Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年03月17日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解139
 スピノザが構想する「エチカ」の世界の唯一の実体「有」としての完全体は他者に制限をされません。とはいえ、完全体であるが故に絶対の自己が有るとすれば、言葉を変えて絶対な自由が有るのだとすればれば、何ものに対しての自己か、何ものに対しての自由かが命題として浮上し「神の定義」は他者を必要とする矛盾を抱えて崩壊します。神に「自己」や「自由」を問うこと自体が間違いなのです。対して、世界内存在に属する在りと汎ゆる存在は他者の存在の影響下にあり其のもとにあって限定付けされ、且つ又、其の存在も他者を限定付けています。一言すれば、大凡あらゆる有限存在は別の有限存在によって限界づけられ規定されているということです。スピノザの絶対存在は其れ等全てを俯瞰していると規定しています。其れ故に、スピノザの「目的論批判」が俎上するのです。あらゆる有限存在は別の有限存在によって限界づけられ規定されており、かつそれら有限存在は根底でひとつの無限存在につながっており、必然的である機械論的決定論のような世界、例えれば賦与された世界、ビリヤードの台上の粗方無限数の玉がハスラーの一突きを待ち隙間なく互いを限界づけあい、影響力を持って存在し、時間的に云えばルーブ・ゴールドバーグ(Reuben Garrett Lucius Goldberg /1883?1970)の機械のような原因結果の作用の連鎖によってひとつの実体有・完全体という世界の枠の中で物事が進行されているとスピノザは構想するのです。



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最終更新日  2019年03月17日 06時14分18秒
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