Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年03月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解129
 スピノザの汎神的な「神即自然=神存在」は完全自立の存在「実体」です。比して有限な存在である「個物」は、他のものに限定されることによって成り立ち、相互関係の対立の連鎖の中でのみその実存を訴えるものです。此れは上座仏教から或いは自ら「偽経」を名乗る、何故なら、自ら偽経と名乗るのは、大乗が信教を前提にしないからですが、其の八宗の祖師、大乗仏教の祖「龍樹」の説く「中論」を彷彿とさせていす。龍樹は無限者は「縁起」の定義付けからは独立した存在であり、不可得であって「空」を匂わせます。スピノザの「エチカ」にしても龍樹の「中論」にしても、物事乃至個物を相互関係の対立の中で見い出します。古典的な弁証法的論理です。黒は白との対立、限定されることによって初めて実存することができ得、内は外との対立がその成立条件となる等々です。厳密には、スピノザの個物としての人間は「神である実体(無限者)」の延長としての一様態でしかないため、あくまでもそれは相対的な個物であり実体ではあり得ませんが、人間が内精神に自我を持つ限りは神との接点が期待できます。弁証方法論は哲学論理では搖るぎ難き論法を示します。対してスピノザは演繹論法を自著「エチカ」の論理の基幹に据え神との接点を模索しています。



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最終更新日  2019年03月07日 06時10分54秒
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