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半世紀も生きてきて
まだまだ知らないことが
こんなにあったんだ~!
と思うことしきりです。
日本の伝統やしきたりって
あらためてスゴイなぁ!
と思います。
そんな 「へぇ~!知らなんだ~」
ってことをこの際、ピックアップして
書き留めておこうと思います。
まず最初は 「今様色」
「いまよういろ」 と読みます。
和菓子のブログ を見ていて
生地を今様色に染めてみた!
というのがあって、
どういういわれの色だろう?
と調べてみました。
今様とは、
今流行、 はやりの色という意味で
少し淡い紅色 のことです。
遅くとも10世紀頃には流行していた
色ということです。
その今様色がこちら

平安時代の高貴な人々 は、
衿や袖口にあらわれる配色、
仄かに透けて見える裏地の色など、
絹織物を重ねて着用することによって
生まれる視覚効果
を楽しみ、競いました。
『源氏物語』
の名場面のひとつ
「歳暮の衣配り(きぬくばり)」には、
太政大臣となった 光源氏 (35歳)が、
その年の暮れに、妻や娘たちが新年に装う
晴れ着(絹織物)を選ぶ様子が描かれています。
光源氏が最も寵愛した紫の上に贈ったのが
「紅梅のいと紋浮きたる葡萄染(えびぞめ)の
御小袿(おんこうちき)、
今様(いまよう)色のいとすぐれたる」

こちらの色です。
紅花の花びら は黄色ですが、
水に入れて黄色の色素をもみ出すことで、
赤の色素が抽出 されます。
平安時代、紅花を使って染める紅色は
非常に高価 だったため、
高位の官人以外の着用を禁じる
「禁色(きんじき)」とされ、
今様色もこれに含まれてたそうです。
そもそも色の名前が
こんなに細分化されている国は
日本を置いて他にはないそうで
四季折々の美しさを
愛でた繊細な日本人の感覚 を
誇りに思います。
※注※
「色合いについての表記は
書物によってばらつきがあり、
『源氏男女装束抄』には
『今様色とは紅のうすき、ゆるし色』(= 淡いピンク色 )、
『胡曹抄』には
『今様色トハ紅梅ノ濃ヲ云也』(= 濃い赤色 )
と記述されていました。
現在では、紅花染めの濃い赤色を指すと
考えられています」
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