風の日には風の中を

< 新しい記事

新着記事一覧(全119件)

過去の記事 >

2005.05.13

「鍵を開けるつもりで」

(16)

テーマ：どんなテレビを見ました？(79908)

カテゴリ：カテゴリ未分類

渡米し、結婚。夫の暴力から逃げようと思ったとき妊娠が発覚。

おなかの子を暴力から守り、出産。そして半年後に逃げるように日本へ。

ハーフであることから学校でいじめられる息子イサ君。

小学校を退学させ自分で勉強を教える日々。

そんな中、登山家の野口さんが誘ってくれた屋久島で、初めて学校に行きたいと思ったイサ君。

屋久島の学校に編入させるために「たとえ息子が死んでも文句は言いません」という
誓約書まで書き、片時も離れたことがなかったイサ君を一人屋久島へ行かせます。

そこで素晴らしい人達と出会い、たくましく成長していきます。

お父さんの暴力が原因で離婚した。お父さんは恐ろしい人。。。

真実を問う息子に綾戸さんは、元夫を非難する言葉ひとつ言わず
「おとうさんは優しすぎたから、自分の弱さを隠すため暴力をふるってしまっただけ」
と話します。

どの場面でも、彼女の前向きな生きかたが伺えました。

子供を守るためにはどんなことでもする。でも、決して愚痴を言ったり人を責めたりしない。

強くて優しくいつも明るいお母さん。

とっても素敵な方です。

華奢で小柄な体からは想像もつかないほどの、大きなエネルギーを感じました。

「鍵穴に鍵を入れようとするとき、焦っていると入らないけど
ぽ～っとしてるとスッと入るでしょ。一つひとつ鍵を開けるつもりで、ゆっくりいったらいい」

どんなことも受け入れてきた彼女の言葉はとても心に響きました。

今回の番組では子育てのことが中心でしたが、彼女は他にもたくさんの苦難を経験してきたはず。

それを持ち前の明るさとバイタリティーで乗り越えてきたのです。

私の悩みなんて小さいなぁ。。。私はまだまだがんばれる！

彼女の言葉と笑顔にパワーをもらうことができました。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう