Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年09月30日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」神秘学183
 バラモン教とヒンドゥー教の相違にかんして答弁するのは実は簡単にはいきません。抑々(そもそも)名付けたのがインド古代の宗教にヨーロッパ人が便宜的につけた名称で、仏教興起以前のヒンドゥー教カースト制度を築き上げたアーリア民族が、インド大陸の先住民を征服して、拡大発展するに連れインダス文明の担い手とされる先住民ドラヴィダ人の宗教を政略上の関連からも数多(あまた)其の侵略に際して組み入れて、元来が自然崇拝、日本の大和朝廷が征服国の信仰を巧みに組み入れたのと同様にです。そのうちの最古の段階をヒンドゥー教の原型「ベーダの宗教」と呼び、アーリア人の司祭でカースト制度の最高位であるバラモン(Brahman)が祭りを司る儀式と「ヴェーダ(神々への賛歌)」を中心とするのでバラモン教と称してしています。謂わば時代的な流れで区分されるもので宗祖が違うとか「神」が相違するとかは多少は時代的に相応するために変化が見られるものの基本の底流にはバラモン教とヒンドゥー教は名前は違えども共通します。紀元前1500年頃に北インドに進入したアーリア人の宗教が、先住民族の様々な宗教の要素を吸収しながら発展した宗教であり、アーリア人がインダス川上流地方に侵入し,先住民を征服してこの地方に定住,発展する間に次第に形成された信仰なのです。彼らは自然現象を神々として畏敬し,供犠によって神を祭ることで災厄を免れ,幸福がもたらされると信じていたのは事実です。アーリア人の宗教が、先住民族の様々な宗教の要素を吸収しながら発展した宗教であり、「ヒンドゥー」はもともとインダス川やその流域を表すペルシャ語でのちには「インドの人々」を指すようになったものです。狭義のヒンドゥー教は仏教やジャイナ教が都市部を中心に勢力を拡大し始めた紀元前4世紀ころ、バラモン教の勢力巻き返し策の結果として現代に続くヒンドゥー教が成立したとする説が有力です。



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最終更新日  2018年09月30日 06時28分31秒
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