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2021年02月21日

[2/21] シネマ歌舞伎「阿古屋」観て来ました♫

(18)

カテゴリ：映画は素敵♪

＜阿古屋＞

　　まぁ、久しぶり...と思ったのですが、よく数えたら、あれ？
　　2カ月ぶりでした( ;∀;)
　　もっと離れていた気がしちゃってましたが、
　　東銀座に足を運び、シネマ歌舞伎を楽しみました。

　　女形最高峰の舞台、といわれる「阿古屋」です。
　　
　　こんなオハナシ
平家滅亡後、鎌倉の源氏方に追われる平家の武将、景清の行方詮議のため
　　　引き立てられた、恋人阿古屋。
　　　景清の居場所を知らぬという阿古屋に、代官、重忠は、
　　　心に偽りがあれば、演奏の音色が乱れるはずだとして、
　　　琴・三味線・胡弓の三曲を演奏させる。
　　　しかし阿古屋は乱れのない、見事な演奏を披露し、解放されるのであった、

　珍しく、一幕一場のスッキリ舞台なのでした！
　　しかしながら
　　この琴・三味線・胡弓の演奏、というところがミソで見せ場であります。
　　表現力、美しさはもとより、更にこれらの楽器の高度な技術も求められます。

　　胡弓なんて、私には中国の楽器という観念が強く、奏でられる音曲も中国風の
　　イメージしかなかったのですが、　　
　　これ観て吃驚、認識かわります。。。
　　琴も、三味線も、素人目、いや、素人耳にも素晴らしいのですが、
　　胡弓も更に、でありまして、
　　やはりこの三つすべてを、ここまで出来てこその「阿古屋」なのだと思うと
　　ただただ美しいだけでない、玉さまの底力に感服いたしました。

　　そして、
　この先「阿古屋」をできる女形は誰？？

　　玉さまは、解説の部分でも喋ってましたが、
　　先達から受け継いできたこの「阿古屋」を、自分も次の世代に手渡していかねば、と。
　　では、誰に？？

　　七之助ちゃん？？？？

　　どうなんだろ。
　　一番華のある女形は、玉さまのあと今のところ七之助ちゃんしか浮かばないけど、
　　いつかこの大役が出来るんだろうか、彼に。
　　玉さまは彼に渡すつもりでいるのでしょうか。
　　七之助ちゃんは渡してもらえるのでしょうか。
　　人知れずお稽古しているのかしらん。。。やっぱり。
　　ど～～～なんだろう？？？

いつの日か、七之助ちゃんの「阿古屋」を観られるような日が来たら、
　　玉さまの深い 気持ちも重ねて、静かに嬉しく思います。

　　 予告編(0'59")こちらからご覧いただけます。 
衣装もとても格調高く美しいですので、
　　是非、上をクリックしてご覧ください✨ d(^-^)

　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　　たまに、街や、駅のコンコーンスのショップを横目ながら覗いて歩くのも

　　楽しかったです♫

　　また今日から、なるべく外出控えめの日々ですが。。。

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