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July 30, 2009
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テーマ: お勧めの本(8118)
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『ゴールデンボーイ』
スティーヴン・キング 著
浅倉久志 訳
新潮文庫

今更申すまでもございませんが。

『ゴールデンボーイ』の中の中篇『刑務所のリタ・ヘイワース』が、『ショーシャンクの空に』として映画化されております。

スティーヴン・キング氏、夥しい数の作品が映像化されております。
そして、その中には映画とこれ以上望めない幸せな結婚をしているものがあると、私は思うのであります。


その代表が『ショーシャンクの空に』。

誰もが好きな物語なのではないでしょうか。
この映画が嫌いって人を、私は知らないです。

無実の罪で投獄されたアンディが、30年余りをかけて希望を棄てず脱獄に成功する物語です。

このカタルシスと、レッド(モーガン・フリーマン)との友情など、非常に完成度の高い作品かと。
(数回観ると初回の瑞々しい感動は減るんですけどね、何故か。)


尤も作品を読んでからの映画観賞ではなく、もし読んでから観てたら「えー」って思ったかな・・・
いや、でも、この作品に関しては、それは無い気がします。

何故小男設定の主人公を、よりによって大男のティム・ロビンスに?という先ず最初の違和感はあるかもしれませんが。

この中篇を映画化するに当たっての変更点は、映画を映画たらしめる上で必須だったと思うし、原作を損なう部分は殆どなかったかと。

元々キング氏の作品は視覚的で説明調なので、そういう意味では最初から映画化向きなのでしょう。


脚本担当のフランク・ダラボン氏は、キング作品の監督も多いので、お手のモノだったのかも。

じゃあ、小説がつまらないかと言えば、無論そんな事はなく、主人公のアンディの人間像は、当り前ですが小説の方がぎゅっと描かれております。

その描き方が良い感じなのです。

文章だけで視覚を排する長所と言うのが、映画と原作の比較で現れるかと。

この『ゴールデンボーイ』はキング氏の作品の中でも傑作と言われてますよね。










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Last updated  July 31, 2009 07:35:38 PM コメント(2) | コメントを書く
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