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雨や深い立ち込みなど水濡れに強いフィッシングベスト 昨日紹介しました、ストリームデザインのベストのベロクロの接着力がだいぶ落ち、ポケットの中の小物の落し物が多くなったので、ポケットのすべてにチャックの付いているという理由で購入した、αビッグ MVP鮎ベストです。 背面メッシュのこのベスト夏に涼しく、雨の中で長時間釣りをしても濡れて重くなることがありません。また前身頃はポケットを含めレウエアと同様、ゴアテック地で作られているのでポケットの中も濡れることもありません。 また立ち込みで流された時(今まで2回しか経験していませんが)などポケットの中に水が入った時は下部に水抜き穴が有り排出されるなど、水に対する対策が非常に良く考えられたベストです。 表は黒で内部が赤の、シック&ビビットな配色も魅力の一つです。αビックのベストなんて検索に掛かりません。ゴアテックス系のフィッシングベストもあまりありません。ラスト一着という感じです。高いから売れないのかな?物は良いと思うのですが。キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.15
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使い古したフィシングベスト ストリームデザイン 渓流釣りに限らずフィッシングベストを着ない釣師はほとんどいないでしょう。 フィシングベストは、自分の使う針や糸巻きなど収納する物により、ポケットの大きさや位置があっているか、フラップやベルクロ、チャックの使い易さが大きくかわりますよね。 逆に気に入った、フィッシングベストに合わせ収納する小物や収納する位置を決めてゆくのかもしれません。 使い込んだ、フィシングベストは、自分が必要な小物がある位置を身体が覚えているので目で確認しなくても取り出せる、いわば身体の一部になっているので、人のベストを着て釣りをするのは大変なことだと思います。 このベストは、釣りを始めて2着目のベストだと思いますが、深く水に立ち込んでも水にぬれることのない丈の長さと、ポケットの位置などが自分の釣りにあっていて、15年以上使っているベストです。 ベルクロの取り付けも、長めのテープを縦、横に組み合わせ多少雑にフラップをしめてもベルクロがシッカリ張り付き中の小物がこぼれることが非常に少なくなっている。 何より左胸の毛鉤の刺繍が、他のベストにはないポイントになっている。さすがにストリーム・デザインは検索に掛かりませんでした。こんなベストがクラシックな雰囲気かな?キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.14
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トラウト用ウルトラライトリールの名機 カーディナル33です。 このリールも国産のワンタッチでベイルの上がる機構のついたリールの方がストレスが少なく便利なので、お蔵入りしていた一品です。釣り具店でこのリールならば間違いないと言われ購入しましたが、ベイルへの糸絡みや、糸ヨレが多くてけっこうトラブルがあったように思います。 ただ同じクラスの一般的なアウトスプールのリールと比較するとスプールの径が大きいので巻き上げのスピードが速く、渓流で多い下流側から投げて川の流れの方向に引くような場合でもルアーがしっかり泳ぐ利点もあったように思います。 人気のあるリールで人気リールランキング1位に輝いています。 ボディイの直線的なラインや、インスプールの独特の形状、シックな配色などクラシックな色気を感じさせます。 このリールは、オリンピック釣具がアブ社に製作依頼し輸入販売した1989年の復刻版ですが、2003年にも復刻され現在でも販売されています。 探せばルアーもでてくると思うのでまたチョット遊んでみようかと思います。キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.13
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今まで紹介してきた道具とは、まさに対極の道具ですね。 UFMウエダのHP(http://www.ufm.co.jp/trout.html)の言葉を借りると、 「さらに高みを目指す、源流・渓流ファンに。」とゆうような竿だと思います。 なにしろ物置整理をしたら、「こんなのあったの」と言う感じで、ほとんど使わず仕舞ってあったものですから、品物のスペックなどまったく解りません。 ロッドケースといい、ルアーの重量によって先端の一本を交換して使う(太さが違います)ところなど、スペシャルな香りがしますがどんな物なのでしょう、ご存知の方はコメントいただけると嬉しいです。 只見川の尾瀬の三条の滝の下あたりで、6mの竿では手も足も出ない、淵や滝坪などでルアーを投げてみたりしていましたが、意外に大きな魚が掛かったりしたので、いつもザックの中に忍ばせていましたが振り出しロッドの方が便利だったのでこの竿はあまり使われず物置で眠っていたのでしょう。 UFMウエダさんゴメンナサイ。 物置からリールも発掘されたので今度使ってみます。 キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.12
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竿にはテーパーラインが巻いてあったり、毛針も付いているし、 いかにもやりそうりそうな道具なんですけど、釣れないんです。 初夏の頃、川虫が羽化した後にも何とか釣りたいと色気を出してみたものの、キャストの練習しないので、 ポイントには入らない、ブッシュに、 引っ絡まったり(群馬の方言でしょうか?)、自作毛ばりも先輩から 「こりゃ駄目だな」と言われ、魚が出ても掛けられない。結局、何匹も釣っていない。 でもけっこう使ったような気もするのですが、ビギナーズラックの快感を受けられずに 沈黙の釣竿になりそうです。キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.11
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バブル最盛期の渓流竿のトップモデル 竿が高価だから釣れると言う訳ではないが、私も含めバブル最盛期にはこのような高級竿が良く売れていたのではないかと思う。 どのような最先端技術が組み込まれているかは覚えていないが、今まで紹介してきた釣竿はみな6万円~10万円の値札がついていたように記憶する。 イワナ釣り用の竿で最高値だった、匠Specialは釣りを止めたと宣言した友人からの預かり物であるが、すでに自分の物と思っている。 ヤマメ釣り用の竿で最高値だった、琥珀 抜 Specialは現在の胴調子の竿の原形と言えるのかもしれない。 バブルの頃は楽しかったとしみじみ思う。考えてみれば私の宝物(ガラクタ)はバブル遺品である。キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.10
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本流釣り、ゼロ釣法セカンドモデル ダイワのフィールドテスター 伊藤 稔さんの零釣法に合わせて開発されたモデルのセカンドモデルでFファーストモデルがハリス細大0.25号までの零釣法に徹したモデルであったが、あまりにも革新的なモデルだったのでおそらくあまり売れなかったのだろう。 翌年は3モデル展開でその内、最太番手の最長尺モデルのZERO3である。 釣具屋さんのビデオで零釣法を見てこれだなと思った。安くないし、海の物とも山の物とも解らない零など買う人は余りいなかったので、鮎解禁前の場荒れした釣り場で一人勝ちの良い思いをしたこともある。 細糸は当りも取り易いし、瀬も流し易い、かといって小物数釣りということもなく、大物も掛け易い。良型の掛かった時のスリリングなやり取りもたまりません。 ズームの使い易さも群を抜いてる。0.25号で30cmを上げたこともあります。キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.09
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本流釣り、大物釣りや、サクラマス、サツキマス狙いの竿にズーム機構が付く 本流竿にズームが付いたことで、大型魚が取り込み易くなった。なにしろ糸の長さは竿より長いので、今までは取り込みの寸前にに股の間に魚に抜けられ糸切れや、背中側に走られたりと取り込み時のトラブルが多かったがズームが付いたことによりスムーズな取り込みが可能となった。 でもこのズームはあまり出来が良くなくて、大物が掛かって伸ばすのに力が入ると、伸ばしたまま引っ込まなくことがよくあった。バラシタ上に倍の長さの竿を持って藪を漕いだりするのは泣きたくなる。 でも現にサクラマスや大型ヤマメの釣上げ実績はAL73~80が一番多い、利根川は別として、よく行く、渡良瀬川や只見川はこのサイズが合っている。 本流竿は両手で保持して振るので、グリップ部には熱収縮チューブをつけて握りをよくしている、郡上竿を真似て藤巻き加工をしたこともあるが私には太くなりすぎるので、オリンピックの本流竿三振りはみなこの仕様になっている。 またテンカラ竿以外の全ての竿に、仕掛け巻きキャップを付けている巻き癖が付きやすいが、糸は切れなくても毎日交換するので問題ない、渡渉や移動の時に非常に便利である。今も売っているか解らないけれど。キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.08
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本流釣り、大物釣りや、サクラマス、サツキマス狙いの竿 昨日の郡上ビクで、自分の宝物釣具は出し切った感があったので釣道具シリーズは、ひとまず打ち切りにしようかと思っていたのですが、このブログを見ていただいた方が予想以上に多かったので、急遽、物置の整理をしてガラクタ釣道具を引っ張り出してきました、釣りはほとんど休止状態ですので古道具が多いですが、苦笑や、思い出に浸ったりして、お付き合いいただければ幸いです。 メーカーが渓流竿で本流釣りの、大物釣りや、サクラマス、サツキマスを対象として開発された始めの竿だと思いますが、オリンピック釣具が郡上のサツキマスを対象とした郡上竿をベースに現在でも大物釣りをリードしている細山 長司さんをアドバイザーに開発したもの。 使用ハリスの最大標示が当時の長竿としては非常識(今ではもっと非常識?桧枝岐の星野さんに言わせれば1.5号通しは当たり前)な1.5号だったように記憶していますが、実際には腕が悪く何度も竿を折り、ズーム機構のない、このPROの初期モデルでは本流での大物とのやり取りや、取り込みに何度も失敗し、延竿で釣る本流釣りの醍醐味や楽しさ教えてくれた一振りである。 本流竿は仕舞込寸法が長いので車での移動時などで荷物の下敷きになる場合があるので、ハードタイプのロッドケースに収納している。キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.07
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無形文化財 三代目嶋作 郡上魚篭です。 10年程前、本流釣に傾倒していた時にどうしても本物が欲しくて欲しくて購入した物です。 背板に、「無形文化財 三代目嶋作」と銘が入っているぐらいですから普通は河川で実際に使っている人は少ないのではと思いますが。シーズン中は仕事に行く前に川に立っていましたから相当に使い込まれています。 早朝の河川で、郡上魚篭の紐を腰に縛り、タモを差すと気が引き締まります。 そもそもが職漁師が沢山の魚を釣って、魚の重量で下の方の魚が痛まないように加重を分散するような形状だそうで、この魚篭にも28匹の20センチクラスの山女魚が入ったことがあります。 腰板は体温が比較的に伝わりやすい竹材と身体を離隔するための物です。 郡上釣ではもともと長竿を使っていたためにこのような腰籠になったのでしょう。 肩掛けの魚篭では長竿を振ることもままなりません。 ある意味、本流釣がこの魚篭をメジャーにしたといえるかもしれません。 桧枝岐の渓で岩から転落して腰から魚篭の上に落ちてしまい、ビシッと竹の繊維が避けるような音がしましたた、自分の身体のことより魚篭のことのほうが心配でしたが、親骨の隅の部分が少し避けただけで、その他はまったく問題ありませんでした非常に丈夫な魚篭です。 その後、柄にもなくキャッチ&リリースに目覚め、ダイワの友バッグを愛用しています。餌釣のキャッチ&リリースは駄目だという人もいますが、タモを使い手を水に浸けて冷やしてから、丁寧に扱い船に入れてやれば3時間程度なら何の問題もなく元気に戻ってくれます。 本流では、遡り(おそらくこれも元は放流魚)以外は、私も含めほとんどの人は放流魚を釣っているのに、「最近は魚が少ない」と嘆く前にキャッチ&リリースを考えてみたらいかがでしょうか?リリースした魚は利口になって大きくなってきっと戻ってきますよ。 それと小河川での釣りすぎは、魚を根絶やしにしてしまいます。実際に私が喋ってしまったために絶えてしまった小河川もあるぐらいですから。「口は災いの元」 そのことで私は、チョウチン釣りや枝沢での釣りを辞めました。 釣師の貪欲さは恐ろしい。キャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.06
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渓流の世界で竹魚篭といえば、 籠寅かテンダーかと言われるほどであるが、これは テンダー魚篭である。 県内の最大手釣具店のショーケースに飾られいたが、見せてくれと言うのも憚れるほどの値札がついていた。 すでに釣具の渓流タモや餌箱を作っていただけにその製作技術や作成の手間などを理解でき、いつも頭から離れない一品であった。 憧れていた上に非常に高価な魚篭であるのに、どうゆう経過で購入したか記憶がない、不届きな話であるが賭け事かなにかの泡銭が入った時に購入したのだと思う。理由はどうあれ既に生産を中止しているテンダー魚篭を10数年前に購入し今、自分で持っていることは釣師として正しい行為であったと、いま思う。 というか何時みても堅牢な竹編、緻密な餌箱や魚の投入口などを眺めているだけでニヤケてしまう。 東京世田谷の工房、畑定良作さんの作られて物で、もと国鉄の機関車開発をされておられ、戦後、テンダー印刷機の製造をされていたそうだ。テンダーは「テンダー機関車」から来ているそうで、現在は畑定の意思を引き継ぎ、竹魚篭/魚籠の製造販売・テンダービクの修理が行われています。詳しくは http://www003.upp.so-net.ne.jp/yamaturi/index.htm 購入後、もと山岳部の血が騒ぎ、浅草岳周辺や胎内源流などいわゆる沢屋の領域へ釣行が多くなり、その後に本流釣に移行するなどが幸いして、酷使されることも無く、ほとんどダメージを受けずに綺麗な状態で保管されている。 テンダーを辞書で引くと、人柄が優しいさま。愛情のこもっているさま。「―なハートの持ち主」等と出ている正にそんな表情をもっている魚篭である。 あー love me tenderキャッシング比較AllGuide即日融資・即日キャッシング消費者金融 ローン審査・比較 情報無利息ローンカードローン比較・申込キャッシング・カードローン比較・申込クレジットカード比較・申込おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画
2007.04.05
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私の渓流釣は、現在でも活躍されてる現在、SIMANOフィールドテスター、大物釣師、細山 長司さんの影響を大きく受けている。 ストイックな釣への姿勢や、数ではなく大物一匹に掛ける気持ち、道具立てなどほとんどコピーしていた。 頻繁にあちこちの本流のフィールドを駆け回っていたので、釣り場でも出合うこともあり実釣を拝見させてもらったこともある。だいたい取巻きの人が数人いるので細山チームがいると違う釣り場に移動することもあった。 そんなとき細山さんを真似て購入したのが、この鮎タモである釣に持って行った時、釣友は、この枠径40センチタモを見て、「馬鹿タモ」と言った。60cmオーバーの魚でも掛かれば必要なのかもしれないが、私の技術では必用無いだろう。 それでも秋口、只見川で70センチの鼻曲りの放精遺体を見ると、やはり馬鹿タモは必用だと思ってしまうのです。
2007.04.04
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渓流釣への情熱が冷めたのはいつだっただろうか。 渓流釣に熱くなってなっていたころ、いわゆるプロの釣師の講演や実釣を見たりしたが確かに数を釣るし上手であったが感動には値しなかった。 私は、地元の本流釣り場では川を熟知していたせいもあり、一般の釣り人の倍以上は釣り「テング」になっていた。 職場でも、私の「釣りキチ」ぶりは評判になっていて、ある日、仕事の受注元の上会社の方より、接待に使う山女魚や岩魚を確保したいので一緒に釣りに行く誘いがあった。 その人の釣りのカリスマ的評判も以前から聞いており、どんな釣りをするのか見てみたいと思っていたので、一つ返事で了解した。 新潟県の、ある本流河川に早朝到着し、数釣りの目的であったので、二人で短い区間に分けて釣りを始めた。30分程度で一度合流し、私は比較的に良型の山女魚を3匹キープし始めての釣り場ではこんなもんだなと思って、少し自信を込めて「どうでした」と聞いてみると「まあまあかな」とビクを開けた。私は目が点になった。魚篭の中には15匹をこえる山女魚が入っていた。 あまりのショックに、私は竿をたたみ見学させてもらうことにした。投入する流れの筋、流れの層、ポイントの見切り、全てが素晴らしかった。 結局私は、午前中のほとんどの時間を見学に費やした。半日の釣果は110匹を超えていた。 私の自信などすっかり崩れさり。私は、弟子入りした。 いわゆるプロのと呼ばれているいる人達より確実に釣りの技術は上であることは間違いなかった。 師匠のお爺さんは職漁師で何時も後を付いて釣りをしていたそうだ。正に職漁師の技である。 師匠の釣の評判はけして良くなかったし。けして綺麗な釣ではなかった。師匠の釣った後には魚がいなくなるのではと思うほどで。師匠にそのことを指摘をすると、「雑魚は川から湧いてくるから絶えてしまうなんてありえない」「オレ程度の腕ではここの魚は釣りきれない」とキッパリいわれた。 師匠についてしばらく釣行を重ね釣りの技術も、ポイントを見る目も盗ませてもらった。しかし師匠は釣りだけででなく、酒にも女にもプロ級でとても私には付いていけなく、釣だけでなく人生にも自信を失い掛けた。 そんなある日一人で行った釣行で46センチの桜マスを釣った。サクラマスとしてはけして大きいサイズではないが何だか渓流釣に区切りがついたように感じた。今でも誘われば釣に行くがあの時のような情熱は失われた。 すごく長い前置きになったが、そんなことでこのタモには網が付けられていないのである。 胸高直径60センチをこえる、樹齢50年ほどのサワラの先端部分で作った。サワラやヒノキは同じ所から枝が2本出ることがないのでタモ枠の芯がずれているのがポイントである。枠と柄の太さが自然のままでちょうど良かったので、なるべく削ったりぜずに自然の形状を生かすよう、採取する時から柄になる芯の枝を根元から切らず、柄に瘤が出るように計算して作った。 枠径は30センチ、鮎タモのサイズであるが、あくまで「サクラマス」のためのタモである。今このタモの網を付けてみたい衝動に駆られている。 ちなみに師匠の道具は、メバル竿6.5m、1万2千円、「弘法筆を選ばず」である。
2007.04.03
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渓流タモを作り始めて何作めになるにか覚えていなが、前出の万久作の渓流タモを購入して以降に作った物だ。 作成したほとんどは友人、知人に使われている。木製タモで手元に残っているのは、万久と自作の3本のみである。 タモ作りの師匠は、沢すじのモミに目を付け樹齢5~6年の木に登り、先端部を失敬する方法で材料を手に入れていた。(私も以前はそうだったが、自作タモを造っている人のほとんどは、沢すじに多いモミ、カヤの先端部を無断で失敬している。)モミは用材としてあまり価値がないのと、植林される木でないことから咎められることは少ないが、心情的にも環境的にもあまり良くないとは思っていた。 万久作の渓流タモを使ったことで、枠は真円でなくても、左右の太さが違ってもさして影響がなく、かえってそれが作品の味につながることを教えられた。 私は、伐採の作業に加わることがにあり、伐採後のモミ、カヤ、カラマツ、サワラなどの先端部に良いタモの材料が無いか見て回るようにしている。タモの材料として良い木は意外と見つからないが、「これは」と思う物が非常に稀に見つかることがある。 このタモは樹齢50年以上のモミを伐採した先端部の材料から作った物で、枠部分も柄の部分も一般的にタモを作る材料の倍以上太いものから適当なサイズまで削りだしている。 枠も太かったため無理をして丸め乾燥させたため割れが入り、枠径23センチと若干渓流タモとしても小振りの仕上がりとなったが、そのぶん丈夫なタモとなった。 切断部にみえる見える緻密な年輪も17年とタモとしては考えられない材料から作ることができ。グリップ部の立体的な造詣も手作り作品として存分に楽しめた。 また、このタモからタモ枠にリングを埋め込み、タモ網の取り付けに糸を使用しない手法をとっている。糸や紐を使わないので針掛りのトラブルがなく、タモ枠の表には枠の節などの表情を隠すものがないので味のあるタモを作ることができた。 枠径が小さい渓流タモといえ、このタモに収まった尺物は一桁ではすまない。
2007.04.02
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釣道具の道具作りで一番初めに作ったのは渓流タモだった。 ほとんどの道具作りは人が使っている道具を見て自己流で作り、フィールドで使って倒して、使い易いように自分が欲しい道具に作り換えていく。 手工具で作れる範囲や、自分の技量の限界が分かっているので、竹籠のたぐいの工作は今のところ手を出していない。時間と指導者がいれば是非取組んでみたい。 自己流が多い私の工作であるが、渓流タモは作り始めのころに師匠がいた、師匠と言っても手取り足取り教えてもらった訳ではないが、仕事でお付き合いのあった方から、材料の選定や集め方、取った材料の下拵えや乾燥方法、枠を輪にする時の接着面の作り、仕上げ、塗装などの指導をいただいた。 まったくの自己流では一つの物を作るのに、全ての方法を自分で考え、問題があれば繰返し作り換え納得の行くものとすると、途方ない時間と労力が必要になる。これもまた楽しみとも言えないではないが・・・。 始めの道具作りに指導者がいたことで、材料に対する知識や、加工の段取りなど、以降の物作りにも非常に有益な技術や知識が得られた。 師匠の作られていたタモは、おそらく利根川上流域で伝統的に作られていたタモで、近隣の釣具にも下ろしていたが、非常に安く販売されいわゆる庶民のタモであった。現在の金属枠のタモ等ができる前から作られていた物だと思う、師匠のご近所にはタモ網を編む”お婆さん”などもいたようだ。 販売価格や量産をする関係もあってか、タモの枠と柄には角度が無く、工芸品というよりは道具という感じで色気は感じなかった。それでも沢山作ってもサイズが統一され、枠の合わせなど何処にあるのか分からないほど精度が良く、プロの仕事という感じがした。 そんなタモをコピーして作り始めた訳だが、やはり自分のオリジナルのタモや、味のあるタモが作りたくなり、そんな時、参考にしようと購入したのがこのタモであった。
2007.04.01
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郡上で使われている、の餌箱です。木工旋盤で作られていて蓋の合わせなど精度よく作られていますが、餌交換を頻繁にする私にはサイズが小さく最近は出番がありません。 先日、山で伐採関係の人と桐の木の話をする機会があり、里の桐は台湾桐が多くで質が悪い、和桐は高く売れるという話を聞きました。私には見分けが付きませんが、こういった工芸品的な物は和桐が使用されているのでしょうね。 最近はプラスチック製の餌箱がほとんどですが、天然素材を使ったものは使い込むほどに味が出て良いですよね。
2007.03.31
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餌箱1と同様に自作した竹筒の餌箱です。 それにしても凄い形状でしょ写真では分かり難いですが、女性の尻を思わせる絶妙なカーブを描いています。岩と岩に挟まった竹が自然に作りだしたカーブで。根に近い部分を掘り出すのににも苦労しました。 身体に接する部分が2点となり潰れた形状なので身体に密着してくるくる回るようなことがありません。 サイズ的にもゆるく握った拳がギリギリ入るぐらいのサイズで右側が少し太くなっていて、右利きの私が使うミミズ入れには絶妙です。 餌箱1と真鍮板の貼り向きを変えたのは、高巻き時に岩と接触しやすい所に真鍮板が来るように変更し蓋の部分にキズが付き難くしました。 釣の道具作りを始めると、釣をしたいのか道具が作りたいのか本末転倒に陥ることがよくあります。早起きをして釣に行けばいいのに道具作りに没頭していることもたびたびです。 この餌箱は、竹薮で見つけた時から気に入った材料で、首掛け紐の穴を開けるのに曲線を描いているので細心の注意をはらいました。なにしろ穴あけに失敗したら材料が無駄になってしまうので体調の良い日を選んでドリルを握ったぐらいです。 道具作りは自分の欲しいものをこだわって作るので、一つの餌箱を作るのに掛ける労力は大変な物です。それだけに市販品にはないフィット感や使い心地があります。
2007.03.30
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桐の木を見ると、何とか桐の中をくり貫いて餌箱が自作できない物が出来ないものかと思っていました。 焼桐のくり貫きの餌箱を以前から持っていましたが、桐の木の持つ熱を伝えにくい性質は非常に餌箱に合っていると思いますが、サイズが小さく餌を頻繁に付け替える私としては使いにくい物でした。 一方、竹筒の餌箱は、綺麗に作れる反面、暖かい時期になると断熱性が低く川虫などは傷みが早いので、ミミズ専用ににしています。 この餌箱は大きさも大きく黒川虫など大型の川虫を使うときも、ミズゴケと一緒にたくさんはいります。また首に掛けることを前提に身体に接する面を平らにしてあり身体に密着するように良く考えられています。 プラスチック製の保冷餌箱は出来れば使いたくないので買ってしまいました。
2007.03.29
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春の時期、川虫を使うときに使用する竹籠です。紐が外していますが、首にかけて使用します。カゴの中にミズゴケを多めに入れ、捕った川虫を入れます小出しに蓋(小さいカゴ)に少しずつ出して使用します。川虫は餌持ちがあまり良くないので、手回し良く釣りができ、時合いが来たときなど焦らず釣りが出来ます。 普通に売っている竹籠とは違い、籠寅製の非常に丈夫な一品です。値段も一般の物より、かなり高く購入時かなり迷った一品だったように思います。 釣り道具については手作りの良い製品は出会った時に購入しないと2度と購入できないことが多いです。大切に長く使えるし、使う年月によって味が出てきます。 餌箱やビクには釣師の、釣に対する姿勢が現れるように感じます。地元の渡良瀬川本流で私と同じ本流釣の人と話しをしたとき、素晴らしい彫りの入った餌箱を首に提げていました。「こいつはやるな」と心の中で思いましたが、川への立ち込みの姿勢や長竿の扱いなどやはり、ただ者では有りませんでした。 有名な釣人でも禁漁に係わらず、釣をしている人もいます。雑魚釣といえばそれまででしょうが釣り人の良識ということも必要だと思います。
2007.03.28
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自作の餌箱ミミズ用です。ゴールデンウイーク前までぐらいまでは川虫専門で使うため竹籠や桐製の餌箱を使う機会が多いですが、以降はミミズで大物狙いに入ります。 そんな時使うのがこの餌箱です。 前から目を付けていた太い真竹林(私の住んでいる地域にはこのサイズの真竹はまずありません)の地主さんに手土産を持って了解をもらい、太い自分の気に入った竹を苦労して切り出し一年以上乾燥させた物を使用します。 出きるだけ楕円のもので作ったほうがが味があり、首から下げたとき身体に密着する良い餌箱が出来ます。 首賭け紐は竹の上面から下面まで貫通して開けた穴の中を通っていて、この穴あけが非常に難しく材料を無駄に消費することの多い作業です。自分の気に入った材料に穴をあけるときは細心の注意を払い精神を統一して作業に掛かります。 蓋は竹筒に合わせて桐で作成しています。 内面は黒の漆塗りでミミズが落ち着き長持ちすると言われています。本当かどうかは分かりませんが。 深く立ち込んで釣りをすることが多く餌箱が水没という場合もあるため底部に水抜き穴が開けています。 蓋の表には真鍮板が張ってあり中央の窪んだ部分に磁石が仕込んであります。 釣り針を結び直すときなどに針を磁石に貼り付けておけておけるので重宝します。針を結ぶ前に針を落としてしまうことがけっこうありますからね。特にゼロ釣法など細糸の時には、針も小さい物を使うので便利です。 ハリスつきの針を使っている人には必用ありませんが。
2007.03.27
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