アウトドアの交差点

あっちゃん6331

2019年５月から尾瀬林業（旧）にスカウト勤務ボランティアガイドから転身してプロガイドになりました。広報担当として尾瀬のPRイベント、出前授業・講演、環境教育事業の企画・運営、グリーントラベル尾瀬旅行取扱管理者など多忙を極めています。以前ガイドをさせていただいて皆さんにはガイドを提供できない状況となっています。ごめんなさい

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山には蝶がいっぱい　２７　スミナガシ（墨流し）

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テーマ：日々自然観察(10029)

カテゴリ：蝶

実は成虫ををしっかり観察したことがありません。

　スミナガシの蛹を見付けました

　冬越しの昆虫の姿を観察には重要な存在ですが

　何時まで無事に居られるでしょうか

スミナガシの蛹1.jpg

　枯葉に擬態しているとはいえ

　触ったりすると動くので

　鳥に食べられたりしてしまうものも少なくありません

スミナガシの蛹2.jpg

スミナガシ（墨流し）
　●学　名：　Dichorragia nesimachus
　●目　　：　鱗翅目
　●科　　：　タテハチョウ科
　●亜科　：　イシガケチョウ亜科
　●大きさ：　前翅長32～44mm
　●季　節：　5月から8月
　●名の由来　：　黒っぽい中にも複雑な模様がある翅を「墨流し」にたとえて。
　●特　徴：・日本では本州から南西諸島分布し低地から丘陵地の雑木林に生息する森林性の蝶。
　　　　　・成虫の翅は黒地に青緑色を帯びた模様をもつ。
　　　　　・翅の形はオオムラサキやゴマダラチョウに似て丸みを帯びた三角形で突起は無い。

　　　　　・本州での成虫発生は年2回、5月から8月。
　　　　　・蛹は褐色で、葉脈そっくりの模様に加え虫喰い痕のような切れこみもあり、枯れ葉に擬態している。

尾瀬の入り口戸倉温泉「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。
旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。