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カテゴリ: カテゴリ未分類
2017、3、25
三年間の学生生活ではもちろん様々な多くの体験があり、嫌なこと、嬉しいこと、
感動、この年で初めて思い知らされたこと、若い人たちから教えられたこと、集団意
識の恐ろしさなど、たくさんあった。
それは自分自身を客観的に見直す機会にも繋がった。
しかしここでそれを説明することは個人情報、学校の内容などを開示してしまうこと
に繋がり、まずいことになりかねない。
特に我々医療従事者を目指すものとして、口うるさく戒められることの一つに「守秘義務」がある。
よってここでは僕自身のことしか述べることができない。
学問のことを言えば、僕は京都の盲学校で小、中、高とほとんど勉学に気を向けなか
周りの者も勉学に力を入れているものはほとんどいなかったし、入れたところで大
学への進学は困難を極めた。
なぜなら盲学校での勉強は弱視者や点字使用者の読書スピードや勉強量の可能範囲の
関係で、普通学校のそれとは異なり著しく遅れて、例えば数学では数1を三年間で終
えるのが精一杯なのだ。
よって高校卒業時に共通一次を受けるレベルに遠く及ばない。
よって目の不自由なものは皆高等部の上に据えられている理療かに進む。
当時はまだ国家試験が開始されておらず、地方試験という受ければほとんど通るとい
うものだった。
そのようにして視覚障害者の食べていく術がかろうじて確保されていたのだ。
だから先生も親もそこまで強く勉強を強制しなかったように思える。
よて本人たちも切羽詰まらないので勉強なんかしない。
でも僕はそんな視覚障害者の生きる道がこの世に一つしかないという現実がたまらな
く嫌だった。
そして音楽というものを通じてなんとかそのレールから抜け出すことに成功した訳で
ある。
しかしそのことが自分にとっての地獄の蓋を開けることになろうとは、そのときは知
りようもなかった。つづく





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最終更新日  2017.03.26 00:17:34 コメントを書く


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