Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年02月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-4(三百五十六)
 カントが理論哲学から批判哲学に転換させるのは、イギリス最後の経験論の最後を代表するデイヴィッド・ヒューム(David Hume/1711-1776)イギリスはスコットランド・エディンバラ出身の哲学者であり哲学者・歴史家、ジョン・ロックの「社会契約説」に見るイギリス経験論を懐疑論の立場に立ち、因果法則や実体の観念の客観性を否定して、自我は「知覚の束」にすぎないと主張する等々、伝統的形而上学に破壊的な批判を加え、カントの批判哲学の成立に影響を及ぼしたことは間違いありません。それ迄のカントは1723年に孔子を賞賛した演説が無神論という言いがかりを招き災いに合うドイツの哲学教師にしてライプニッツからカントへの橋渡し的存在であるクリスティアン・ヴォルフ(Christian Wolff/1679-1754)の影響下にあったカントを、人間経験の外在する実在を疑い認める立場は「形而上学」即ち経験論の立ち位置からは無為な論議と斥けるヒュームの思想に傾けさせます。其の典型が因果律であり、経験が人間経験の認識及び外界に客観的に成り立つことを否定し、其れは経験の連続であるとする持続論が几帳面な思想家合理主義的形而上学に捕らわれていたカントの転換を促します。此のことは唯物主観から見れば偉大な一歩かもと憶えますが、人間精神を電子化・構造機能化したかの様相は精神困窮に苦しむ人間には救いがないのも事実です。此の傾向は、人間の社会的欲求が個人より社会的なあ順応を優先させた結果だとも云え、人間の深遠さを失わせる危険を孕んでいます。
cap-hiroのプロフィール
David-Hume1

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最終更新日  2016年02月07日 10時21分53秒
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