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「2.594.00」には、新たにUltra Protectと呼ぶ圧縮形式のファイルを検査する機能が追加されている。トレンドマイクロは「この機能にバグが存在した可能性が高い」(黒木 直樹上級セキュリティエキスパート)とみている。Windows XP Service Pack2とWindows Server2003には、OSの一部としてUltra Protectを使ったファイルが標準で含まれており、それを発見したウイルスバスターが検査を試み、無限ループに陥る。結果としてCPU負荷が急増してしまう。
この現象が見られるのは、「ウイルスバスター2004/2005」、「ウイルスバスター コーポレートエディション」、「Trend Micro Client/Server Security」の3製品。ただ確認されている現象は、使用製品により異なる。
ウイルスバスター2004/2005の場合、問題のパターン・ファイル2.594.00をダウンロードすると、ウイルスバスターはOSを再起動するようメッセージを出す。それに従ってWindowsを再起動するとすぐにCPU負荷が高まり、動作が異常に遅くなる。OSが起動しないケースもある。つまり、再起動した時点で障害が発現する。
ウイルスバスター コーポレートエディション、およびTrend Micro Client/Server Securityの場合は、パターン・ファイルをダウンロードした時では再起動しないため、障害は発生しない。ただし、「Internet Explorer」や「エクスプローラ」を起動すると、その時点でCPU負荷が高まり、障害が起きる。