ちゃと屋の本棚

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2008年10月16日
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カテゴリ: ☆本の感想
松井今朝子さんの 吉原手引草 読みました




なぜ、吉原一を誇った花魁葛城は、忽然と姿を消したのか?遣手、幇間、楼主、女衒、お大尽―吉原に生きる魑魅魍魎の口から語られる、廓の表と裏。やがて隠されていた真実が、葛城の決意と悲しみが、徐々に明らかになっていく…。誰の言葉が真実なのか。失踪事件の謎を追いながら、嘘と真が渦巻く吉原を見事に紡ぎあげた、次代を担う俊英の傑作。


第137回直木賞受賞作品
時代小説だし、吉原を舞台にしてる私好みの小説かなと思って読んでみました

この作品、ちょっと変わった小説
一人の男が葛城が姿を消した事件について関係者の話をずっと聴いていく


なので、最初は何の事件なのかすらわからないし
戸惑いもありましたが読んでいくうちにどんどん引き込まれました

最初にわかるのは聞き手の男がどうやら若者でイケメンで吉原は初めて
ということぐらい
男が教わると同時に読者にも吉原の習慣やら仕組みやら最初に丁寧に教えてくれてます
予備知識がないと話がわからなくなっちゃうから
なんて親切~

華やかな吉原の裏にはこんなことになってるんだぁ、
とかすっかり自分が聞き手のイケメンになったような気分

ホントにいろんな人の話が聴けるんだけど

どの人の話も「さもありなん」と納得できるものばかり
随所で江戸の粋だったり人情が見え隠れしてるのも

最期には吉原一の花魁失踪事件の真相も聞き手のイケメンが何者なのかも
ちゃんと解決したので安心

読み始めたらやめられない1冊ですよ

吉原御免状改版



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Last updated  2008年10月20日 07時34分18秒
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