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この本は TMS理論 (緊張性筋炎症候群)について書かれた『サーノ博士のヒーリング・バックペイン』の続編です。
邦題は、「心はなぜ腰痛を選ぶのか」ですが、腰痛だけではなく、肩こり、背中の痛み、膝痛、全身疼痛等について、無意識下に抑圧された不快な感情が、なぜ、体の痛みを引き起こすのか について、詳細に書かれています。
さて、心がなぜ体の痛みを選ぶのか、その理由を知る前に、TMS理論について、簡単におさらいしておきましょう。
腰痛、背中、首、関節痛、肩こりなどの痛みのほとんどは、抑圧された不快な感情(怒りなど)が真の原因 である。
(いわゆる、ストレスですね。)
無意識下に抑圧された感情が
自律神経を異常に活性化させ、(緊張を引き起こす)
標的とした組織(腰など)の血流を軽く制限する。
↓
組織の酸素が不足する。
↓
筋肉や、腱に痛みが生じる。
神経であれば、痛みやしびれが起きたり、ちくちくしたり、力が入らない感じになる。
さて、では、 なぜ抑圧された不快な感情(怒りなど)が、このような体の痛みをひきおこすのか?
不快で、耐えがたい感情は、無意識下に抑圧されるが、なんとかして、意識上に浮上しようとする。
しかし、その感情が、あまりにも威嚇的で恐ろしいので、直面するのを避けるため、脳は身体に痛みを起こし 、注意を身体に向けさせ、危険な感情が意識に浮上するのを妨げる。
つまり、 痛みは、抑圧された不快な感情から、注意をそらすための、脳の戦略 なのです。
論理的に考えれば、強烈な身体の痛みを体験するより、厄介な感情と向き合い、折り合いをつけるほうが、ましでないかと思われるのに、なにせ、 無意識は 非論理的で、不合理であったりするので、 不快な感情に直面すると、反射的に反応してしまう。
TMSのほとんどは、心が、少し過剰に反応しているだけなので、痛みが無意識下の不快な感情から起きていると認識し、その感情を受け入れれば、脳は痛みを起こさせる意味がなくなるので、痛みは消失してしまう。
なので、普通はこのTMS療法の本を、繰り返し読むだけで、7,8割の人は、痛みがなくなります。
ただし、幼少時に受けた、身体的、精神的虐待などによる、トラウマが原因の場合などは、心理療法が必要なこともあります。
腰、首、肩、背中、全身の慢性的な痛みで、困っている方。
あなたの痛みの原因は、変形性関節症、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、脊柱側彎症、脊椎すべり症、坐骨神経痛、が原因ではないのです。
ぜひ、一度、TMS理論の本を読まれることをお勧めしたいと思います。
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