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2009.01.27

２月２７日にでる単行本｢豹と狼」のあとがきを書いていて

どうにもとっちらかってしまった文章をここで発表

では・・どぞ

「あとがき」
夏休み、共働きのワタシは母に実家に預けられた。
退屈なだけの夏休み・・
ワタシはおじいちゃんの織る西陣織の機械にいつしか興味を持つようになった・・・
でっかいモーターがうなりを上げると巨大なギヤが回り出して
ガタンガタンとシャフト動かす・・

蝉の声もかき消す、話しかけても通じない騒音の中で
ワタシは時がすぎるのも忘れてその機械をただただ見ていた。
ガタンゴトン
極彩色の糸をたくわえた「新幹線」とワタシが呼んでいたモノが
縦糸が上下する間をかいくぐって横糸を通す
カツン！カツン！
不思議だった・・メガネのおじいちゃんの手元には
無骨な機械からはおよそ想像も付かないぐらい美しい着物の帯の模様が織られて巻き取られている。・・・

・・とここまで書いてボツにした・・

戦車につなげるのが無理だと思ったからだ・・

でもおじいちゃんが５０円をくれてアイスを買いに行ったことなど

ガタンゴトン！

無茶苦茶うるさいけど・・

ワタシはこの音の中で昼寝をするのが好きだった・・・

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