chao★chao

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2015年12月20日
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カテゴリ: 大事な日
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  11月25日の入院で履いていった靴。

  これを再び履いて我が家の玄関に帰ってくることは、叶いませんでした・・・。

  この16日、早朝6時半ころ、

  彼の手を握り、目を覗きこみ、名を呼びかけ続ける私を独りおいて、

  モエドラ君はついに、 虹の橋を渡って逝ってしまいました。

  朝陽射しかかる直前の薄い朝靄の中を。。。。

  彼の御誕生日の翌日のことでした。

  満54歳と一日。。。



  前日15日、いつもの病院へのお通いさんから帰って、の夕刻に、

  担当の先生から直に、「熱が上がって意識混濁の急変のため、

  すぐ来てくださいっ!! どの位でこられますかっ??」と電話が・・・ (゚Д゚;)

  義姉にだけ、急ぎ連絡してクルマで駆けつけました。

  義姉も夫婦で二人して私のあとから来てくれました。

  白血球を極端に下げているために、感染症にやられ

  更にその時、敗血症となっていたのです。

身体の一部が細菌による炎症を起こしていて、その細菌が作りだした毒素が血液で全身に運ばれ、高熱を発す。

  夜中の2時過ぎになって、ほんのすこ~~しマスクの下の息使いも持ち直してきて

  熱もさがりはじめて・・・9度台から、8度3分に。

  私は、そのタイミングで義姉夫婦に彼をお願いして、

  その間に夜中の空いた高速すっとばして家にいったん戻りました。

  ベリちゃんのこと何もせずに来ちゃって、せめてエサ箱いっぱいにして

  水も取り替えて。。。もしかしたら、次に帰ってくる時間読めないし、  

  ほかにもいろいろ、ヤリッパで出ちゃったし。

  大急ぎであれこれして、再度支度して8FからPへ降りる途中、

  「呼吸の仕方が変わったから、すぐ戻ってって!」のメール。

  そこからは夜中でもあり、トラックばかりの高速を、

  幸いにもプロのドライバー群の流れに乗って、縫って、超高速運転で、

  新記録30分で彼にベッドへ戻りました。

  私がそばに戻ってほぼ1時間、モエドラ君は頑張りました。

  そして、もうすぐ夜が明ける、という頃、ついに逝ってしまったんです。

  いままで、このブログ上でも、

  たくさんのブロ友さんにモエドラ君のことを

  ご心配いただき、応援していただき、

  あたたかいお気持ちをたくさん頂いて励みにしてきました。

  そういうことを思いますと、

  残念無念・・・というのが正直な気持ちです。

  元気になりました、ありがとう!! って、いつか言えるように

  頑張ってきたつもりだったのに、ね。 (T_T)

  今日はもう20日ですから、16、17、18、19、と、「そのこと」は脇に置き、

  フツーのブログをUPしてきてまして、スミマセンでした。

  ウソは書いてきていません。けど、

  う~~~~ん、あまりの急なる大事件を、咀嚼しきれず、

  このコトはすぐに書くことが出来なかったんですね。

  16日の分はね、夜中に一度ベリちゃんのことで家に戻った時、

  とんぼ返りで病院に再度出かける直前に、ちゃちゃっと短くUPしました。

  以降UPのみで、いただいたコメントは読めたものの、さすがにお返事は無理!

  よくそんな時にフツーの顏してフツーのことをUPしてきたもんだ、と

  思われるでしょうが、

  でも、いくら夫に逝かれてしまったとはいえ、

  24時間隙間なく、そのことばかり考えていられる訳じゃないですものね。

  それどころか、彼を送るための慣れない準備で猛烈なる忙しさ!

  美容院だってここらでどうしても行っておかないと。

  だって、私「喪主」なんだもの。。。。 (*_*)

  いよいよ今日20日がお通夜です。

  そして、明日21日に告別式。。。。

  彼の生まれ育った場所、子供の頃友達との日々の遊び場でもあった

  懐かしいゆかりの地の会館で執り行います。

  16日に亡くなって、斎場の関係で暫く間があったことはヨカッタです。

  お通夜までは、さる専門のところで彼を預かっていただいてまして、

  毎日、そちらへ会いに行っていました。

  葬儀社の担当のかたも毎日、ワタシの時間合わせて来て下さり、連絡とミーティング。

  2月まで住んでいた等々力方面のテリトリーでしたので、

  かえって馴染のある地域でした。

  もう、なんだかなぁ~~、夢であってくれろ、という気持ちです。

  いっちばん驚いているのは、間違いなく本人だと思います。

  2年前の12月11日、かかりつけ病院からの紹介で初めて日赤を受診し、

  即「急性リンパ性白血病」と診断されたとき、

  担当のA先生は、その時点で仰いました。

  「いつなんどき急変し、死に至るともわからない病気なんです。」って。

  その「死にいたる急変」が、コレでした。


  ちゃんと生きておじいちゃんになったら、彼ってどんなだったろう・・・・。

  自分だけ若いまま逝っちゃうなんて、ズルイですよねぇ。

  さて・・・今日から2日間かけて、お別れの儀式です。


  先生から急変で呼ばれて到着し、すでに朦朧とした彼のベッドで、

  すぐ手を取って呼びかけた時、

  ゆるく、儚く、でも確実に、握り返してきた彼の手の感触は忘れません

  私が一緒に居ること、わかってくれた。。。


  皆様、丸々2年間という長きにわたる彼の闘病に

  たくさんのお気持ち、応援、本当にありがとうございました。

  モエドラ君と共に、心より御礼申し上げます<(_ _)>

  今日は長いブログを読んでいただき、ありがとうございました。


I miss you...






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Last updated  2015年12月20日 09時25分10秒 コメント(27) | コメントを書く


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