まえた生き物は果たしてアレであった。オオサンショウウオ。ウェブリンクはこちら。「キャパは大きなサラマンダーなの?」訳すと「河童は大きなイモリなの?」さて、皆さんならどう答えますか?私にとって河童は架空の生き物で、河童とオオサンショウウオとのご縁があるとは考えられないので「それは全く違う。」と言いたかった。でもジェーンが日本のことを好意的に知りたくてキラキラしているのが手に取るようだったので、「全く」の部分は取り外して「誰かがそう思い込んだんだろうね。」ということにしておいた。私はこのエピソードを観ていないのだが、心から河童の存在を信じている日本現地の人たちのことも描かれていたらしい。ジェーンと話していてあらためてロマンがあっていいと思ってしまった。非科学的だからって否定ばっかりしても世の中面白くないものね。ところでジェーンは「その大きなイモリ」の大きさにびっくり。「普通にその辺の川にいるの?」「見たことあるの?」質問攻め。絶滅が危惧される天然記念物であること。私も一度だけどこかの水族館で見たことがあるだけ。明るいところにはなかなか出て来ないシャイでおとなしい生き物であることは話した。モンスターって言うのはちょっと違うよね。
2015年04月09日
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3月15日のチョロ雪でとうとう通算積雪量が歴代の記録を塗り替えたこの冬。この日までに降った量はボストンで108.6インチ。およそ2メートル75センチ。ボストンより北の海沿いにある我が家の周りの雪の量はボストンに比べてあきらかに多い。家がどんどん雪に埋まって行った2月から3月。週末に雪かきの重労働。週明けの職場では腰痛筋肉痛の話題もだんだん野暮になり、だれも雪の話には触れなくなった。我が家の裏庭の風景。定点観察をどうぞ。2月15日。目の前に立ちはだかる新雪の山。 3月22日。随分とけたけれどまだ1メートル近くある。写真の右手は和風の小庭になっていて、楓(Japanese Maple)や笹が植えてある。まさかこんなに降るとは思わなかったから雪囲いなどできていない。無事だといいのだが。 これが4月初めの現在。まだ普通の靴では裏庭に入れないので、4月になった今でもスノーブーツが玄関にしっかり置いてある。心配していた楓は無事に冬越しをしたけれど、去年のびた枝が雪の重みでかなり折れてしまった。
2015年04月07日
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雪と寒波の話が続いたので、温かい話題をひとつ。 職場の同僚が2人目を妊娠中。臨月に入りお腹は大きくなるばかり。ご当地では普通のことだが、働ける状態ならお産ぎりぎりまで働く人が多い。医療保険制度や産休のシステムと本人の体調を計って、できるだけ産後に休みをとれるようにするらしい。そんな訳で明日にも産休に入るかもしれない彼女のために、有志でささやかにベビーシャワーのお祝いをすることになった。ベビーシャワーは本来初めての出産の前にお祝いをかねてベビー用品や育児用品を友人や家族がプレゼントしたり、ランチやお菓子を食べながら先輩ママが子育てのノウハウを持ち寄ったりする場。日本やアジアにはこの習慣は無いし、ヨーロッパでもお産前にこういうことはしないという。私はアメリカに来てから実に色々なベビーシャワーに呼ばれたり、幹事を手伝ったりしてきた。 母親(あるいは父親)の年齢、文化習慣、ライフスタイルなどによってどれ一つ同じ様なシャワーは無い。それだけに毎度楽しみにしている。話を同僚に戻そう。2人目以降は(ベビー用品も経験も整っているという理由から)シャワーをしないのが通例。でもやってあげようよ!という声があちらこちらから上がった。温かい職場である。ささやかに休憩室の一角を会場に仕立てて、有志がギフトや食べ物を持ち寄ってママをお祝いした。ギフトの内容についても、予め本人に何が欲しいかを聞いて用意する。合理的だと思う。可愛い包装紙の山の中から一つずつギフトの包みを開けて集まったみんなに中身を見せるのがクライマックス。正直、ベビー用品というものはぱっと見て何に使うものなのか、何がそんなにスグレモノなのか全く分からない。その謎は私だけでなく、独身や子どものいない同僚にとっても同じこと。「聞いてもいい?それ、いったい何なの?どうやって使うの?」ここが2人目シャワーのありがたいところ。本人が細かく使い方やどこが気に入っているかを説明してくれた。本人も1人目の時は何なのか分からないギフトがいっぱいあったと言っていた(笑ギフトの山の中で嬉しかったのは、彼女が「これが気に入ってるの!」と引っ張りだしたおむつカバー。カバーの下に布のパッドを入れて使い、パッドを洗濯して再利用する。いわゆる布おむつと同じコンセプト。紙おむつ全盛の時代にこんな方法があるのを知っていたのは私だけ。年の功ともいう。 布おむつ、おむつかぶれ防止のクリームや肌に優しいローションのメーカーなどなど。 1人目シャワーとはひと味違い、主役からみんなが教えてもらうことの多いすてきなシャワーだった。きっと来週彼女のところに2人目の男の子がやってくるはず。準備万端。布おむつのメーカーを一つ見つけたのでリンクを貼っておきます。こんな感じのキットでした。
2015年02月22日
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先週金曜日に日帰りスキーに行って来た。13日の金曜日だったからだろうか。貸し切りチャーターバスの往復は大変スリリングなものになった。その愚痴については前回のアップで吐き出したので、今日はあらためてスキーの話をしよう。といっても、現地に着いたら自由行動。それでもみんなと一緒にいなきゃいけないと思ってはいけない。ほんとにみんなゲレンデに散らばって行って、私のように1人で参加している連中は一日中自分のペースで滑ってお昼を食べて過ごした。それはそれで気楽でいい。 久しぶりに自分の板にホットワックスをかけてエッジを研いで持って来た。チューニングは見よう見まね。それでも凍りかかった低温の雪面をよくとらえて滑ってくれた。チューニング成功。気分も上々。リフト乗り場のすぐ脇にログハウス風の小屋が建ち、かなりオイリーなホットケーキミックスの香りが漂っていた。私には脂っこいにおいにしか思えないのだが、これがご当地の皆さんをひきつけて止まない。ワッフル屋さん。ワッフルって朝食バッフェにあるあの大きな回転焼きみたいなあれです。おじちゃんもおばちゃんも、女子も男子も、「リフト待ちであの香りがするとたまんないよね。」と言っている。 「お昼はリキッドランチ(液体昼食つまりビールのみ)で済ます!」という硬派な男子もワッフルのおやつは外せないらしい。どこから見ても体育会系男子諸君がキャッキャ言いながらワッフルのトッピングは何にするだの、どこのお店が好きだの言い合っているのがおもしろい。ちなみにリフト脇にワッフルスタンドがあるのはこのスキー場だけじゃないそうだ。最近はどこへいっても必ずワッフルスタンドが甘ったるい香りと煙を立ち上らせているという。ワッフルから離れてもう一つ。 スキー場のベースロッジに最近できたらしいバー。かなり怪しげだが、そとから覗いて見た感じは居酒屋。メニューは絶対外せない「寿司」「ヌードル(うどん、ラーメン、素麺)」その他アジアのなんちゃって小皿料理など。アジア人が本当に少ないメイン州のこの辺りでこの絵柄は面白いと思った。最近、ラーメンも人気があるからコンセプトとしては悪くないかな。ただし、きっと同じスープでうどん、ラーメン、素麺をチョイスするというシステムだと思う。ワッフル屋さんに話を戻そう。スキー場だけでなく普通にワッフルだけを扱うお店が人気だそうで、近所にも最近オープンしたそうだ。http://www.wafflehauzz.com
2015年02月18日
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大雪の合間に日帰りスキーに行って来た。職場が団体割引で企画してくれる年に一度のバスツアー。私は今年が初めての参加。3時間ほどかかるメイン州のスキー場まで往復するので朝の集合時間は午前5時45分。バスに乗り遅れたら自力で運転していくことになる。この日のこの時刻の外気温は-20℃。そして強風のため体感温度はどれくらいかなど考えたくもない。 バスに乗る予定の40人ほどがまだ真っ暗な5時半頃に職場の駐車場に集まった。ハプニング1:バスがいない。あり得ない。やって来たのは夜が白みかけた6時半過ぎだった。それまでの間、各自車の中で待つことになった。ハプニング2:いきなり道を間違える。北へ行くべきところ南方向に曲がった瞬間、後部座席から「Uターンしろ!」の声が飛んで来た。バスは出発早々Uターンを決めた。あり得ない。ハプニング3:インターステートI-95高速道路に入ってしばらく走った頃、妙に寒いことに気がつく。それになんかうるさい。ドライバーが無言でバスを路肩に停車させた。なんとドアがロックされていなかった。後部座席からデーブ君がすっ飛んで来た。デーブ君は施設メンテナンスを任せられている頼もしいお兄さん。ちゃっちゃとドアの状態を診断。どうやらロックできないらしい。なのでボディーからドアが浮いてバタバタするし寒い訳である。デーブ君は私たちに向かって「持ち物の中に堅くて平べったいもの、ロープかベルトのようなものがあったら出してください。」と指示。全員ごそごそと手荷物の中から使えそうなものを取り出して見せた。デーブ君はクシとベルトを選んでそれで見事にドアを固定。これでとにかく快適に高速走行ができるようになった。ロックはかかっていないんだけど。このドア事件で3回くらい高速道路の路肩に止まった。ハイウェイポリスに見つからなかったのは不幸中の幸い。ところがこれでは終わらない。ハプニング4:ニューハンプシャー州に入ってすぐの頃、私の目の前から突然煙がシューっと吹き上がった。火災?もはやこれまでかと思った。また路肩に一時停止。デーブ君が再びすっ飛んで来て色々調べてくれた結果。私の前の席のオジサンがうっかり座席下の消化器を蹴っ飛ばして開封してくれたらしい。煙と思ったのは消化剤。おかげで私はすっかり消化剤まみれになった。新品のKEENのブーツ、どうしてくれる? とりあえず往路のハプニングはここまでで、その後は快適走行で10時半ごろ現地に到着した。あれだけ色々あると無事にスキー場に着いたことが奇跡のよう。デーブ君と職場のチームワークのおかげです。それにしてもご当地のチャーターバス、整備もドライバーの力量も信用できない。超低温で強風の日だったので、みんなフェースマスクとゴーグルにヘルメットをかぶり、スキーウェアも地味なのでゲレンデに出てしまったら誰が誰なのかまったく分からない。お互いに同僚と会わないまま単独で一日を過ごして、3時半ごろにベースロッジに再び集合した。全員で夕食を食べて少し呑んで、帰りまた同じバスに乗り込んだ。ハプニング5:夜のメイン州で道に迷う。スキー場を出発して30分ほど一般道路を走ったころに、ドライバーがぼそっと「誰か26号道路に出る道を知らないか?」と言い出した。GPSはちゃんとオンになっているのだが働いていないという。 慌ててiPhoneを何人かが取り出して検索。こちらのGPSはちゃんと作動している。そしてまたしてもこのドライバーが反対方向に走っていたことが分かった。またしてもUターン。真っ暗な雪道だけにかなり怖い反転だった。それからしばらく元来た道を戻って、曲がり損なったらしい交差点にたどり着き、私たちの指示で無事に帰り道に戻った。このドライバーが寡黙なのもハプニングを大きくしている気がする。「ちょっと、もう本当に大丈夫なの?」「道に迷ったらいつでも私に言ってね。」近くに座っていた年配の同僚がドライバーに言ったが、これくらいの嫌みは当然だと思った。色々ありすぎて消化剤までかぶった初参加だったが、スキーそのものやバスの中の和気あいあいとした助け合いがとても楽しかった。このバスツアーは後年まで語り継がれること間違い無し。
2015年02月16日
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また大雪になった。ノアイースター"JUNO"に始まって2週間たらずで3度目の大雪。その合間に猛烈な寒波があり、雪は融けるどころか積もっていくばかり。日曜日の夜から月曜日いっぱい降った今回の雪で、すでに除雪の限界にきていたご当地は大打撃を受けている。道路から取り除いた雪が歩道に山になり、歩行者はやむを得ず車道を歩いている状態。その車道も歩道からせり出した雪のため狭くなっているし、壁のようになった雪山で視界が遮られてしまうため、道を曲がるだけでも大変神経を使う。家の敷地にも公平に大雪は降った訳で、その雪を道路など公共の部分に押し出して『廃棄』すると罪になる。なので自分たちの敷地内でうまく処理することになる。しかし、積もる一方の雪の持って行き場はもうどこにもない。うちだけのことではなく誰もが同じことを言っている。 この写真は1月27日のもの。1つ目のJUNOが通過した直後の裏庭。雪がもうデッキの高さ近くまで来ていたが、まだまだ可愛いものだった。 これは昨日の除雪作業中の写真。道具が届く部分だけ屋根の雪をデッキの上に落とした。これはその半分くらいを取り除いた後だが、この山を含めてデッキの上だけでも相当な雪が積み重なった。デッキは最近増築したばかりだが、雪の重さで倒壊することがあるらしい。こまめに除雪するのが正しい。屋根も傾斜が緩いところは雪がたまりやすいので同じこと。しかし... デッキよりも高い位置まで雪が積もっている。積もった雪をならしながら頑張ってデッキから雪をスコップですくっては放り投げ続けた。雪は重い。下へ落とすならまだ良いのだが、高い位置を狙って投げるのは大変な作業。気がついたら薄暗くなっていた。3時間格闘してデッキの除雪完了。しかし自然は容赦がない。その晩も降り続けて今朝も暗いうちから同じ作業を繰り返して、それから出勤。職場の誰もが同じ状況なので朝の挨拶は「グッドモーニング」どころではない。「生きてたか。」「無事だったか。」とジョークを飛ばしてそれ以上野暮なことは聞き合わない。だってみんな筋肉痛だしヘロヘロだもの。また木曜日、そして週末と降るらしい。春が心から待ち遠しい。
2015年02月11日
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ノアイースターが来たのが先週火曜日だった。それから一週間もたたないうちにまた大雪という予報。スーパーボールにニューイングランドが進出して大接戦を繰り返したのが昨日の夜。絶対負けるという試合終了間際に相手のタッチダウンを阻んだ奇跡のインターセプト。一気に負けから勝ちに転じたゲームにご当地は大いに盛り上がった。熱狂している誰もの頭の片隅に接近中の大雪があったことは言うまでもない。州内ほとんどの学校関係はまた閉鎖になり、テレビ画面に"school closings"が流れ、私の職場からも夜遅くメールが配信され翌日の月曜日は閉鎖になった。先週に続いて二度目。お休みになるのはありがたいのだが、そう立て続けに仕事を止めるわけには行かないプロジェクトを抱えている。今朝はまだ雪がそれほど激しくなかったので思い切って出勤することにした。職場は「閉鎖」だが「来てはいけない」ということではない。運良く私の前に二車線分一気に除雪してくれる大型プロアーが三台走っていたので、途中まで大変快適に通勤できた。そう途中まで。三台とも右折して別の方向へ行ってしまった。さてそこから先は別世界。ほとんど一本道で信号もほとんどなかったのが幸い。ちょっとしたカーブや坂道発進が大変怖い今朝の路面状況だった。何が怖いって職場の敷地内のドライブウェー 。ゆるやかなカーブの上り坂で距離がある。 何とか無事にたどりついた。他に数人出勤していたが、お互いに様子を見にデスクへ行き来する。こういう時は日頃交流の無い部署の人ともコミュニケーションをとり安全に過ごす。暗黙の決まり事のようなもの。午後になって雪が激しくなり、職場の敷地内の道路に雪がたまり始めたので仕事を切り上げて帰ってきた。視界が悪く、路面もさらに悪く、時速30マイルが出せるギリギリだった。多少滑りながらも回転することはなく、途中の郵便局で用事を済ませて余裕で帰宅。でも神経を使ったので疲れた。明日また朝から雪かき。気温が華氏の10度代と低いのできっと車が凍り付いているだろう。優勝を決めたPatriots'の凱旋パレードはそんな明日に予定されているらしい。ダックボートというもと軍用上陸艇が乗り物なので運行に問題はないという話だが、見に行く方は大変だ。 今ニュースで水曜日に変更するという話を聞いた。そりゃそうだろう。
2015年02月03日
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「マサチューセッツ州の緊急事態令に従い、明日は職場が閉鎖されます。」という社内メールで初めて歴史的な積雪量が懸念されるスノーストーム"Juno"が接近していることを知った。 私の職場は月曜日は平常通りだったが、ダーリンの職場は午後から休業になったそうだ。ノアイースター(Nor'easter)、ブリザード、スノーストームとそういう用語がメディアからひっきりなしに聴こえてくる。その意味の違いについて説明することは省くとして、ノアイースターと聞けばかなり大きなストームであると言える。真冬にハリケーンが来るというのが私なりの理解である。毎冬もちろんスノーストームはあり、職場や交通機関はぎりぎりまで状況をみて閉鎖や運休を発表してきたが、今回のようにまだストームの端っこも見ていない時点で完全閉鎖・運休を決めたのは異例のこと。ストームの間は外出も禁じられている。「移動、外出は生命に関わる危険を伴うため。」だそうだ。場所によっては車を走らせたら逮捕という事態もありだそうだ。テレビやインターネットを見るとどこも大騒ぎなのだが、ご当地は今のところ嘘のように静か。これだけ騒いでいるのが信じられないのだが、あと一時間くらいすると暴風雪に襲われることになる。「スノーストームがくる前には、必ず食料品店に行かなければならない。」と、ご当地へ来たばかりのころに教えられた。昔からの習慣らしい。家に水や食料の備蓄があっても「とりあえず行く」 人が今でもかなりいるという。その通りで、仕事帰りの夕方のスーパーマーケットの駐車場は見たことがないくらい満杯だった。私は買い出しはしないで家に帰ったが、どこも売り切れに近い状態だったと友達から聞いた。ガソリンスタンドにも車が列をなして順番を待っていた。急にみんなガス欠ってことも無いのだろうが。備えあれば憂い無しということか。
2015年01月27日
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今日はクリスマスイブ。イブとクリスマスを連休にしている職場が多く私たちもその恩恵に。といっても特に我が家はクリスマスのお祝いをする予定も無いので家でゆっくり過ごしている。たまにサンタの現在位置をネットで確認するくらい。笑)http://www.noradsanta.org郵便局まで出かける用事があったのでそのついでに近所の魚屋さんで鱈と海老でも買って来よっと。クリスマスに魚を買いに行く人もそんなにいないだろうから。それは大きな間違いだった。同じ町の魚屋さん、車がドライウェーに入りきれず道路が渋滞。お店の入り口から買い物客がはみ出して外まで列を作っている。なんで?ロブスターをオーダーした人?あきらめて隣町にある魚屋さんに行ってみたところ。 お店の外に見慣れないテント。そして入店待ちの買い物客が長い列を作っている。客足は途絶えることが無く、まるで日本のお正月前の市場のような張りつめた雰囲気がある。日頃どれだけ混んでいてもお客さんの列は店内で収まっている。こんな風景を見たことが無い。渋々列の一番後ろに着いてのろのろと前進しているうちに、前後のお客さんどうしが会話を始めた。「あなた何買うの?」「僕は殻付きの牡蠣。昨日予約入れといたからね。海老も欲しいんだけど。」「ジャンボサイズ?私もそれを買うつもりだけど、売り切れてないかしら?」「きっと大量に仕入れているから大丈夫だと思うけどね。」どうやら茹で上がったロブスターを買いに来た訳ではないらしい。皆さん個々に食材を仕入れるという感じ。私の真後ろに並んだフレンドリーなおばさんに聞いてみた。「今日に限ってどうしてこんなににぎわっているんです?」「イタリア人にとってはね、クリスマスイブのディナーに七つの海の幸をそろえるのは大事なことなのよ。」 私の前に並んでいた一見怖そうなお兄さんが相づちをうつ。「そうなんだよ。セブンフィッシュが無いとね。」知らなかった。この寒空の下に真剣顔で並んでいる皆さんはイタリア系だったんだ。Feast of the Seven Fishes 南イタリアに昔からある伝統的なイブのディナーのスタイルで、アメリカのイタリア系移民にも受け継がれているそうだ。 お話し好きのイタリア系の皆さんに囲まれて、長い間待つのも楽しかった。これは良いことを学んだイブになった。
2014年12月25日
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トラブルのことや文句ばっかり書いている。日々そういう話題には事欠かないのがアメリカ生活の痛いところ。今日は職場で起きた思わぬ小事件。同僚が社内でセミナーをすることになった。大きなセミナーの前には本人とそのグループメンバーや有志がお菓子やオードブル、飲み物を持ち寄って来場者を接待するのが職場の慣例になっている。そこで今回も有志数名で手分けをしてセミナールームの前に食べ物や飲み物を用意した。私はヒュモス、ピタパン、温野菜や果物を持って行った。本人はご主人お手製のサルサ(これが美味しいんだ)とチップ。他にもバナナブレッドなどを色々と持ち寄ってくれる人がいた。いやにポテトチップスの大袋が多いな〜と不思議に思ったが、そのときは気にもしなかった。セミナーは大成功。同僚はすごく良いプレゼンをしたと思う。同僚有志で後片付けをして自分のオフィスへ戻ろうとしたところ・・・「冗談じゃないわよ。誰が責任者なの?」と、セミナーには来なかった別の同僚がお怒りで私のところへやって来た。「は?」 何怒ってんのこの人?「私が自分用に持って来てたチップスとウエハースが消えたのよ。クロスビーマーケットの紙袋見なかった?」ぎゃーーー。有志の一人が休憩室にあった紙袋類を総ざらいしてセミナールームに持って行ってしまったと見える。普通するか?誰のものか分からない、しかもセミナー用とも何とも書いていないものまでかき集めるか?私では無いのだが、とりあえず噴火直前だったこの人には謝っておなかくてはならない。「私ではないけれど、おそらく私たちのうちの1人がうっかりあなたのものまで持って行ってしまったようで本当に申し訳ありません。弁償します。」「別にいいわよ。その瞬間は本当に腹が立ったけれど、悪気は無かった(an honest mistake) ってことよね?」そうは言ってくれたけれど、やっぱり明日クロスビーマーケットに行って食べちゃったチップスとお菓子を買ってくるつもり。an honest mistake- そう言うんだね。初めて聞いた。
2014年12月17日
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朝早く起きられた日は出勤前にひと汗流す。 私は水泳が好きなので、通勤途中にあるYMCAのプールで泳ぐことが多い。朝早くにばたばたと水着やらタオルやらをスポーツバッグに詰め込んでいくものだから、たまに忘れ物をして現地で「どうしよう」ということになる。前の晩からしっかり準備すれば問題ないのは分かってるが結局いつも朝の土壇場で適当に準備するからこういうことになる。今朝は気持ちよく1000ヤードほど泳いでごきげん。プールから上がって身支度を整えてと思ったら化粧品を忘れてしまったことに気づいて焦った。ファンデ無し。スッピンに眉とアイメークだけで出勤。日本だったら大いに顰蹙を買うだろう。口が悪いのか優しいのか、同僚たちは「全然大丈夫。普段と変わらないわよ。」と言ってくれた。そう言われてもやや複雑な心境だが。たまにジムで一緒になる若手美人の同僚に「ファンデ忘れてすっぴんなのよ。」って言ったところ、「私もよくやるの。」「今日はブラを忘れたし。」ちょっと待て。それはファンデ以上にまずいでしょう。すっごい美人で20代の彼女。まさかのおばさん発言。「だって、普通忘れるじゃない?」と言った後で、彼女の対処方法を教えてくれた。頻繁にジムに通う人ならではのアドバイス。必ず化粧品と下着のスペアを持ち歩く。そういうことを考えたことが無かった私だが、2セットずつ用意しておくのは得策かもしれない。
2014年12月06日
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築70年くらいの我が家。7年ほど前に大改装して住みやすくなったのだが、最近壊れものが出始めた。ひとつ見つけて修理をしてみるとまた別のところに問題発見。家の基礎に関わるようなことではないものの雪だるま状態。その先鋒を切ったのが湯沸かし器。7年前の改装の時に新調したタンク式のボイラー。ご当地では水を温めてタンクに貯めておくタイプが今なお標準だが使う側には不便この上ない。タンクのお湯を使いきったら次が沸くまで待たなければならない。エネルギー効率も悪いはず。なぜ日本では普通にある瞬間湯沸かし器、ご当地ではタンクレスヒーターが普及しないのか。いや、実は改装を始めたころから少しずつ売り出されていたのは知っていた。場所を取る上に使いづらいタンク式湯沸かし器が図らずも壊れたので、思い切ってタンクレスヒーターを入れることにした。工事を頼んだ業者経由で容量の大きな瞬間湯沸かし器が設置された。わーい!ちょっと予算オーバーだったのだが、申請すれば$800のリベートが出るという。さっそく書類を整えて申請。経過を待っているところだった。リベートを出すのはタンクのメーカーではなく行政機関の下請け団体。その団体から人が来て審査をするらしい。ちゃんと申請通りのものが設置されて稼働しているかどうかをチェックしに来る。そのアポイントメントがサンクスギビングの前日の午後4時。私が指定したんじゃなく向こうが決めたもの。この日時に本当にくるのか怪しいものだと思っていたら、やっぱり直前になって向こうから日時変更の依頼が来た。じゃ、今週月曜日の朝10時。月初月曜日の午前中は実にきついのだが、やむを得ず言われた通りに9時半から家で待つ。10時半になっても現れない。その団体の電話番号を調べてどうなっているのか問い合わせたところ、初めは「今そちらに向かっているはず」という話が「実は担当者にはこの日のアポイントのことが伝わっていなかった」という信じられない話になり、「水曜日の朝7時半なら行けると言っているがどうだ?」とまとめにかかった。向こうはずっと謝罪モードではあったが。私の時間をどうしてくれる?そちらの都合でそちらが決めた変更なのにどうしてこうなるのか?無駄だと思ったが、こちらがお金を頂く側だと思って嘗めてもらっては困る。約束は約束として守られるべきだ。というようなことだけはきっちり言わせてもらった。言うことは言ったから明日の水曜日の朝はスッキリ笑顔で審査を受けよう。誰かが言っていたのだが、リベート付きの商品を買っても利用しない人が半数近くいるそうだ。リベートを貰うって楽じゃないということだろうか。
2014年12月03日
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今年もサンクスギビングの季節になった。明日がその日。毎年11月の最後のころの木曜日。我が家はアメリカに親戚がいないので気楽に連休を楽しんでいるが、普通のアメリカの家庭にとっては一年で一番忙しい一週間。親類家族が集まるので大移動。空港も道路も混雑この上ない。サンクスギビングといえば大きなターキーをテーブルセンターにして温野菜など色々な手料理のディナーがメインイベント。そのための準備、かなり前から計画して始めておかなくてはならないらしい。この辺りは全部友人たちから聞いた話の寄せ集め。受け売り。ターキーがやっぱり大変。冷凍ものを買う場合、少なくとも4日前くらいには手に入れておかないと下ごしらえを始めるまでに解凍できない。みんなどこで解凍させるんだろう、あんな巨大な鳥。前日くらいからブリーン(brine)という下漬け。塩や砂糖を溶かした水に浸しておく。好みのハーブを入れたり。ブリーンの方法も家ごとに違うらしい。これで一晩置いて焼いたり、いったんブリーンから上げて軽く炙ってからまたブリーンしたり。相手は10キロ近い塊なので男の人がターキーを担当する家が割とあると思う。そして詰め物をして焼く。ターキーだけで一週間プロジェクト。今日がその前日なので、皆さん家というかキッチンにこもってバトルを繰り広げている最中。SSNにアップされる話題もそこに集中。コネチカット出身の友達は明日実家に帰るとか。家族親戚で持ち回りで一品ずつ作って持ち寄るらしい。合理的だし楽しそう。彼女は今年はパンプキンパイとジェロサラダ 。ええと、パイは分かるけどジェロサラダって何?伝統料理とはとても思えないこの一品。初めて耳にしたサンクスギビングのアイテム。皆さん、今日頑張って明日は良いサンクスギビングをお過ごしください。風雪がひどくなってきたので私たちも何もせず家に籠ることにします。
2014年11月26日
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職場に小さなジムがある。仕事前や昼休みのジムのロッカールームはとてもにぎやか。そんなロッカールームでの同僚2人の会話。「あ、靴下忘れてきちゃった。どうしよう。」ジムへの裸足入室は厳禁なのである。 「私、余分に持ってるわよ。どうぞ。」それで一件落着。みんなでヨガのクラスに行ってしっかり背筋や手足をのばしきってご機嫌でまたロッカールームへ戻って来た。さて靴下の返却について、先ほどの2人の会話が聞こえて来た。「ありがとう。助かったわ。ところでこの靴下洗って返した方が良い?それともこのまま返してほしい?」このひと言で私は驚いた。当然洗ってたたんで(もしかしたら小さなお礼グッズもつけて)返すでしょう。相手の反応がまったく普通なのにまた驚いた。「どちらでも構わないけど。たくさん持ってるから急がないし。」 その後も2人の会話を盗み聞きしていた結果わかったこと。「洗って返す」と言って持って行ってしまって二度と戻って来ないというリスクがある。なので「洗わないでいいからそのまま返してほしい」という心理が貸す側に働くらしい。あるいは貸したことを忘れてしまう場合だってある。靴下を借りた彼女は相手の心理を分かっていて、「私はきれいに洗って返したいタイプなんだけど、あなた私を信用してくれる? 笑)」 と最後に確認。貸した方も笑って「じゃ、急がないからよろしくね。信用してるわよ。」ということでアグリーメント成立になった。靴下ひとつでエラい気を遣うものだと思った。
2014年11月19日
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それほど遠くないところに韓国系大手スーパーができて毎週末の買い物が便利になった。アジア系の食材が手に入るので国際色豊かな買い物客でにぎわっている。それでもやっぱり韓国系のお客さんが多いのかな。土曜日の朝、いつものようにスーパーで買い物をしていたら突然声をかけられた。見知らぬ人。私より少し年上の女性で丁寧な物腰で私に話しかけている。初めは北京語かなと思って耳をこらしたけれど全然違う。これはきっと韓国語。北京語だってほとんど分からないのだが、韓国語はもっと分からない。どうしよう・・・彼女のとても穏やかに丁寧にそして真剣に何かを聞いている物腰が気になった。本当に何か困っているらしい。「英語でお話ししてもらえますか?」と聞いたところ、うなづいて話しかけてくれるのだが先ほどとほとんど変わりがない。私の反応をみて彼女も伝わっていないと理解したらしい。あきらめようとした彼女の肩に私が手をぽんとかけて、顔をのぞきこんで「何を探しているのですか?」と聞いてみた。彼女は知っている限りの言葉を出してくれた。その中に「WC」という音が聞こえた。ああ!お手洗いを探していたのですね。英語で確認しても彼女にはちんぷんかんぷんだったようなので、ジェスチャーで「これか?」って聞いた。大きくうなづいた彼女、すぐさま手を引いてトイレの入り口まで連れて行った。ありがとう。と何度も言われてそんなたいしたことをした訳でもない私は恐れ入ったのだが、本人の気持ちになってみればありがたい存在だったのかもしれない。お互いに通じる言葉を持っていないならボディランゲージ。私はちっとも恥ずかしくない。それで人助けになるならなおさら磨きをかけなくては 笑)
2014年11月16日
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「とりあえず集まろうか。」 というメールが届いたのは数週間前。前の職場の元同僚たちが大人の同窓会をするらしい。どうしようかな。ぎりぎりまで返事するのをためらって結局行くことにした。 なぜためらったかというと、この職場にいた2年半はデッドラインとプレッシャーに加えて熾烈な社内競争でつぶれそうだったから。しかもリーマンショックの不景気の波のおかげで一斉解雇という幕引きになった。300人程のサテライトサイトにいたほとんどが徐々に会社を去った。あの熾烈な競争の日々は何だったのだろう。こうなってみてつくづくと思ったものだ。そんな感じだったから、元同僚と仲良しになる場合ではなかった。きっと悪い人たちではないのだろうがお互いに隙を見せられないままサヨナラして数年が経った。今回「集まろうか」と声をかけてくれた幹事グループは私が全然交流の無かった別のフロアの人たち。同じ頃にそのサイトで働いていて連絡がつく全員にメールしてくれたらしい。当時はお互いに「感じ悪っ!」って思っていたはずの20人ほどが夕方のバーに集まった。なんと、その当時のサイトのトップ(元所長)も来ていた。上下関係も何も無くなった今、お互いがそれなりに親しく感じられたのは私だけではなかったと思う。やっぱりみんな悪い人でなかった。当たり前か。あの2年半に一度も話したことの無い人と長い間笑いながら話す時間がとても楽しかった。みんな(自分も含めて)ちょっと老けたけどあの頃よりも良い顔していた。
2014年11月09日
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実家で見つけた反物。羽織に仕立ててあったものをほどいて洗い張りしたままの状態。そのまま箪笥の肥やしになって何十年?それを帯にリメイクしてみたい。言うは易し。私には洋裁和裁の心得が無い。高校まで家庭科は必修だったけれど成績はさっぱりだった。私には無理だからプロにお願いしよう。そう心に決めていた矢先「自分で作れるわよ。 一気に一日で作っちゃいましょう。」と笑顔で背中を押してくれた達人が現れた。女神様!達人のお宅で反物を広げて相談。洋裁用の薄手の接着芯を帯芯の代わりにして、胴の部分と垂れの部分を分けて袋を二つ作るということになった。二部式のしゃれ袋帯。 お太鼓の形を作って胴の上に載せてみたところ。たっぷり長さをとってあるので一重にも二重にもお太鼓が作れる。 二部式の帯をしめるのには少しコツがいる。何度か練習してうまく行くようになった。きっと昔は華やかな羽織だったこの絹地。帯になって海の向こうで生き返った。
2014年10月31日
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こちらでは朝早くからジムやプールでひと汗流してから出勤する人が多い。なのでジムとロッカールームが一番混みあうのが早朝6時から7時半ごろ。もちろん仕事帰りの夕方から夜にかけてジムに行く人もいるのだが、朝練派が圧倒的に多いのではないかと思う。私も週に1−2回プールでゆっくり泳いでから仕事に行く。小さい町の誰もが行くYMCAのプールなので必ず職場の誰かが別のレーンで泳いでいる。水泳好きで続けて通っているメンバーは職場でそう多くはない。自ずと細いけど強い連帯感ができてくる。別にそのメンバーで集まるようなことは無いが、何かあるとメールでありがたい情報などが届く。持つべき物は水泳を愛する友である。さて、その中のお一人。勤続30年にはなるだろうというオジサンがいる。結構泳げるので「我流」だと聞いてのけぞったくらい。そのオジサンの推定年齢還暦以上だが、 何を思ったのか今になって競泳スタイルの泳ぎを体得したいと思い立ち、水泳のプライベートレッスンを受け始めた。それから毎週一回か二回、私のデスクへやってきて進捗状況を知らせてくれる。初めの数回は「泳いでいるというより溺れている感じだった。」と笑って言う。何をしたのか聞いて納得。ローリングをするために手足を動かさずに体を左右に半回転させる動きばかりしたらしい。楽しいか、オジサン? 本人は私がそのトレーニングの意義(というかそれををやっている自分のがんばり)を理解しているのがうれしいようだ。共感って大事だもんね。溺れていたオジサンは、ついに今週生まれて初めてクイックターンを成功させたらしい✨。10回中6回くらいは鼻から水を吸って死にそうになったという長いお話付きの報告。楽しいんだね、オジサン!今度シャンペンをおごってあげなきゃね。紅葉と田園風景と小さなビーチしかない小さな町の、ちょっと楽しい日常報告でした。
2014年10月17日
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温かい秋の日が今も続いている。インディアンサマーは晩秋の寒い日々に突然やってくる穏やかな日のこと。なのでこの穏やかすぎる 秋の日はそうは言わないのだろう。秋が長いからと後回しにしていたアップルピッキング。結局行けずに10月半ばになってしまった。じぶんでもいだリンゴは格別なのだが、それができなかったら必ずここのファームに来る。州内を中心に近郊のファームでとれたリンゴが20種類くらい木箱に仕分けされて量り売りされている。実がとてもきれいで、品種ごとに食感や味、食べ方(生食か調理用か)が書かれたメモが置かれている。たいてい2−3種類買ってしまうので、後で「これ、なんだっけ」になってしまう。メモをちぎってもらって帰れるのはありがたい。 目移りしてしまう。今日はどれを買ってかえろう・・・。 今日は悩んで三種類。点前からCrimson Crisp、Mutsu (陸奥:緑色の大きいリンゴ)、Topaz。実りの秋。ファームでの買い物は楽しいですね。
2014年10月12日
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暖かめの秋だから、もう10月という感じがしない。それでもマーケットの入り口にはパンプキンや小菊の鉢植えが並べられ、それを見てしまうとどうしても欲しくなる。いつもの定番の大きなオレンジ色のカボチャ。あのJack-o'-lanternのあれを大小買うつもりで行きつけのマーケットへ。あるある、カボチャもこんなに種類があるんだ。気に入ったものをあれこれカートに入れてみた結果。あれ、Jack-o'-lanternのなんて一つもないじゃない。おもしろいので今年はいつもと違ったカボチャを並べてみよう。 このブログで紹介しようとカボチャの品種を調べてみたところ、実際にどれがどれなのか今ひとつ分からない。点前の平べったい薄い色のものは多分Long Island Cheeseで、その右にあるまだらのものはKakaiだと思う。周りの人につられて、カボチャだけでなく藁たば(hay bale)も買ってしまった。 この時期はカボチャ売り場のレジが大混雑。よいしょっと計りに乗せる作業に時間がかかる。前の人がどんなものを買っているのか眺めつつ、お互いにどうやって飾るのか情報交換をしながらのんびり順番を待つ。いやいや、皆さんセンスがよろしい。勉強になります。食料品を買うときのレジ待ちのような戦々恐々とした気分はとりあえずしまっておこう。レジ待ちも楽しい秋の週末のひととき。
2014年10月08日
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この夏もささやかに家の箱庭と職場のレンタル菜園で野菜を作っている。6月がずっと雨で低温だったため苗の生長が大変遅くなり、夏の短いご当地の野菜作りはいっそう難しくなった。私たちアマチュアもそうだが、近隣のファームに並ぶやせ細ったトウモロコシを眺めるにつけプロも苦労をしているのだと実感する今日この頃。それはさておき、去年から春蒔きの大根を育てている。真打ちはもちろん8月の頭に種まきしてハロウィーン前に収穫する秋蒔きの大根だが、春蒔きのいわゆる「時無し大根」ローテーションで二度大根が穫れるのはうれしい。職場のレンタル菜園を借りている同僚には中国系の方々が多い。多くは呼び寄せて一緒に暮らしているご両親の活躍の場として借りているらしい。作っているものは微妙に違うけれど、経験も技術も目を見張るものがあり、水やりなどで同僚と一緒になるときによく情報交換をするようになった。中国系の彼らが私の畑をみて驚いたのが、夏に大根を収穫していること。セオリー通りなら彼らが驚く通りで、春蒔きの大根はとう立ちして花になり根は太らない。「試しに植えてみる?」という私のオファーに応えて数人が種をもらいに来た。結果、7月初めごろに白い立派な大根ができてみんな大喜び。「まさか穫れる訳がない」と冷ややかに見ていた同僚たちもびっくり。そして、来年はやってみたいという人が続出。「時無し大根」が来夏は職場菜園を制覇するかもしれないくらいの人気である。ご当地では日本食材店のえびすやさんで春先になると「時無し大根」の種を扱っている。やっぱりすぐに売り切れるらしい。私はカリフォルニアの種屋さんからも取り寄せている。予想外のうれしい反響。掘れたての大根ってやっぱりおいしいものね。葉っぱも全部食べるって、大根好きの同僚たちも言っている。
2014年09月08日
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アメリカへ来てから仕事をいただくまで随分時間がかかったものだ。そして職や部署を転々としてきたものだ。本人の意思だったりそうでなかったり。なにはともあれ、いろいろなボスの下で働いて、いろいろな人たちと一緒にプロジェクトを進めてこられたのは自分にとってとてもよい経験と思う。ま、何かと問題も(双方にだけど)あったのだが。ここ数年来、自分よりもはるかに若いボスの下で働いている。自分は歳をとり、職位はそのまま変わることがなさそうだから自然とそうなる。ご当地の場合、年齢のことでお互いに(建前上)遠慮するという習慣はないので、私にとっては目上のボスである。半年前からボスになったブライアンはたぶんひと回りくらいは若い。優秀、部下思い、おしゃれでルックスも良いので職場内でも人気が高い。人気者ボスがどうやら結婚するらしいと同僚から聞いたのはつい数日前。そのことを知っているのはごく僅かだという。プライベートのことは仕事場に持ち込まないブライアンらしい。お相手は誰なんだろう。まさかボスに聞くわけにはいかない。その同僚にそれとなく聞いてみたところ、お相手の名前も男性名だった。決して珍しいことではないが、身近では初めての同姓どうしの「寿」である。もともと仕事の中と外のライン引きがお見事なボスなので、彼のプライベートライフは未知の世界だったけれど、本人やはり周りの反応を気にする部分もあったのだろう。職場では寿報告はしないらしい。それではあんまりだ、というごく少数の同僚有志でカードにサインして、みんなでボスのオフィスにお祝いを言いに行った。笑顔いっぱいでとても嬉しそうだったし、そこで初めて幸せそうな表情を見た。それから少し結婚式と披露パーティーのプランなどを語ってくれた。ボスのご両親もボストン入りしていて、週末の結婚式の準備に忙しいらしい。少し調べてみたけれど、同姓どうしの結婚が認められる国や地域はそれほど多くない。アジアではほとんど無いといっても良い。アメリカ国内でも州によって賛否両論。マサチューセッツは結婚を認めている州のひとつ。 とても幸せそうな今日のボスの笑顔がうれしかった。ホント、お幸せに。
2014年08月29日
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皆様いかがな夏をお過ごしでしょうか。お久しぶりです。ブキビンタンは筆無精に磨きをかけながら元気にしています。コンピュータを新調したからとか何とか言い訳することは山の様にありますが、少しずつでもまた小さな出来事を書いていきたいと思います。いきなりシュールなタイトルですが。8月も後半の金曜日。週末。そして夏ももう終わり。残り少ない日々を素足にミュールやサンダル履きで過ごしたい。この夏最後かな、と仕事帰りにいつものネイルサロンへ行くことにした。べトナム人のおじさんと中国人の奥さんが夫婦だけで切り盛りしている地元の小さなお店。この奥さんの仕事がとても丁寧で良いので気に入って。お店は今日も暇そうで、2人ともいすに腰掛けてインターナショナルチャンネルを観てる。よし、おばさん手が空いてる!ところがおばさんは休憩中。代わりにおじさんがペディキュアをしてくれることに。おじさんは良い人だがおばさんに比べるとかなり技術レベルが下がる。できればおばさんが良かった。この嫌な予感が悲しく的中。甘皮をとってもらっている時に「痛っ!」。もう手遅れ。右足の親指の爪の生え際から血がにじみ始めている。文句を言っても消毒薬を脱脂綿に染ませて軽い手当をするだけ。黙々と作業続行。じょうだんじゃないわ!痛いわ!「ネイルカラーはいりませんから、その前までで止めてくださいね。そして、その分の料金を教えてください。それだけ払って帰ります。」分かっているのか、とぼけているのか。「日本の総理大臣、好きだな〜」とか言ってるし。いつもはうるさいくらいおしゃべりなのに、今日に限って英語できないモードってアリなの?痛いって言っているのに、ベースコートを塗りにかかった(これがまたとんでもなく沁みて痛い!)。マジな顔で「ここで止めてください。痛いんです。これに薬剤を重ね塗りするつもりですか?」って右足先を見せて言う。おじさんは作り笑顔でまた脱脂綿と消毒薬を取りに行く。おばさんがやってきて状況把握。ここでやっと私の言い分が理解してもらえた。「ここまでの料金は払うから止めてください。」お金なんて払わないからねって言いたいけどね。「25ドルです。」 っておばさん、それペディキュアの全額じゃない。「月曜日に傷が治ったら残りの塗りを仕上げますから。」二度と来るか?普通。黙って25ドル現金で手渡して、もちろんチップ無し。え?って顔だったけど当たり前でしょう。 結局、お金と時間を費やして、バンドエード付きの爪先になって、これではサンダル履けないし。何やってんだろ、私って。とにかく25ドルできれいさっぱりあそこのサロンとは縁を切ることにした。手切れ金。言い方が悪いけれど気分よくすっきりさよなら。 まともなサロンを探さなくては。
2014年08月23日
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朝の出勤前に走ることにしている。毎朝という訳ではなく、天気や気温、その日のスケジュールや体調と相談しながら、週に2度くらいが現在のペースである。今朝の目標は5マイル走破。Russell Orchardsという果樹園/ファームスタンドからCrane Beachまで往復することにした。まだ開店前のRussell Orchards りんごの花が咲いていた。 この果樹園からビーチまでのコースは坂道の連続である。林の中を抜けると沼沢地が広がり、その先に海が見えるという絶景コースなのだが、なかなか景色を楽しむ余裕は無い。最後の上り坂の頂上近く。沼沢地を流れる川が見える。Crane Beachに到着。ボードウォークを上り切ったら、真っ青な海。今朝は私以外に誰もいない。この景色を独り占め。頑張って走ってきて良かった。ブルーバードの雌だろうか。Russell Orchards: http://www.russellorchards.com/Crane Beach: http://www.ipswichma.com/directory/castle.asp
2014年05月09日
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関西に滞在するチャンスがあったら、半日でいいから京都へ行きたいと思う。今回は祇園花見小路を歩き建仁寺を訪れることにした。祇園で最も格式の高いお茶屋「一力」もちろん私はその前で写真を撮って通り過ぎるだけ。歴史小説でだけ知る世界が現実に目の前にあった。粋な和装の女性が颯爽と。あまりあからさまに写真を撮っては失礼と思いつつ、後姿を納めさせてもらった。 さて、花見小路の奥に構える京都最古の禅寺「建仁寺」。もう12月だったのであきらめていたところ、最後の紅葉に何とか間に合ったようだ。広間の畳に座って時間を忘れて中庭の景色を楽しんだ。この建仁寺にはアートの見どころが幾つかある。本堂の天井に描かれた「双龍」は小泉淳作画伯の作。私はどちらかというと俵屋宗達(たわらやそうたつ 1600年代初期)の「風神雷神図」や海北友松(かいほうゆうしょう 1533-1615)の屏風絵の方が好み。「双龍図」 この天井絵は本物らしい。宗達や友松の屏風絵はレプリカだった。しかしそこはさすがにデジタル技術の粋。某大手カメラメーカーにより精密に復元された屏風は見事だった。
2014年04月06日
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雪がとけてもうすぐ春? 今週からやっと最高気温が10℃を越えるらしい。やったね! そろそろ朝ランを始めようかな。そう思っていた矢先、昨晩遅くのことである。何となくしんどくて目が醒めて気になるから体温を測ったら39℃。この数字は久しぶりの大ヒット。というか、知らないほうがよかったかもしれない。3月末にまさかのインフルエンザ。大丈夫だろうってフルショットを受けておかなかったのが悔やまれる。とりあえず熱は下がったが、ノロノロと家の中のことをしつつたまに横になるというつまらない週末になってしまった。さて本題。ニッポン滞在記は場所を関西に移す。友人が調べておいてくれた話題の「近畿大学水産研究所」の大阪店に行くことになった。「1時間は並ぶから。」と聞いて少々引いたのだが、友人は気合十分。あぁ、本当だ。もうこんなに並んでる。これでもかなり列が短いらしい。50席限定で開店時に50人が案内されて、その後は人数に合わせて空いた席に案内されるらしい。つまり、開店時刻を目指していくのが確率的にはもっともよいのだが、それでもしっかり待った。30分ほど経過あのFLOORのところから向こうが目標地点。大きなモニターに養殖のことや研究所の説明・宣伝の映像が流されていて面白い。もうすぐ!ふと振り返ると、私達の後ろにははるかに長い行列が出来ていた。とにかく頑張って並んだ達成感。近大卒のマグロは勿論有名なのだが、それ以外の近大卒のお魚も美味しいという噂。近大卒マグロのお造り盛り(赤身、中トロ、大トロのマグロ)近大卒ヒラメの薄造り金山時味噌のバーニャカウダめはり寿司枡に入った冷のお酒メニューはこちらからもう、幸せ満点でした。カウンター席で狭い上に興奮しすぎて沢山注文したため、カメラを出して写真を撮る余裕は無し。近畿大学水産研究所のウェブサイトのメニュー欄をご参照ください。近大卒マグロは勿論美味でしたが、ヒラメも忘れずにおススメしておきます。近大卒ヒラメは最近はボストンのお寿司屋さんでも食べられるとか。今度トライしてみます。楽しみ。
2014年03月31日
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「トーキョーへ行く」と言うと、必ず「ツキジのフィッシュマーケット」のことを聞かれる。数年前にはそれほど築地市場の名前が挙がってくることは無かった。それだけ世界的に有名な場所。外国人にとっては憧れの観光地。築地市場本来の機能とはまた別のイメージが出来上がってるようだ。市場内にある老舗「有次」の店頭で、料理包丁を吟味する若きシェフ達?日本料理や食材もそうだが、和包丁も最近人気のアイテムのようだ。後日京都の錦小路でも同じような風景をみた。こちらも市場内。外国人観光客向けのおみやげ物屋さん。中央のT-シャツの「いくぞ やるぞ がんばるぞ」に英訳の説明書きが貼ってある。"Go and make it." ふむ…。これは数年前に来た時には無かった注意書き。左から、ベビーカーお断り。ビーチサンダル(はだしに近い履物)お断り。酔っ払いお断り。これ以外にも団体観光お断りなどが英語とイラストで表示されていた。忘れてはいけない。ここはプロの仕事場。当然のことなのだが、外国人に限らず日本人も観光感覚で訪れてしまう面がある。友人と2人でこの注意書きの前に立ち、ご迷惑をかけなかったかとちょっと省みてしまった前にも来た「拾得物掲示板」。友人は「鮪の刺身」と「アボカド」の落し物(忘れ物)がつぼに入ったようだ。次回からは場所を関西に移して、大阪京都神戸の備忘録。
2014年03月17日
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この冬は雪がよく降る。暴風雪警報による職場閉鎖がもう3回もあった。異例のことである。午後2時とかに「閉鎖」が発令されるとたまらない。大雪の中をお尻フリフリする車を運転して帰り、ドライブウェーを除雪してやっと車を家の敷地内に入れる。気力も体力も使い果たす感じ。そろそろ春の兆しが欲しい今日この頃だが、ひとつうれしいサプライズがあった。 道路わきの木のてっぺんにいるこの鳥。ハクトウワシ(bald eagle)。さて本題。3ヶ月ほど前に日本に一週間ほど滞在した。かなり季節はずれだけれど、その時の備忘録シリーズ。築地市場に何年かぶりで行ってみた。午前中だが早朝の活気はひとまず落ち着いて静かな感じ。網の目のような細い通路の両側に新鮮な魚介類がいっぱい。毎日ここへ買い物に来たい。本気でそう思った。都内に通勤していた頃には思いもしなかったこと。さすがは世界に名だたる築地市場。鮪のパーツがごろごろ。そのひとかけらでよいので譲ってください。今回は築地が初めてという友人が一緒だった。友人と一緒に通路の端から端まで見て歩き、場外市場もくまなく歩いてすっかり満足。引き続き築地市場の「観光事情」をアップします。お楽しみに。
2014年03月15日
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寒中お見舞い申し上げます。ご当地は本当に寒い冬になりました。華氏のひと桁どころか負の数に気温が下がる日があり、そうなると外出するのもある意味命がけ。普通のブーツや手袋で対応できる訳がなく、「南極へ行くのか?」というような姿で出勤。SORELのブーツは必携アイテム。さて、寒さと雪かきに気を取られてアップすることを忘れていたエピソードを一気に更新していきます。名づけて備忘録。しょっちゅう言ってる気がするけど。第一弾は大晦日。私がお節を作っている間、ダーリンが年越し蕎麦ならぬ年越しラーメンを手作り。豚骨ラーメンを作るということで、実は数日前からスープの仕込みは始まっていた。イタリア”Atlas”社製パスタマシーン。この日のために取寄せたと言いたいのだが、実は一年前に新品を買ったら本体パーツが壊れていて返品・交換。あり得ない話だけどご当地ではよくあること。手作り卵麺の生地を伸ばす伸ばす。幅一ミリ仕様の替刃で麺を裁断。見ていて楽しい。麺が完成。お見事!さて、スープを温めて、チャーシュー、煮卵などの具やトッピングを用意して、麺を茹でる。とっても美味しかった。温まった。よい大晦日だった。 次回からはさらに時間をさかのぼって、年末に訪れた大阪・京都・東京での備忘録を連続アップしていきます。
2014年01月26日
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新年あけましておめでとうございます。2014年もぶきびんたんのブログをどうぞよろしくお願いします。ご当地のお正月は大変シンプル。大晦日のTimes SquareのカウントダウンをTVで観て(元気な人は町のカウントダウンに出かけて行って)、翌日の元旦だけが休日。1月2日からは平常通り新年度が始まる。今年は元旦が週のど真ん中の水曜日。元旦しかのんびりできる時間は無い。ちょっとだけ作ったお節とお雑煮を食べて、お屠蘇を頂き、友達の家で新年会。慌しいけれど楽しく充実した1日だった。お天気もとても良くて穏やか。とてもその天気予報が当たるとは思えなかった。当たるのよ。ご当地の天気予報。元旦の夜半から降り始めた雪。初出勤日の1月2日の朝には雪かきが必要なくらい積もって、さらに強さを増して降り続いた。朝から出勤したものの、私の職場では午後2時ごろに「閉鎖宣言」が出て全員退社させられた。この雪道を帰らされるのもどうかと思ったが、暗くなる前に家に帰って雪かきするには適切な判断。もう1度ドライブウェーを除雪して、なんとか車をガレージまで入れることができた。その間も雪は降り続いている。1月3日の朝。私の職場は今日も閉鎖となった。雪に閉ざされてという状況だが、思わぬ正月三が日ゲット! ちょっと嬉しい。ダーリンは平常通りなので、早朝の暗いうちから除雪。朝10時半ごろに雪が止んで、お昼頃から青空が見え始めた。さぁ、玄関や裏庭のポイント除雪をしよう。スキーウェア上下とスキー帽にスキー用手袋。スキーよりも除雪用に大活躍している。吹雪の中で除雪する時はスキーゴーグルも必需品。ご当地にお住まいの皆さん、スキーをしなくなっても装備は残しておきましょう。いや、よく降った。玄関の階段はもちろん埋まっている。裏庭はさらに雪が深かった。下の写真の前方にあるデッキは桟と手すりしか見えない。雪の下になっている排気口やらデッキの階段を発掘するため、あそこまで泳ぐようにして行くことに。・・・それはそれで結構楽しいのだが。デッキの上のBBQ用チャコールグリル。巨大なかき氷みたい。ダーリンとダーリンのパパが組み立てたパティオ用のテーブル。このテーブルの上の雪、前の日に一度きれいに取り除いたのにまたこんなに積もっていた。これだけ雪があったら大きなスノーマンがいっぱい作れそう。明日はご近所をドライブしてスノーマンを見つけに行こう。
2014年01月04日
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私の職場ではクリスマスイブとクリスマス当日が休みになる。その後は元旦の一日だけ。なのでクリスマス前後の2日間は大掃除や正月の準備に費やす、ということになる。クリスマスイブの今日はキッチンの大掃除。半日で済むと思ったは大間違いで、一部翌日に持ち越しになった。まだ完了ではないが、それなりに片付いたキッチンは気持ち良い。大掃除は午後3時過ぎに切り上げて、ささやかにイブのディナーの準備に入ろう。片付けなどのため玄関の戸を開けてびっくり。可愛いギフトバッグが置いてある。"Bill and Molly" 2軒お隣のご夫婦からの心温まるホリデーギフトだった。 チョコレートのセットとスノーマンの小皿。BillとMollyとは、私たちがこの家に引っ越してからの知り合いだが、特に行き来がある訳ではない。夏に一緒にご近所の草むしりをしたり、たまに立ち話をしたりするくらい。家を大切にし、ご近所のことにもできる範囲で関わってきたことを見ていてくださったのだろうか。いずれにしても、イブの日のとても嬉しいサプライズギフトだった。さて、ディナーの準備。といってもお客さんが来る訳ではないし、自分達で気楽に食べたいものを食べようという趣向。テーブルセッティングしてみようかな。テーブルナプキンを折って遊んでいるうちに思いついたのがコレ。帯結びにある「貝の口」の変型。和風過ぎてミスマッチかな?メインディッシュは雪見グリルで。外は勿論氷点下。グリルにチャコールの火をおこし、ラムチョップや野菜を焼いてディナーのテーブルに。ダーリンご苦労様。美味しかったよ。皆さま Happy Holidays!
2013年12月25日
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クランベリー(cranberry)はマサチューセッツ州の特産品のひとつ。秋の紅葉の季節から採れたての生クランベリーが店頭に並び始める。サンクスギビングに食べるターキーの丸焼きにグレイビーとクランベリーソースは欠かせない。なのでサンクスギビング前になると食品売り場の一番目立つところに赤いベリーが山盛りになって売られる。鮮やかでとてもキレイ。それはそうなのだが何となく見るだけで買ってみる機会が無かった。最近ジャムやトマトピュレなどの瓶詰め作りを始めたのがきっかけで、何となく今年はクランベリーソース作りをやってみたくなった。かなり酸っぱいと聞いているので、普通のジャムみたいに使えないかもしれないのだが、一度は試してみなくては。ケープコッド産の生クランベリークランベリーソースのレシピを検索してみると、色々な方法がヒットする。要は砂糖を加えて煮詰めるのだが、そこにオレンジジュースとオレンジやレモンの皮やスパイスを加えたり、アップルサイダー(絞りたてリンゴジュース)で煮詰めたりするという。特産のクランベリーだから、やっぱり相棒は特産のリンゴのサイダー。近くのファームでアップルサイダーを買ってきて、シンプルにクランベリーと砂糖と合わせて煮詰めた。酸味が強いので、かなり短時間でジャム状になって、あっという間に瓶詰め完了。加熱する前、洗った状態のクランベリーの果実砂糖を結構加えたのだが、酸味がしっかり残った大人の味のソースというかジャム。ターキーに添えてみたり、コーンブレッドに乗っけてみたり。予想以上に好評で、お土産リクエストまで頂いた。このあっさり感と自然な酸っぱさが良かったのかな?また来年も、旬のクランベリーが手に入ったら作ってみよう。瓶詰めにしてしまえば長持ちするし。
2013年12月22日
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今日は写真なしで。郊外の小さな町ならではのハプニングのお話。日本円を少し買っておこうと思って、いつも行く銀行支店に出かけることにした。オンラインでも注文できるのだが、今日は他にも用事があったので。朝9時の開店時間は過ぎている。窓口にいる銀行員さんが「こちらへどうぞ。」と呼んでくれたのはいいのだが、ガラス越しに見ると目の前で伝票の束を整理している。しょうがないから待つこと数分。ようやく私の用事を聞いてくれた。「外貨を注文したいのですが。」「どちらの国の通貨でしょうか。」「日本円(Japanese Yen)です。」「分かりました。少々お待ちください。」言われた通りに銀行カードの操作を済ませて、彼女の方の処理を待つこと数分。コンピュータ画面上をさまよっている様子。大丈夫だろうか… 何度も口座から間違って引き落としなどされてはいないだろうか…不安がピークになったころ、再び「どちらの通貨でしたっけ?」と聞かれた。「日本です。日本の円です。」しばらくまたコンピュータ画面をさまよった末に返ってきた言葉は、「おそらく、当行では日本円を扱っていないようです。」きっぱり言い切ったから天晴れである。そんなはずはない訳。ここの銀行のウェブサイトからオンラインで注文すれば、必ずほとんどの国の通貨が選択肢として出てくる。ここで相手の自尊心を傷つけてはいけない。妙な気遣いをしつつ、言葉を選びつつ、「いえ、以前にもこちらから注文したことがありますので、扱っているはずです。」この銀行員さん、憮然とした表情で何も言わずに隣の窓口にいた別の銀行員さんを呼びつけてコンピュータ操作の手ほどきを受け始めた。買い物先のレジならたまにこういう不慣れな人に当たってしまうことがあるのだが、銀行窓口でもアリですか?!こうなったら、時間がかかってもきちんと手続きを通してもらうのが肝心。急いでいたのだが、ぐっとこらえて引き攣り笑顔でこの二人三脚の手続きが済むのを待つことにした。用事が全て完了するまで30分はかかったんじゃない?この銀行員さんにとっては人生初の外貨受注手続きだったのだろうか。それにしては年季の入った方だったのだが。こんなことならオンラインで注文すれば良かった。日本の銀行だったら考えられない顧客対応。我ながら寛大になったものだと思ったが、それにしても朝からついていない日だった。
2013年11月22日
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ニューヨーク州ロングアイランドで2泊3日のミーティングに出席中。会議中はずっと座りっぱなし。食事も三度三度、おやつまでしっかりつく。ちょうどレッドソックスがポストシーズンで佳境に入っていた頃だったから、夜は遅くまでバーで野球観戦。この生活パターンは3日間でもマズイ。実はボストンからランニングシューズなど一式を持ってきていた。朝食前だけが唯一の自由時間。夜が明けるのを待って7時前から走ることにした。「僕もシューズ持って来ているから一緒に走るよ。」と、調子の良いことを言っていた同僚だったが、中日の朝に現れたのは私ひとりだった。寝不足、二日酔い、疲労と三拍子そろった私が走ったと後で聞いて、彼らにスイッチが入ったらしい。明け方の入り江の風景最終日の朝7時に私を含めて3人のランナーが走り始めた。考えたら、誰かと朝ランするなんて初めてのことだ。ビーチの風景をゆっくり楽しみたかったのだが・・・2人ともかなり走りこんでいるランナー。私に合わせてペースを落としてくれていたのだが、砂浜の上だろうが砂利の上だろうが前進あるのみ。容赦ないとはこのことである。砂浜の上を走ってすっかり足が筋肉痛になったと思ったら、急な坂道を登り始めた。途中まで行ったところで、「私はもう十分だからお先に帰るね。」ってことで脱走してきた。とてもついていけないし、今日もこれからお昼まで会議。それから運転してボストンまで帰らなきゃならない。明け方の入り江の風景はため息がでるくらい美しかった。さて、無事に会議が終了。帰り道はロングアイランドの東の先端まで行って、そこからフェリーでコネチカット州のニューロンドンまで渡るコースにした。行きに大変な思いをした交通渋滞を考えなくていい。ロングアイランドの東端に近づくと、ワイナリーとファームが連なる牧歌的な風景になった。運転するのが楽しかった。フェリーで1時間。穏やかな海の旅。「乗っけてってくれる?」と頼まれて、朝ランで一緒に走ったブライアンを乗っけてボストンまで帰った。1人よりずっといいし、ブライアンはもともとニューヨーク育ちなので抜群のナビゲーターになってくれた。
2013年11月06日
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