「霊魂論」エチカ詳解165 事程左様に「霊魂」の語句は哲学・宗教並びに科学に於いてでさえ多用されており定義を過(あやま)てるとマジックミラーで取り囲んだ何れが真実真相か判別すら難しい混沌の世界に宇宙若しくは外宇宙は変容し、思考主体者たるあなたの認識を混乱に陥れる素因を抱(かか)えています。ライプニッツの「モナド(monad/単子)論」は、生物学に長(た)けた「シャルル・ボネ症候群」で知られる哲学者シャルル・ボネ(1720年-1793年)、18世紀のスイスの博物学者・哲学者。博物た学の分野では生物の発生についての先駆的な実験並びに考察を行った後に哲学に転じた人物です 。サン・バルテルミの大虐殺(Large St. Bartholomew's Day Massacre)後、ユグノーであるゆえ宗教的迫害を受けフランスからスイスに逃れた家系の出身であるという特異な系統を持ちますが、ジュネーヴに生まれた後、功績によりフランスアカデミー会員にも選出される光栄にも恵まれた彼が、自らの生物学に基づいてライプニッツの思想を発展させ、生物は目に見えず不滅な「原状回復の芽」を内蔵しており、その芽は順次成長し顕現するが、これは肉体の死ののちも同様であるとし。人間は肉体の死後、宇宙の新しい事態に適応した新しい生存に再生できるとしています。ピタゴラス主義の中にもその本質的目標として掲げられた輪廻転生(パリンゲネシア/palingenesi)を導入しています。不死という観点ではスピノザの絶対精神を取り込み取り込んだとしても不思議はありません。