ちゃと屋の本棚

ちゃと屋の本棚

2008年11月20日
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カテゴリ: ☆本の感想
恩田陸さんの ロミオとロミオは永遠に を読みました



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
日本人だけが地球に居残り、膨大な化学物質や産業廃棄物の処理に従事する近未来。エリートへの道は唯一、「大東京学園」の卒業総代になることであった。しかし、苛酷な入学試験レースをくぐりぬけたアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と、閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。やがて最下級の「新宿」クラスと接触したアキラは、学園の驚くべき秘密を目にするが…。


人間が住むことがぎりぎりの状態になった地球が舞台
そこに日本人が残されて負の遺産の処理をさせられる近未来
少年たちが「大東京学園」で繰り広げるアドベンチャーっぽいお話

高校名が 「大東京学園」 だけあって、
大東京タワー と観覧車 国会議事講堂

クラス名は23区になってるし、走ってる電車 山手線 だし
ディズミーランドはあるし(そこに生息するねずみは「ミッキー」というらしい
遊び心満載 です

さらに、目次がぜ~んぶ映画のタイトルになっているのも面白い

エデンの東
奇跡の人
未知との遭遇
王様と私
風と共に去りぬ
・・・・などなど
誰でも章題のうちの一つくらいは聞いたことがあるはず

大東京学園では奇妙な教育方針のもと、日々の授業(労働)と毎月の熾烈な実力テストが行われる
これが生徒なんて痛めつけてなんぼのもの、という想像を絶するもの

卒業総代になるのを目指していた二人が次第に脱走へと心が傾いていく・・・・

シゲルはかなりの美少年
で、やっぱり美少年には姉がいるのよね
(勝手なイメージなんだけどキレイなお姉さんが欠かせない気がする)
かなり冷静なところがあって、影があって、、、って典型的
逆にアキラは明るい体育会系

2人とも学園の地下で行われてるサブカルチャーの部活に入るんだけど
この20世紀のサブカルチャー
いま読んでいてもすでに懐かしい、、

人面犬・口裂け女・黒板消し落とし・「ニューヨークに行きたいかぁ!」・ローラースケート
などなど
だいぶ私の年齢がわかるな、、、、

この作品自体あちこちにパロディーがちりばめられていて
それに気づくかどうかでこの小説の面白さって変わってくると思う

上下それぞれの巻末についている 20世紀サブカルチャー用語辞典 も読んでて笑えたりする
しかもここで初めて SMAP Sports Music Assemble People の略だって知りました
ためになる~

そんなちょっと学べちゃったりする小説です

読んでると 「そういえば今って21世紀なんだぁ」 と実感できます
と同時に、 自分ってまだ20世紀を生きてるかも、、、 とも思っちゃった

20世紀を生きた人が読んで楽しむ小説なんですね!!
平成生まれくらいだと、ちょっと面白さ半減するかもしれませんね


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Last updated  2008年12月25日 07時40分31秒
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