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2007年05月02日
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カテゴリ: 日本映画
最近、呼吸が乱れがちなので、思うところあって、一気に観なおした。何回目だろうか。







祖父は斯界の「吉岡」や「宝蔵院」を相手に一人で立ち回って負け知らずの人物だったけれど、吉川英治が雑誌かなにかのインタビューで「先生は武蔵ですか?」と聞かれて、いや自分は又八だ、と答えたエピソードが気に入っていて、自分はその境致にはまだとうていたどりつけそうにない、と米寿が近い齢になっても言い続けている。

そんな祖父の薫陶を幼い頃から受け続けているので、祖父の「武蔵コレクション」の中の吉川版武蔵を初めて読んだのは小学校の高学年の時。ちょうどNHKで役所広司の武蔵をやっていたけれど、リアルタイムでは気がついたらもう巌流島の手前だったので、ちゃんと観たのは再放送だった。世代的には12時間ドラマの北大路武蔵のイメージが強い。おかげで清十郎は萩原流行。でも、そんな僕に母親が強烈に推した錦ちゃんの武蔵はやはり別格だった。

時間があれば小説をじっくり読み返したいところだけれど、映画でもじゅうぶん。観ながら小説の文句も思い出せる。この頃の東映ってやっぱりすごい。


初めて読んだのは十歳になるかならないかの頃だったけど、人生のそれぞれの場面でいろんな異なる光を放ってきた次の言葉を、また頭の中で幾度も反芻した数日間だった。



波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は躍る。

けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水のふかさを。





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最終更新日  2007年05月02日 23時39分57秒


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