ちゃと屋の本棚

ちゃと屋の本棚

2008年04月24日
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カテゴリ: ☆本の感想
家にあったので読んでみました
心では重すぎる



新たな依頼に応じて東京駅に着いた私立探偵・佐久間公を、異様な男が待っていた。佐久間が働く「セイル・オフ」のメンバー・雅宗の心を支配し、壊そうとする“飼い主様”のメッセージか。警戒する佐久間。一方、依頼は数年前に消えた人気マンガ家「まのままる」を探すことだった。完全に断たれた手がかりと関係者の強い拒否―硬い壁を突き崩すような佐久間の調査から、まのをめぐる犯罪の影が浮かび上がる。調査の合間に“飼い主様”を渋谷で探す佐久間の前に現れたのは、邪悪な意志と強烈な憎悪を放つ少女だった。第十九回日本冒険小説協会大賞に輝く傑作長編ハードボイルド。


初めて大沢在昌さんの本を読みました。
あんまりハードボイルドって読んだことないんで、最初の方は戸惑いながら読み進めました。
この本はハードボイルドなんだけど、それほど暴力的ではないし、銃撃戦があったりもしないので普通にミステリーっぽく楽しめました

主人公の私立探偵佐久間公がシブいっ

男の友情ってやっぱり女同士の友情とちょっと違ってるんだなぁ。

暴力団の争いなんてのも出てくるんだけど、暴力団ってのも頭使って運営(?)されてるんだなって変なところに感心した。
大人(佐久間とか暴力団とかも)は損得とかわかりやすい論理的な動きをするんだけど
それに対して渋谷の若者たちのそのときの雰囲気やら先の見通せない行動がコワイ

大人vs若者って構造はいつの時代でもあるんだけど、
「若者は何を考えてるかわからない」では済まさないで
理解しようとする佐久間はエライっ

大人の考え・やり方と若者のそれとは違ってて、それでもっと物語が複雑になってるんだなってわかるのは最後のほう
作中で佐久間が事件にのめりこんでいくように、読んでる側もだんだんとのめりこんでいく作品でした。

で、佐久間公ってシリーズモノだったのね。解説読んで知りました




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Last updated  2008年04月24日 07時39分44秒
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