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昨年は新型インフルエンザで大騒ぎしましたが、「大部分の患者の症状は
季節性インフルエンザとあまり変わらないとか、多少軽かった」と総括し、政
府の新型インフルエンザ対策本部も解散しました。
では、今年のインフルエンザの流行はどうなるのでしょうか。H3N2(A香港
型)が中国で発生しているほか、日本国内でも10月以降、このタイプの集団
発生や、小流行が全国で多発しているので、今年のインフルエンザの主流は
A香港型になるかも知れないという見方があります。確かにA香港型は過去
2年間で流行していませんから、免疫を持っている人が少ないため流行しや
すい可能性があります。
A香港型は比較的重症になることが多いインフルエンザだといわれていま
す。高齢者が肺炎を合併する率も高いので、早めの対策が必要です。
今年のワクチンは昨年パンデミック(爆発的感染)を起こしたH1N1と、この
H3N2とB型という3種類のインフルエンザ株が入っています。
今年のインフルエンザの流行は昨年のように新型インフルエンザ一色だけ
という具合にはならないようです。流行期を迎えた南半球では、新型H1N1に
加えて今話したA香港型とB型の流行が認められています。おそらく日本もこ
れらの3種のインフルエンザの混合感染が起こるでしょう。積極的にワクチン
を受けたほうがいいと思います。