往年の名曲"Cry For The Nations","Armed And Ready"でのフロアからの
大合唱はもの凄かった。
マイケルのギターソロも、ギターを股に挟むスタイルで往年の
フレーズをきっちり弾きこなしていた。
"Ready To Rock"でのライヴアルバム「飛翔伝説」通りの掛け合いも
とても楽しい。
"Into The Arena"の美しくエモーショナルなギターフレーズ。
地味に裏方に徹していたニール・マーレイがちょっとした見せ場で
2,3歩前に出てきたところも見逃さなかった。
金髪が白髪に見えるほどニールはかなり老け込んでいるように見えた。
しかしリズムに合わせてネックを前後に振るアクションは昔と変わっていない。
今回楽しみにしていた重々しくて荘厳な"Lost Horizons"では、ゲイリーも
しっかり歌えていたし、マイケルの華麗なギターソロも聴けて大満足。
"Rock My Nights Away"は高校生の時、友人のバンドがコピーしていたのを
思い出して青春ノスタルジーに浸った。
メロディの美しい名曲"On And On","Attack Of The Mad Axeman"などでは、
ゲイリーがもう少し頑張ってくれると良かったんだけどね。
ゲイリーがあまり歌わないから、そのぶん客席からの大合唱でライヴらしい
一体感が生まれるのも楽しかったけど。
アンコールではお決まりのUFO時代の名曲中の名曲"Rock Bottom"が最高だった。
これはまさにロック・アンセムだね。
2回目アンコールではムード歌謡っぽい"Dance Lady Gipsy"を演奏。
マイケルが珍しくコーラスをしていた。
マイクから離れて歌っていたからまったく聞こえなかったけどね。
マイケルの前のマイクスタンドは唯一このためだけに用意されていたようだ。
そして最後はお決まりの"Doctor Doctor"で締め。
いくぶんゆったりしたテンポで演奏されたけど、ほとんどゲイリーに歌わされる
からこれぐらいのテンポが歌いやすい。
Living Loving I'm On The Run,So Far Away From You~♪
このフレーズを歌うのがとても気持ちよかった。
ライヴ終了後は喉がガラガラになっていたことは言うまでもない。
ここまでまったく触れてこなかったけど、このライヴの見ものだったのは
サイモン・フィリップスのドラム。
これが圧巻だったのだ。
さすが職人といったところか。
時折、気に入らないスティックが何本かあったのか、ドラムを叩きながら
ステージ袖に何本もスティックを放り投げていた。
客席に投げ込んでくれても良かったのに・・・。
最後にメンバー全員がステージ前に並んだ時、サイモンの体の小ささに驚いた。
こんな小さな体であれだけパワフルなドラミングができるものなのかと・・・。
26年ぶりに観たMSGのライヴだったけど、昔とほとんど変わらないセットリスト
というのが何よりも嬉しかった。
それをまた昔通りに演奏してくれるのだから終始ノスタルジーに浸れる。
たまにはこんなライヴもいいもんだね。
マイケルはやっぱり神だった。
今ツアー完全固定のセットリストは下記の通り。
01.Feels Like A Good Thing 02.Cry For The Nations 03.Let Sleeping Dogs Lie 04.Armed And Ready 05.Victim Of Illusion 06.Ready To Rock 07.I Want You 08.A Night To Remember 09.Into The Arena 10.Lost Horizons 11.Rock My Nights Away 12.On And On 13.Attack Of The Mad Axeman 14.Ride On My Way 15.Rock Bottom 16.Dance Lady Gipsy 17.Doctor Doctor