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2006年10月08日
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予定日の朝である。
陣痛は昨日から痛みが強くなるわけでもなく、周期が5分くらいになったかな?くらいだった。
破水してから48時間以内に出産しないと、感染症になりやすいとのことだったので、私は微弱陣痛だと診断され、陣痛促進剤で出産することになる。
本当に今日産まれるんだと、緊張がはしる。

午前10時頃から、陣痛促進剤の投与が始まった。
最初はまだ我慢できる痛さが続いていた。
医師が「笑えなくなるくらい痛くなったら、そろそろだよ。」なんて言って去って行った。
正午になると、私の中の痛さの経験値のMAXに到達した。

助産婦さんが来て、「お昼食べれる?」って聞く。
心の中で、『聞かなくても無理なのわかってるだろ!』と思いながら首を振る。
すろと、「じゃ、ご主人、部屋で食べてきてください。」
『うへ、私が苦しんでるのに付き添いが離れて、しかも私のご飯を食べに行くってあり?』
『一緒に我慢しようよ』って感じだったが、旦那もてんぱってるもんだから、そそくさと部屋に戻りご飯を食べに行ってしまった。
私の陣痛との戦いはまだまだ続く。
旦那が戻ってきてしばらくすると、陣痛も尋常じゃない痛さになっていて、破水・破水・破水と続く。
助産婦さんが来て、分娩室に促される。
陣痛の合間をぬって、年寄りのように、分娩室に向かう。
「ゆっくりでいいですから分娩台に上がってくださいね。」と助産婦さん。
なんかすごくアナログ的というか、自力でなにもかもやるのかと、痛さに耐えながら思っていた。

もう目を開ける余裕もなく、只ひたすら痛みに耐え、呼吸を整えていた。
『パン!』って感じに破水の大砲がきた、助産婦さんが「仰向けになりましょうね。」と言って、仰向けになる。
とりあえず分娩の姿勢をとるが、足とかを固定するわけでもなく、助産婦さんは「ここから後2時間くらいかもね、全開してるから思い切りイキンデいいよ。」なんて立ち去る。
こんなに痛いのにまだ2時間なんてありえないって思った。
イキンデいいんなら勝手に産んでやるって思い、改めて自分の中で呼吸を整えながら、早く産まれてくれ~っと念じながら頑張る。

頭が出てきたような感覚を覚え、旦那に「助けて、出てきた。開けて!」と訴える。
開けてとは、オムツみたいなのをしているからなのだが。
旦那はビビッて助産婦さんを呼びに行く。
助産婦さんが来て、確認し、旦那に「先生呼んで来て頂戴、外来にいるから。」と頼む。
旦那はあたふたと先生を呼びに行く。
助産婦さんは私に「ハァハァして、待ってて。」と言う。
私は痛いのに待つか、ハァハァって犬か!って思い、勝手にイキム。
間もなくして先生到着、私も安心して全力でイキム。
なんだかんだで、子宮全開から20分程で無事出産することができました。
産まれたとたん、痛みが嘘のように消え、気が付くと胸に赤ちゃんを乗せられていた。
産まれると感動の涙とかあるんじゃないかと思っていたのに、そんなことはなかった。
旦那もなくんじゃないかと思っていたが、そんなことはなかった。
私は痛さからの開放と、出産の達成感とでもう脱力していた。
そして休むことなく、次の出産が控えているということで、そそくさと別室に移される。
しばらく赤ちゃんを抱きながら休んでいたが、まだ、実感がわいてこなかった。
とりあえず今日はもう眠りたかった。





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最終更新日  2006年10月21日 18時04分39秒
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