Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年12月28日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解64
 スピノザの主著「エチカ」は目的論を排除しながらも、とある「目的概念」が見え隠れしています。形而上学と倫理学の目的論を排除の間の矛盾性を埋めつつ両者を連結する鍵となるのが、コナトゥスによって規定される目的指向性、すなわち存在する個物が有する自己保存への努力です。「徳の基礎は、自己固有の存在を維持しようとする努力そのものであり、また幸福は人間が自己の存在を維持しうることに存する」従って「エチカ」の構成には、スピノザが哲学の根幹に置く、コナトゥスという概念が、存在が自己を肯定して、自己を確立していく経緯を指し示しています。何(ど)の様な存在にもコナトゥスは備わっており、コナトゥス抜きには、個々の存在を理解することは出来得ないとします。崩壊に向かうエントロピー(entropy)に立ち向かい生命などの系がエントロピーの増大の法則に逆らうようなものを思い浮かべれば妥当でしょう。目的論を排除しながらも、とある「目的概念」が見え隠れするのは此れに起因します。倫理学に置ける基礎は「徳の基礎は、自己固有の存在を維持しようとする努力そのものであり、また幸福は人間が自己の存在を維持しうることに存する」とするのは自然即ち「神」の絶対認識を意識しており、自然法則の根元の「絶対有」を彷彿させてくれます。此の論からすれば、大宇宙はビッグバンに始まり再び「核」となり大爆発を繰り返すのか、将又、大宇宙は日本の祭祀の露店に見られるペンシル バルーン(Pencil balloon)様の構成になっているのか、大宇宙の無限は見かけ上だけであるのか、繰り返しを行うのか。現代のスーパーコンピュータの更なる発展に期待されるのは、哲学の背景に科学を、科学の背景に哲学が合同し共に呈された疑問をを解消することでしょう。



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最終更新日  2018年12月28日 06時47分09秒
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