Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年11月10日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解18
 予めに子供の形態が用意されているのだととすれば、恐竜の子孫と云われる鳥類を筆頭として先(ま)ずは卵であると考えられるのが尋常でしょう。ところが、精子が発見されると、その起源を精子に求める考え方が提起されます。精子の発見は誕生する子が卵子と精子の何(いず)れの雛型を因子にしているかの課題を提供しました。此の思考の判断は受精発生からの発展経緯の顕微鏡等の実験科学により詳細が明らかになるにつれて、子供の形態は後天的に次第に形態が作られて行くという後成説に取って代わられていきます。然し乍ら、生殖細胞のなんらかの構造、例えば「遺伝子が発生の過程を決める」というい意味の前成説は現代も一定の役割を担っています。更に付け加えれば、この時代には昆虫の蛹(さなぎ/Pupa)が卵と同一視されており、それによる混乱する事実もありました。スワンメルダムは昆虫の蛹を調べて、その内部に成体の器官があることを確かめましたが、彼はこれを根拠に卵子論を主張する誤謬を犯しています。前成説全般に亘っての難点としては遺伝現象での問題もあります。詰まるところ、卵か精子のどちらかに元の形態因子が含まれているのであれば、子の形態は其の何方(どちら)かによって決定されてしまう理屈になります。こと実際の遺伝現象では、両親の影響が見て取れる例も多いからして、これは大きな矛盾であることになるのは疑いを挟めません。



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最終更新日  2018年11月12日 06時44分39秒
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