Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年05月11日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-47
 スピノザの云う神は、平面上の三角形の内角の和が180度、その他n角形の内角の和は、180°×(n-2)、アインシュタインが解き明かしたE = mc²「イー・イコールズ・エムシー・スクウェアード」の如く、世界が神の摂理に従っていると思考します。ところが神に「目的原因」をありとする「目的原因説」は、「もし神が目的のために働くとすれば、神は必然的に何か欠けるものがあってそれを欲求していることになります。「もっとも神学者ならびに形而上学者たちは需要の目的と同化の目的を区別してはいるが、それでもやはり彼らは神が一切を被造物のためにではなくて自己自らのためになしたことを承認する。なぜなら彼らは、創造以前においては、神のほかには神がそのため働くような何ものも示すことができないからである。したがって神がある物のために手段を用意しようとしたと言うなら、神はそのある物を欠いていてそれを欲求した、ということを必然的に彼らは承認せざるをえなくなる。これは自明の理である。」とし、更なる追評というよりは痛烈な罵倒を加えています。此のことからスピノザへの迫害が何故にあるかの根拠が垣間見えるでしょう。量子重力理論のように観測物理科学を根拠にした認証哲学であれば、此処までの迫害は受けなかったでしょうが、スピノザの骨頂は認識哲学にあります。認識の行き尽くところは「同化」があると言っても良さそうです。西田幾多郎の「直観知」には認識の全てがあります。西洋思考と東洋思考の論理的流れには多々異はありますが、基底的には共通するものがあります。



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最終更新日  2021年05月11日 06時02分14秒
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