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2006.11.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私は、長女が小学校2年生の時に離婚して、母子家庭で5年間育ててきました。
離婚前から、家庭は不安定で娘には大きな心配を与えてきました。

また自分自身も、両親が離婚していて、新しい母が遠慮気味に対応してくれるので、ガミガミ叱られているお友達がうらやましくてたまりませんでした。

自分が家庭をもったら遠慮しないで、子どもにはガミガミ言って親の威厳を保ってちょっと怖い母親でありたいと思っていました。

でも、娘が中学生になるころから、表情が暗くなり自信がなくお友達ともうまくやっていけないこと目立ちました。
「どうしてなんだろう?自分はこんなに社交的なのに・・。」
高校になって娘はとても良い成績をとりましたが、いつも不安そうでした。よそのお嬢さんのように、自由気ままなところが無く、いつも人目を気にして、人と自分を比べて劣等感を選んでしまっていました。

「もっと明るい表情で、自信を持って生きなさい!」なんて
それでもまだそんなことをガミガミ言っていました。


娘には素晴らしいところが沢山あったのに、「世間様に迷惑をかけぬよう」とでも考えていたので
欠点ばかりを指摘して切磋琢磨しているつもりでした。

高校を出るときに娘は「絵描き」になりたいと言いました。
私は「絵描きでは食べていけないでしょう、まずは手に職を持って趣味で絵を描けばいいのよ。」と言いました。
娘は私や進路の先生の薦めどおりに看護学校へ行き、看護師になりました。

そして今、娘は看護師という仕事が本当に自分のしたいことだったのかと悩んでいるのです。

私の子育ての方針は、娘にとって効果的ではありませんでした。
保育園の子どもたちにはしないことを、わが子だからという理由で特別な所有権をもってしまっていました。
娘を一人の人間として尊ぶことをしていなかったのです。

私はそのことに、3年前ころから気づき始めていました。
そして、抜本から「家族」「子育て」と言うもの価値観を組み立てなおすために様々な本を読み研修会に通いました。


子育ての本質は
自分で判断して、自分で選んで、結果に責任をとることのできる自立した人へ導くことなのだと。

だからこそ、正しい判断ができるように家庭がいつも温かで安心できる場である必要があったのだと。
それなのに、私は娘が学校に行くときも帰ってきてからも可愛がったり優しい言葉をかけてやったりすることをしていなかったのです。忙しいかガミガミいってるかでした。

娘が20歳になるころから一切ガミガミ言うことを止めました。

娘にも「一番大切なことは、家族が仲良しで互いに温かく思いやることの方だった。」と誤りました。娘も喜んでくれました。

母親に認められていない娘は自信がないのは当たり前でした。
特に「先生」と呼ばれる立場の母親を持つと周りが母親を認めているように見えるのでますます「自分がだめな人間なんだ」と考えるのでしょう。
自分を認めることも出来なくて、人とじぶんを比べて劣等感をもつのも当たり前のことでした。

そんな中でも、一生懸命私を信頼し愛してくれた娘に本当に感謝しました。

今、仕事を辞めて大学に行き学び直したいという娘に、
心からエールを送ります!
「あなたなら大丈夫!きっと本当に求めているものを見つけて輝いて働く場に出会うことでしょう」
いつも寄り添い、友好的に関わり、傾聴し、信頼し、励まし、思いやり、支援して、優しくよりよい情報を提供していきます。

あなたの人生は、あなたのものです。
自分で判断して、自分で選んで、結果に責任をもつ
大人への道を歩んで欲しい!!

愛するわが娘に
大好きな高村光太郎氏の詩を贈ります。
「僕の前に道は無い、僕の後ろに道はできる」

貴方と出会えたこと、その存在に支えられて生きていたこと。
この多いなる感謝に
母は、
貴女がこんなに、大きくなってから気づいたのでした。





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Last updated  2006.11.01 11:07:57
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