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2013年09月19日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
チビは、二年前の8月21日の午前一時過ぎに
虹の橋に旅立っていった。

いまだに
携帯の待ち受けにして、いつも連れ歩いている。

これまでの一緒に過ごしたころのことを
思い出すのがつらくて、長いことブログも放置してしまった。

でも、16年間の感謝をこめて、チビの最期を書き記して
おくのも、飼い主の責任ではないかと思う。

と、ここまで書いて、また、涙がでてきて困った。


亡くなる一週間前ぐらいから、食欲がなくなり、病院に行く。
いったんは、持ち直したものの、三日ぐらい前から、
再び、あまり食べなくなった。

病院に行って、注射をしてもらう。
この時点では、まだ、歩いていたし、水も飲めたし、トイレも行っていた。

先生は、「とにかく、おいしいものを食べさせてやってください」。と

いろいろな味の猫缶を買ってきては、
「お願い、食べて!」という思いで、かたっぱしから
ぱっかん、ぱっかん開けてはみたものの、
匂いだけかいで、みつめるだけ。

一口でも食べてくれると、本当にうれしかった。


チビは、そろそろと濡れ縁から降りて、敷石に覆いかぶさって、
動かない。濡れるのもお構いなしに、、。

もしかして、もしかして、、、。

「なんていることをしてるの。
お前ひとりじゃあ、逝かせないから」。と


次の日は、午前、午後と2回通院して、
強心剤も打ってもらった。

「体温をさげないように、あたたかくしてあげてください。
今日、明日が、やまでしょう」。と先生。

夕方から、ずっと付き添っていた。
夏なのに、妙に肌寒い日だったことを覚えている。

仰向けに抱っこすると苦しそうなので、
楽な姿勢にして、ずっと、なでてあげた。

そのころは、もう、水も飲めなければ、歩けなくなっていた。

いつまでということはわからないが、
チビと一緒にいられる時間は、極めて少なくなっていると
認めざるを得なかった。

でも、そうやって、約半日以上を
寄り添ってあげられた。
言葉は、いらない。ただ、そばにいて、背中や手足、頭をなでていた。

それが、せめてもの救いと思うほかはない。

日付が変わってしばらくしたころ、小刻みだった呼吸が
一瞬長くなったような気がした。

思わず、抱きしめて、名前を呼んだ。

チビは、ドロドロした液体を吐き出すと、
力尽きたように、ぐったりした。

それが、私との、お別れだった。

チビよ、16年間の思い出をありがとう。





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最終更新日  2014年09月30日 20時16分43秒
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