【2001~2002・生き物を愛でる】



11歳の時、渋谷の東急ハンズへ行く坂の途中にあった今はないぬいぐるみ屋で
「どれか買ってあげるわよ」と、今は亡き産みの母に言われた。
我が家では、そんなシーンは滅多になかった。

育った環境のせいか、私は物心ついた頃から妙に倹約家だった。
今から思うと、鼻につく位の生意気な節約家。セコイ。貧乏性。…かも。

居間の壁に「部屋を出たら電気をすぐ消す」「見ない番組のTVはつけない」
「ストーブは暖かくなったら早めに消す」といったイラスト付きの張り紙をした。
母は非常に感心し「おじいちゃんに見せたいね」と話していた。
しかし、社会の授業で石油が5年後になくなるかもしれないとか、
母が家計簿に向かい眉間にシワを寄せる姿とか、多々の原因が現実的にあり、
幼心(10歳)に「これくらい当たり前」と思っていた。(…今と変わらん)


それはともかく(笑)。
さんざん悩んだ末選んだのが、初の「ブタ」命名トンちゃん、だった。
狭い店内の、足元の藤の椅子に座って(乗って)いたのを連れてきた。

以来ずっと、ぶたが好き。
理由を述べよと言われても、言葉にするほど空しい事はないと思う。
もともと動物はなんでも好きだが、ブタが秀でて、好き。
12歳の誕生日プレゼントは友人や家族にアピールし、ブタが集まってきた。
その後も、手作りであったり、実用品であったり、増殖していった。

ちゃんと、本物のブタも好きで、写真を撮りに行く事もある。
父から「知り合いの豚小屋に子豚が生まれたそうだが、行くか」と言われ、
嬉々としてカメラを用意し、連れて行ってもらったのが最初。
その後、牧場や動物園に出掛ける時には必ずカメラ持参。
職場の自分のデスクに、気に入った豚や羊の写真を貼っていた(笑)。

現在は、我が4畳半に所狭しとブタがひしめき合っている。
ベトナムの木彫り、100円均一の貯金箱、ガラス細工、まくら、蚊取り器、葉書、
クマのプーさんのピグレット、飛んでブーリン、エースコック、ザシキブタ、
塩胡椒入れ、鞄、スタンプ、磁石、ぬいぐるみ、マスコットetc…。

友曰く「将来ブタ博物館でもやったら?」…が、
お気に入りにも載せてあるブタリンクから、多くの同志及び上手を発見!!
世界各地で幸せのシンボルであったり、子宝や福の神様であったりする。
しかし、日本ではあまりいいイメージが少ないと言う。
なんのなんの!

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